マレー語では、日本語や英語のように、基本語順は「主語 述語」です。主語は通常、名詞句です。述語の部分には様々な要素が入ります。ここでは、述語が名詞句の場合を学びます。
述語が名詞句の場合、次のようなパターンになります。
A (adalah/ialah) B.「AはBです。」adalah と ialah は、日本語の「です」、英語の be動詞に相当します。書き言葉での使用が主で、通常は必要ありません。adalah は述語となる名詞に修飾語があるなどし、主語の特徴を説明する際に用います。一方、ialah は主語と述語の名詞の指すものが同じである場合や、「~というのは何かと言うと」というように、主語の正体が何であるかを明かすときに用いられます。
Nama
saya
Kei.
「私の名前は慶です。」
Saya
orang
Jepun.
「私は日本人です。」
Itu
kereta
saya.
「あれは私の車です。」
Kereta
saya
kereta
kecil
itu.
「私の車はあの小さい車です。」
Dia
adalah
kawan
baik
saya.
「彼(女)は私の仲のよい友達です。」
Nombor
plat
kereta
saya
ialah WHU4680.
「私の車のナンバープレートの番号はWHU4680です。」
Punca
kemalangan
itu
ialah
kecuaian.
「その事故の原因は(何かと言うと)不注意だ。」