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昨日、虫歯の日(?)に

めずらしく朝からブログ。忙しい時間帯なのだが、今日は勤め先の健康診断で朝ごはんを食べられないため、暇である(笑)。ほんとは昨晩書きたかったのだが、疲れて寝てしまったー。
昨晩は久しぶりに市民講座に呼んでいただき、初めてP自由学校にお邪魔させていただいた。ゼミを2つ終えてからダッシュで都心に向かう。晩の19時過ぎから「グローバル経済と民主主義の未来」の連続講座の第一回目、総論という名の前座として、「私たちはどこに立っているのか:新自由主義の臨界点で」というお題をいただいていた。このテーマで一体どんな人たちが集まるのか、そもそも人が集まるのかといぶかしく思っていたが、20名以上の人気講座だそうである。ふーん ご担当様にお願いしてコメントシートを集めたら、定年を迎えたばかりの人びとや、もう何年も様々な講座に通っている方、ちょうど転職したところという方、またご自身お住まいの場所で地道な運動に取り組む人びともいらしたようだ。
総論なのでその後に続く各論を視野にいれながら、ざっくりした話をしたのだが、質問、コメントでなるほどと思うものがいくつもあった。ひとつは「新自由主義」という用語について。この用語だけでここ数十年を考えるのは無理ではないかというコメント。たしかに。ただ、さまざまに呼ばれてきたことがらに数十年の一貫性があることを示すには、わりと便利な用語であったりする。もう一つは、話しの中で少し触れ、質問でもいただいた「中国の新自由主義?」という論点である。1980年代以降の「改革、解放」の時期を新自由主義と位置づけるかどうかは、議論のあるところである。わが本務校の学生、院生には中国出身者のみなさんも割と多く、ときどきこの議論をする。どちらかといえば否に軍配があがることが多いのだが、しかしたとえば、Tアンモン事件が何であったのかを考える際には有用である。新自由主義を支えたのが雑多な社会集団であったことは、アメリカの1960年代の徴兵制廃止の議論でも、中国のこの事例でも、意外と共通するところがある。ちょうど昨日は30周年ということで、日本でも報道や記事があった。虫歯の日、だけではない。

そんなこんなで終了時間をけっこう延長してしまい、慌てて帰宅に向かった。22時にまでに食事を終わらせなければならない。どうにも間に合わなそうだったので、新宿で途中下車して格安店のチキンカレーを急いで完食。ちーん さびしい... しかし、さあ、今日は健康診断だっ!

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2019年6月 5日 06:44に投稿されたエントリーのページです。

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