またまた時間が空いてしまったが、ちょうどその時期に懸案としていたチンポム展に、ようやく行ってきた。このご時世、予約をしなければならないのだが、GWまではまったくチケットが取れずー。その間、目利きの友人K氏からもお勧めの連絡をもらったので、このまま会期を逃してはヤバい!と思ったわけである。
さて、結果的に言えば大変に面白く、また行ったのはとある平日晩であったのだが、若い人々がたくさん訪れており、こういうのは関心あるんだなと心強く感じもした。いや、そのテーマを少し挙げるだけでも、「都市と公共性」、「道(ストリート)」、「ヒロシマ」、「東日本大震災」と、どーみても政治的アート、コンセプチュアル・アートのど真ん中なのである。ここにあげなかったテーマも含め、どれも興味深いが、Black of death は、その手法としても作品としてもインパクト大であった。動物(鳥だけど)も味方につけるのか、というか、東京にはこんなにカラスがいるのか、というか...。展覧会は5月の終わり頃までというが、ご関心のみなさまにはぜひお運びを~。
あと、カタログもふるっている。まあ、内容上、フツーのカタログにならないのは当然ではあるが...。