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五月末の日々

6月に入った。先週金曜日は久しぶりに余所様からのお仕事で、インタヴューを受けた。某N社のKセミナー(名バレ)増刊号で、「これからの経済学を振り返りこれからの経済学を考える」大特集とのこと。当方にふられたテーマは、ポラニーでもシュムペーターでもなく、ピケティ関連であった(なぜー?)。1時間ほどのインタヴューをと言われていたのだが、「対話」というよりはだーっと1・5時間早口で話させていただいて、無事(?)終了。毎回授業が1.5時間なので、身体感覚としてこの時間の長さが身についてしまっているのかもしれない。ご担当様、あとはどうぞヨロシク!
週末の終わりに熊本から訃報。拙ブログでも書かせていただいたことがあるのだが、当方がまだ熊本に住んでいた頃、大人のバレエ教室(ぷぷっ)」に通っていた。主宰のM先生は、バレリーナになるわけではない素人の大人たちにさまざまな可能性を見出し、独特のユーモアで身体も心も伸ばしていくレッスンをする、若くて美人のステキな先生だった。当方がこちらへ引っ越してからも、ときどき舞台のお手伝いに呼んでいただいたりと、親しくさせていただいていた。そのM先生がご病気で亡くなられたのである。享年40歳。あまりに若い。

彼女の踊りは、しなやかさと静謐さのなかに潜む情熱がなんとも魅力的であった。昨夜は画質の粗い彼女のソロの公演映像を、ただ何度も観続けた。Mさんありがとう。あなたとともに過ごせた時間は宝物です。どうか安らかに、今度こそゆっくり休んでください。

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2015年6月 1日 22:25に投稿されたエントリーのページです。

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