アラビア語における数の文法

- 基数詞・序数詞の仕組みと性の問題 -

【 それ以降の基数詞 】

大きな数詞

「１，０００，０００」を越える大きな数詞は、「１〜１０」、「１００」、「１，０００」などと並んで、 العدد المفرد [ al-‘adad al-mufrad ] の部類に含められます。


【アラビア語で書くと】

 

【数え方】

これらの大きな数の数え方は、数詞「１，０００」と同じです。数えられる対象となる名詞（المعدود）（al-m‘adūd）は「تمييز العدد」（tamyīz al-‘adad）（＝数の弁別） 」の仕組みに基づき、単数・属格となります。

双数形を用いた数詞に関しても、同じことが言えます。



数える対象となる名詞（المعدود）（al-m‘adūd）のいかんにかかわらず、数詞部分の形は変わりません。


【大きな数を作る場合】

さらに大きな数を数える場合、「１０の・・・・・・・・・・・」、「９００の・・・・・・・・・・・」という表現をとります。この表現の作り方も、数詞「１，０００」の時と同じ仕組みです。