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44年目のプレ・イベント

昨日は目取真俊さんの講演会@法政大学を聴きに行ってきた。その前の用事を途中で失礼してなんとか開場5分後に到着したが、広めの教室にびっしりと人が入って(270人ぐらい来場したそうだ)、最後列の隅っこの席をやっと確保した。すでにご本人が講演席に座っていらしたので前に移動してちょこっとご挨拶していたら、座席前列あたりから呼びかけられた。振り向けば、あっっ!、わがデモ友のみなさんではないか!!!久しぶり~と再会を喜び合い、その素晴らしい座席の一角を空けてもらって講演を聴くことができた。ありがとうございます~~。
お話しはとてもよく整理されており、この2年ほどの辺野古の状況を映した貴重な動画や(ご本人が身体を張って撮影し続けているものだ)、このたびの不当逮捕の一件など最新の話しも聴くことができて、とてもとてもよかった。企画してくださった方々に感謝である。質疑の時間も十分とってあってよかったが、メディア関係者の質問の時間を分けてふんだんにとってあったのは、主催者の意図か講演者の要望か、うーん、どうだったのだろうか、ともあれ目取真さんはひとつひとつ丁寧に答えていらした。彼の知性の鋭さや誠実さがいっそう光った。明けて本日5月15日は沖縄の施政権移行から44年目の記念日であったが、この日にあえて東京にいることを(昨晩は宿泊せざるをえなかっただろうから)選んだのは、目取真さんには相当大きな決断であったと思われる。そうしてよかった、と思っていただけるような時間であっただろうか。
講演会が終わって、デモ友たちと久しぶりに夕飯。「夏休みにカヌー隊に参加しようか」などと大いに盛り上がった。目取真さん曰く、19歳から70歳代まで老若男女なんぴとでも可能。ただし身体も心も強くなければムリなので、第一の準備は腕立て伏せとのこと。ははは、これが一番キビシイか...

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2016年5月15日 21:26に投稿されたエントリーのページです。

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