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ぼちぼち再開

新型コロナで多くのことがらが停止した4月、5月を抜けて、はや6月も終わりに近い。気がつけば夏至も過ぎた。先日は昨今話題の(?)映画館、A吉祥寺で「白い暴動」(ルビカ・シャー監督、2019年)を観てきた。サービスデイの夕方、客席は一つおきにしか販売されないというので、一杯になるかとおもいきや、10名いるかいないかの結構ガラガラ状態であった。まだまだ人びとは十分に戻ってきていない。
映画は1970年代のイギリスにおける運動Rock Against Racism(RAR)を、当事者が振り返るドキュメンタリー。90分足らずのコンパクトなつくりで、音楽が楽しい良作である。いや音楽ばかりでなく、RARの通信紙発行を担った若者たちのデザインや言葉へのセンスが抜群で、このセンスこそが、「あらゆる差別に反対する」、「反ナチズム、反ファシズム」という大義とともに、また丁寧で地道な取り組みとともに、やがて大きなうねりをもたらしたことがわかる。とはいえ、それでも当時とんでもない嫌がらせが数々あったようで、かれら自身恐怖に震えていたという。そして、その恐怖に打ち勝つための支えが音楽であったのだ!伝説のライブ部分は圧巻で、観る者にも大きな解放感を与えてくれる。いやー、久しぶりの快感!!

オンラインで映像を見せる数々の取り組みもなされたが、やはり映画館の暗闇は格別である。身の安全を確保しつつ、なるべく映画館に足を運んで応援したい。お店であれアートであれ何であれ、消費にお金を投じることが直接的に応援になる時期は、これから長く続くだろう。クラファンもいいが、心身の喜びが応援になるのは、何とも心地よい。てへ

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2020年6月26日 22:58に投稿されたエントリーのページです。

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