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ピケティ旋風、日本にも?

その後、もちろんモントリオールにとどまっていたわけではなく帰国したのだが、一週間強の不在のためにますます仕事がたまり、息つく間もなく一ヶ月が過ぎてしまった!拙ブログを訪れてくださるみなさま、すみません!その間実は、邦訳が本日あたりに出たはずの某ピケティに関する原稿依頼をいただいていたのだが、これもほんとうにギリギリとなり、もう文体もヘッタクレもというヘロヘロの拙稿が某誌増刊号にもうすぐ出る。ああ、もっと落ち着いて書けたらよかったのに~。(そういえば明日ジャパンタイムズの記事もでるが、こちらでもピケティに言及してしまった。てへ)
しかし欧米でも韓国でも中国でも大評判というピケティの論考、果たして日本ではどのくらい読まれるのだろうか?選挙での有権者の関心のうち、社会保障に対する関心がもっとも高いと先ほどニュースでやっていたくらいだから、それなりに評判になるだろうか。

で、選挙である。R憲デモのY氏が「鼻をつまんで投票を!」と新聞に書いていた。つまりは「個人の信念や個々の論点への賛否ではなく、結果につながるような候補者に投票を」というアドヴァイスである。これは参考になりますねー。もちろん、やらなくてもいい選挙にナン百億もかけるぐらいなら、人命救助のドクターヘリを述べ何百年分飛ばせるかと思うと腹が立つのだが、とにかく投票率が上がらなければ何ともなりようがない。授業でも「学んだことを生かすためには、こうした機会に投票に行くという権利行使をしなければ!」と呼びかけている。拙ブログを読んでくださるみなさまはもちろんいらっしゃるでしょう。せっかくの意志表示の機会ですから、権利は行使いたしましょうね!

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2014年12月 8日 21:27に投稿されたエントリーのページです。

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