JLC日本語スタンダーズとは

5技能5段階のアカデミックな日本語能力達成基準



  

JLC日本語スタンダーズの必要性

留学生30万人計画達成に向けた日本語教育の充実

  留学生が大学で勉学・研究活動を行うための日本語能力(アカデミック・ジャパニーズ)を
効果的に習得させるには「スタンダーズ」が必要である。
 
    コース設計、運営のために
  • 大学で必要となる日本語を効果的に習得できる基準となる
  • コースを作る際の基準となる
  • 担当者の意思疎通が容易になる
    教師のために
  • 指導の際のよりどころとなる
  • 教える際のレベルが分かる
  • 指導の目標が明確になる
  • 教材、教育方法が統合した形で示され指導が容易になる
    学習者のために
  • 学習目標が明確になる
  • 自分のレベルがどの程度か、足りないところはどこかがわかりやすくなる
    教育機関連携のために
  • 複数の教育機関で目標、レベルがわかりやすくなる
  • 単位互換が容易になる
  世界規準を目指して 検討中
   
   
 
   

取り組みの効果

世界的な日本語教育基準としての《スタンダーズ》の確立


取り組み内容

教材と教育方法の統合的な開発

■教材作成 『新版初版』
06年10月 実験授業開始
    08年10月 試用開始
『新中版』
08年3月 作成開始
■『全学日本語プログラム』のクラス組み替え
08年秋 開始
■日本語ライティング支援コーナー
08年11月 開始
■学習者の作文コーパス
08年12月 設計開始
■検証のために 研究会
08年12月 開催
■国際シンポジュウム
09年3月  
 
10年2月  
 
10年11月  
■達成制度認定方法確立
検討中 (11年3月現在)
       

「JLC日本語スタンダーズ」に準拠した教育の例「口頭表現」

口頭表現指導の特徴

  
口頭発表例

 1. 中心となる技能
  JLCスタンダーズの「話す(口頭発表)」「聞く話す(質疑応答・ディスカッション)」の統合
 2. 口頭発表におけるテーマ・スキル・学習項目(言語要素)
  レベルごとのスピーチ、口頭発表
レベル テーマ 時間
初級前半 自分のこと、身近なこと 私の町 1分
初級後半 自分の経験・将来の計画 将来について 1分
中級前半 自国についてのよく知っている事柄 自国の学校制度 3分
中級後半 調査を必要とする、グローバルな視点を必要とする情報 自国の環境問題 5分
上   級 専門性、時事性の高い事柄 フェアー・トレード 10分
 3. 教材の工夫
 
  • スピーチや発表のモデルを示すVTRを活用
  • 発表の談話構成を意識させる練習
  • 構成や機能に沿った、発表・質疑応答・ディスカッション・司会などの定型的表現を提示
  • それぞれのスピーチや発表でよく用いられる文型や表現を提示
 4. 評価法
  従来型の言語要素(文法・語彙・発音)の比重が高い評価からの脱却
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