某@+誌の最新号を編集Wさんが送ってくださった。わーい、ありがとうございますー。あけてみたらライフ・ヒストリーの特集で、さっそく読ませていただいたらたいへんおもしろい。責任編集協力の岸さんの「タバコとココア」などなど、ジンと心にくるものがいくつもある。これは、ウチのゼミ生諸氏にも大いに関心あるところだろうと思い、近々彼らとこれを読む機会をもとうかなどと考えた。
で、本日GW明けていつもの506Bでそんなハナシをふってみたら、おお!物知り院生Nくんが、「その雑誌、もう出てるんですか?買おうと思ってた」と!そうだったんですねー。いやいや、時代はライフ・ヒストリーですか。社会学というディシプリンは、当方にとっては近いような遠いような存在だが、ゼミ生諸氏にも社会学に関心の深い人びとが何人もいる。その一分枝としてのライフ・ヒストリーは、数量的な手法とともに(いずれも社会調査ってヤツで、質的とか量的とかの修飾語をふる)重要だが、というよりは、ひとと接したりひとが発する言葉を感じ取ったりするときのカンどころである。聞き手の心に残った言葉が書き起こされ、読み手の心にもう一度響く。その温かさは、「正義」から適正なキョリをとるために大切な感覚であるに違いない。