(すみません、暑さで表題がちょっとラリってますが、「線路は続くよ」のメロディーで読んでくださいませ~)
そう、院生の活躍が続く。今日、ちょっとした用事で院生Kくんが訪れたが、某週刊き...誌に訳業が掲載されたとのこと。うあああ、なんだかもう、みんなエライぞな。商業出版様にバッティングしないように、ちょこっとだけ↓
実はKくんに誘われて7月末、この「ニュイドゥブ」に関する集まりを聴きに行ったのだが、日本ではほとんど知られていないフランスのこの運動、「座り込み」の一種なのだが、とにかく毎日夕方から夜半までひとびとがその場所に集っては、絵を描いたり誰かの講演を聴いたり議論やおしゃべりをしたりするだけだそうなのだ。特定の何かへの抗議ではなく、デモでもなく、まして政党結成を目指すわけではない。とはいえ「青空教室」のような意味での学校ということでもない。そこへ出かけていくこと、そこでで一緒にいるということ、が重要なのだという。
はっきりとわからないところもあるが、いろいろな年齢層、職業、考え方のひとが集ってともに時間を過ごすという「実践」は、実はひとびとが相当にまともでなければ成立しないものであろう。そこにこの運動を行う社会の希望がみえる。
あ、つい内容のハナシをしてしまったが、掲載したものは抄訳だそうで、全文は「ル・モンド・ディプロマティーク日本版」のサイトにあがっているとのこと(http://www.diplo.jp/)。こちらもぜひよろしくお願いいたしますー。