「はい」または「いいえ」で答えられる、Yes-No疑問文の作り方には2通りあります。
A B?/A B-kah?/A B ke?「AはBですか?」
「名詞文:A (adalah/ialah) B「AはBです」」で学んだ adalah/ialah は、平叙文のみで用いる表現で、疑問文では用いません。
質問に対する答え方は、「はい」が ya、「いいえ」が tidak です。tidak のかわりに、「違います」という意味で bukan を繰り返すこともできます。
Awak
orang
Jepun? —
Ya,
saya
orang
Jepun.
「日本人ですか?— はい、日本人です。」
Dia
orang
China? —
Tidak,
dia
bukan
orang China.
Dia
orang
Cina
Malaysia.
「彼(女)は中国人ですか?—
いいえ、彼(女)は中国人ではありません。華人系マレーシア人です。」
Buku
ini
buku
awakkah? —
Ya,
buku itu
buku saya.
「この本はあなたの本ですか?— はい、その本は私の本です。」
Kamus
ini
kamus
awakkah? —
Bukan, kamus
itu
bukan
kamus saya.
Kamus
itu
kamus
kawan
saya.
「この辞書はあなたの辞書ですか?—
違います。その辞書は私の辞書ではありません。その辞書は私の友達の辞書です。」
Itu
Prof.
Soda
ke? — Ya,
Prof.
Soda.
「あれは左右田先生ですか?— はい、左右田先生です。」
Itu
Dr.
Nomoto
ke? —
Bukan,
bukan
Dr.
Nomoto.
Lelaki
itu
Prof.
Soda.
「あれは野元先生ですか? —
いいえ、野元先生ではありません。あの男の人は左右田先生です。」
上の2つのタイプのYes-No疑問文は、話し言葉が中心で、書き言葉では普通用いません。書き言葉のYes-No疑問文は、文頭に adakah を置いて作ります。
Adakah
Encik
Taufik
guru
sekolah?
「タウフィック先生は学校の先生ですか?」
A B-kah? というパターンの疑問文は、AがBであることが正しいかどうかを聞きます。BであるのがAかどうかを聞くには、-kah をAに付け、A-kah B? と表現します。
Buku
inikah
buku
awak?
「この本があなたの本ですか?」
Ini
ke
Dr.
Nomoto?
「これが野元先生ですか?」
このパターンは、Aの部分が述語でBの部分が主語となった倒置構文です。