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2014年5月 アーカイブ

2014年5月 7日

あっという間のGW(そのココロは...)

あれはもう10日以上前のこと。さあゴールデンウィーク、やっと自由な時間がまとまってとれるので、あれもこれもやりたい!と思ってお休み初日朝に自宅パソコンを開けたら、いきなり立ち上がらず。がーん、やられた...。なぜこんなタイミングでと悔しく思いつつ、仕方なく大学へ。置いてあった古いノートパソコンをワープロ用にと鞄につめ、大学で最低限の急ぎの処理をして帰宅し、とにかくその場その場を凌ぎながらコツコツと毎日パソコンの復旧につとめた。でもよくわからないままやっているので、あちらこちらに不備が噴出。きー!その間には暦通りに普通のおつとめの日もGWゆえの臨時のおつとめの日もあり、あっという間にゴールデンウィークが過ぎて、ああ、悲しいほどに何もできないうちに平日に戻ったのだった。この間、連絡不備にてご迷惑をおかけしたみなさま、ご無沙汰したみなさま、大変失礼いたしました。なんとかまた(だいたい)元通りにやってまいりたく存じますので、よろしくお願いいたします。

2014年5月14日

先輩に続け!

今日の昼過ぎ、会議の谷間にお昼を食べて「午後の眠気」みたいな時間帯のことだった。研究室の電話が鳴って、あーまたマンションの営業とかかなーと出てみると、某全国系雑誌の編集さんからで(はっっ!)、聞けばなんとゼミ卒業生Aちゃんの卒論を雑誌に掲載したいという御依頼であった。うわあああああ、すごいっ!Aちゃんの卒論は今も外大の「優秀な卒業論文」というコーナーに載っているので、それを読んでくださったとのことだが、外部の方に関心をもって読んでいただけたこと自体もうれしい上に、きちんと認められるというのは、なんとも指導教員冥利に尽きる。ていうか嬉しすぎるっ!感激っっ!(ナカヤマ大興奮)ーで、誰かに言いたくて思わずブログを書いている次第である。
 
今年も就活やら何やらで卒論ゼミ生諸氏は苦闘しながらテーマの絞り込みや基本書の読み込みをやっているところだが、こういう先輩の事例があると、励みになりますねー。みんな、がんばれー。ちなみに上記の「優秀な...」のコーナーは残念ながら昨年度から制度が変わって全文掲載がなくなってしまったのだが(要旨のみ掲載)、こういうチャンスもあるので全文掲載もよかったのだがなーとあらためて思った。

先日は、「立憲デモクラシーの会」関連で「新婦人の会」のHさんが大学にいらして取材をしてくださった。思えばこれも電話依頼が始まりで、はじめは「しんふじん...さん?」と??だったのだが、新日本婦人の会さんですねー。いやー失礼しましたー。ゲラ明日までですねー(ほんとはブログ書いてる場合じゃない?)。大学にいても、授業や会議やその他であっちへ行ったりこっちへ行ったり、あまり落ち着いて研究室にいることはないのだが、研究室の電話は、いや落ち着いて研究室にいることは実はけっこう大事なのかもしれない、と思ったりした。

2014年5月18日

シュプレヒコール!な、ながい...

またまた目先の締切(こんどはジャパンタイムズのコラム)があってブログを書いてる場合でなかったが、今ようやく一通り書き終わった。ふう。後でまた手直しして今日明日中に送るのだが、気分転換にちょいと近況報告を。
去る15日(木)は首相が記者会見をするというので、W大での仕事の後、いてもたってもいられず官邸前へ。やはり緊急行動があるらしく(知らずに行った当方は情報弱者;)、スタッフさんたちが場所の変更(議員会館前から官邸前へ)を知らせていた。メディアも続々と来ており、すでにかなりのにぎわいである。本来は某旧友兼デモ友M氏と会合予定だったが、まずはこちらへと合流してもらい、ともに抗議行動に参加した。するとあらあら、先日取材をしてくださったHさん、しばしば金曜晩にお見かけするあの方この方、いつぞや講演に呼んでいただいて久しぶりにお目にかかる方など、多くのみなさまが参加されていて、主催者発表で参加者2000人とのことだったが、相当な熱気であった。
いつもの脱原発のコールと異なるため「シュプレヒコール」と書かれたビラが配られた。これを見て唱和すれば大丈夫である。が、「解釈改憲、絶対反対」とか「戦争するな」「平和を守れ」とノリのいいものはともかく、「安倍首相は憲法を守れー」とか「武器輸出の解禁、反対」、まあこの辺りまでは頑張ってついていくのだが、「安保法制懇の「報告」はいらない」(シュプレヒコールのなかにカッコ書きの言葉が入っているとは?!)、とどめは「解釈改憲の「基本的方向性」提示に抗議する」 -な、ながい。長すぎる。しかもこれもカッコがついている。これではうまく叫べないではないか!それでもおよそ1.5時間、声を枯らして叫び続けた。ゲホゲホ(見かねたM氏がマスクをくれた。ありがとう~。持つべきは友である)。次は6月17日(火)18:00~ @日比谷野音とのこと。(うーん、夕方まで授業の曜日...)
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で昨日はようやく映画「アクトオブキリング」(ジョシュア・オッペンハイマー監督)を観てきた(原稿やってないやん、と突っ込まないでん)。どー考えても楽しいお話しではないのだが「初夏のデート?」みたいなカップル複数を含め、ほぼ満席。すごいな。出来栄えはなーるほど、目利きの友人K氏&Y氏ご夫妻のおススメだけのことはありました。大量虐殺の当事者に、それを題材とした映画をつくらせ、それを撮影するというドキュメンタリーを逸脱したドキュメンタリーで、ツートップの対照的なあり方を中心に追っていく。特に、途中から撮影を離れた片方が現代のアメリカのやり方を批判しながら自己正当化するところなど、いろいろ考えさせられる。この映画製作自体が政治的コミットメントであることを強く生かした作品であり、かれの側もそこを意識して対応したのである。監督は1974年生まれ、若いっ!(といってももう40歳か...)。ともあれ観るべき秀作である(血などはほとんど飛び散らないです:この手のものがコワイあなたへ)。

