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ゼミ合宿2017メモリアル1

テーマに関する考察は別の機会に(GSLの方ででも)譲るとして、ぎゅっと凝縮した忘れがたい2泊3日のメモリアルをこちらにいくつかー。参加者のみなさん、ナイスショットがあったら載せるので送ってちょー。
初日は朝、飛行機か電車か夜行バス、それぞれの手段で現地入りし、集合場所にマイクロバスがピックアップで一路、播磨社会復帰促進センターへ!国内で4つある「民営化された刑務所」のひとつである。
早めに到着したが、レクチャーのためのお部屋に入れてもらうことができた。入るやいなや、部屋の奥の「日の丸」にぎょっとする。各自の机に番号バッヂが準備され、センター内では当方は「44番」など各自、番号となって待機する(半ズボンは不可。2名ほど抵触したが自他のスペアズボンでなんとかクリア。しかしセンターのスタッフさんは、片手に囚人服のズボンを用意してくださっていた...。いっそ着てみればよかったか...?)こらっ、人形と戯れるのはやめなさいっ!
 
一通りの説明を聞いた後、いわゆる「塀の中」へ。個室や共同部屋、作業所、洗濯場、風呂場や(「癒しの」?)花壇などを見せていただく。被収容者との接触は注意深く避けられたが、微妙に交差するモメントは何度かあった。
その後レクチャー室へ戻った後にセンターのスタッフ(法務省からの方と民間部門の方、段取りの方)との質疑応答。ゼミ生の質問がさく裂した。絶妙なタイミングで矢継ぎ早に来る質問に、スタッフのみなさまはしばしば窮していた。たいへん失礼いたしました。これでも時間を考慮してだいぶん遠慮しました。ええ、当方も含めて)。時間をややオーバーしたが、最後は和やかに記念撮影。写真中央、スタッフの方が何としても職員募集のパンフをもって映っているのが味わい深い。

ふたたびマイクロバスに乗り込んで、宿泊地なんばへ。見学中の緊張がほぐれ、強烈な印象や納得いかなかった点へのコメント、うっぷん(?)晴らしがバス内にとどろいた。(が一方、早起き以来の集中が切れて寝落ちするメンバーも多々)。
朝からほとんど何もちゃんと食べていなかったため、空腹もマックスに達した頃になんば到着。チェックインもそこそこに、「粉もの」(手っ取り早くおなかにたまりますからね)を求めてホステル近くの店に落ち着いた。
これがとても狭くて貸し切り状態となったので、これ幸いとゼミの続きをさせていただいた。とはいえ、議論をしつつもちょいと一杯のつもりが、いつの間にやらー。途中からはなんと、大阪在住卒業生のPぽも合流して、院生Yひでが心ほどける一幕も。
ともあれ、なんとも実り多い初日でありました! (ところが後で聞くと、すべてのメンバーがその後2次会へ、そして3次会はまさかの貫徹に...)

(続く)(Yか、Tミー、写真提供ありがとう!)

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2017年7月17日 23:26に投稿されたエントリーのページです。

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