センター長挨拶

 2021年4月より留学生日本語教育センターのセンター長を務めています鈴木智美です。東京外国語大学へは2000年に着任し、この間、国費学部留学生の予備教育をはじめ、国費研究留学生の予備教育、日本語・日本文化研修留学生の教育、また全学日本語プログラムにおける様々なカテゴリーおよび日本語レベルの留学生教育に携わるとともに、大学院博士前期課程および博士後期課程における教育、また2019年度からは国際日本学部の教育にも携わっています。現在、留学生日本語教育センター長として、国費学部留学生予備教育プログラムの管理運営のほか文部科学省との必要な連携業務に携わるとともに、学内においては学部・大学院および全学的な種々の運営業務に関わっています。

 大学における業務は年々多様化・複雑化が進み、本センターにおける国費学部留学生の予備教育においても、近年、特に内外から変化の波が強く押し寄せていることを自覚せざるを得ません。外的な変化の最たるものは、昨今の国立大学を取り巻く状況の変化そのものでもあり、主として人的資源および業務エフォートの配分という形でその影響が現れてきていると思います。内的な変化と言えば、時代とともに留学の意味やその目的等に広がりが見られるようになり、留学生の気質や勉学の志向性、海外におけるキャリア形成の志向なども実に多様化していることが挙げられると思います。このような内外からの変化は、本センターにおける国費留学生の予備教育の実践にも大きな影響を及ぼすものとなっており、十分な対応が求められるところとなっています。

 一方、このような波の中でも、おそらく変わることのない「核」の部分もあります。それは、最終的に求められる教育の価値というものではないかと思います。多忙な業務および種々の制約の中でも、最後に拠り所となるところは、教育に対する誠実な貢献ということに尽きるのではないかと思います。

 このようなことを考えながら、日々、コースの先生方、留学生日本語教育センター事務室の皆さん、副センター長、および国際日本学研究院長、関係する方々のお力を得ながら、教育運営に邁進しています。 自身の教育研究もさることながら、センターの業務には「教材・教授法の研究開発とその普及を通して日本語教育の推進を図る」ということが以前より変わらず大切な柱として掲げられています。このことの継続的実践も考えていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月1日

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