2014年5月23日

「はい、金曜日です」

今日は金曜日。大学へ行って郵便ボックスを見ると、週刊金曜日さんが掲載誌を送ってきてくださっていた。うわあああ、出たんだっ!本日5月23日号の「格闘する思想」シリーズで、M橋先生のリードに沿ってあれこれお話しさせていただいた記録である。ありがとうございますー。ゲラで見ていたものの写真が大きい。あれは1月末の雨の降る日であった。プロのカメラマンさんが対談と同じぐらいの時間をかけて、「わたし女優よ」みたいな撮影をしてくださったのだった(多分こんなことは一生に一回だけだろーなー)。みなさまぜひ書店でみてくださいませー!あ、対談も結構大型ですー。分量が誌面ギリギリでゲラ校正の最後に(笑)などが消え、かなりスクエアな感じで完成しておりますが、実際はM橋先生がとてもとても上手に導いてくださって、編集Kさんがおいしいお菓子を用意してくださっていて、和やかな雰囲気でした(その写真はない;)。

そんなわけでこの間、何度か同社にお電話差し上げることがあったのだが、初っ端の「はい、金曜日です」という応対にはどうも毎回ドギマギしてしまった。「いや月曜日ですし」とか突っ込みたくなるし、この雑誌は『金曜日』という名前なんだろうかと考えてしまうし...。

今日はその後研究会に出かけたのだが、その話はまた後日ー。

2014年5月25日

脱原子力政策大綱!

で、おととい23日の研究会についてである。当方も会員にさせていただいているJEC(日本環境会議)さんが震災後にずっと続けている検討委員会の全体会合で、今回は『原発のコスト』をお書きになったO先生がご報告されるという。これはぜひと思って出かけていった。
きけばO先生は2013年4月に発足した「原子力市民委員会」の委員のおひとりで、同委員会がこのたびまとめた「脱原子力政策大綱」の第五章「原発ゼロ社会をどのように実現するべきか」)をご執筆されたとのこと。報告はだいたい、これに関する説明であった。内容も興味深かったがその後の議論で、重要なのはこの大綱をどう使っていくかということだと確認された。
JECさんは経済学者が中心の集まりで、政治的展開に向けて悩んでいる雰囲気だったが...。いや、大丈夫でしょう!脱原発を政治的に考える人々は他にたくさんいるのですから!要はこの大綱や「原子力市民委員会」の活動が大いに活用されればよいのである。拙ブログの読者のみなさまにもぜひご活用をお願いいたします!(http://www.ccnejapan.com/)
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昨日は岡山のO先生ご上京で、久しぶりにローザ・ルクセンブルグ翻訳編集の打ち合わせを行った。このプロジェクトも紆余曲折あって、かれこれ10年以上かかっている。久しぶりに10年ほど前の拙訳に対面し、うっっ...下手すぎる...と絶句。と~きはなが~れ~た~(と歌ってごまかす。ガロ「学生街の喫茶店」の一節の曲調で。って古すぎ?)

2014年5月27日

格闘する豚

なぜかこんな時期に今日からゼミ合宿である。昨日は最後の報告準備にいそしむゼミ生諸氏が506に集まり、夜まで資料を作ったりコピーしたり現地に連絡を取ったりと大変であった。積み上がる資料の傍らにある週刊金曜日の記事を見て「せんせー、フライデーデビューですかー」。こらっ!冷やかす暇があったら、準備を続けなさいっ。報告のテーマは豚(食肉班)と第六次産業(班)である。やがては今回の合宿をもとに論考集も作る予定。「論考集のタイトルは「格闘する豚」で決まり」。くひゃー;ゼミ生諸氏にはかなわんな...。お天気がやや心配ですが、では行ってきまーす!

2014年5月 9日

京都日帰り出張帰宅中

昨年春からK大学術出版の近代社会思想コレクションの編集委員にと声をかけていただき、今日は一年ぶりの編集会議で今、帰りの新幹線の中である。京都という世界文化都市の大学という懐にいだかれながら、目先の仕事とは異なる時間軸で、邦訳があった方がいい専門書を議論する。とはいえなるべく売れて読まれることは、すべての本の希望だろう。及ばずながら応援していきたい。
 昨日はT崎K済大の研究会「金融の哲学研究会」のお招きで、とはいえ外大サテライトにて報告をさせていただいた。このところ気になっているデジタル通貨について。日本では関心が沈静化したようだが、問題は続いている。いろいろ議論していただいて、頭の整理になった。
が、さすがにつ、疲れた~。とにかくどんどん帰ります~(新幹線は早い)。
往路で見た富士山の写真を...

いつものようにチャチなスマホ写真であるが、雪を頂いて頭が尖がり、ちょっと素敵な富士山。隣のおば様がバシャバシャ撮っていたので(こちらもスマホ)気がつき、しばし「わたしもおひとつ」「あら、どうぞ」「ここの眺めもいいんじゃないかしら?」とオホホな撮影大会となったのでした~。

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