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裸虫の洗濯?

「雪の明日は裸虫の洗濯」という言葉があるが、14日大雪の翌日15日は雨のちどよーんと曇って、裸虫どころではなかった。しかし裸虫とは何なのか?「羽や毛のない虫」、あるいは「貧しくて衣服もない人間」が洗濯するとは?えーそれはともかく、本日16日日曜日は、ようやく晴れ間がのぞいた。個人的には、かねてより懸案だった3つ目の1月末〆切の原稿、内部記録誌で当方が編集担当のひとりであるため、ずるずると時間が過ぎて行ったが(いや、その間もがんばってはいたのだが)昨日ようやく何とか書き終わり、本日は次のジャパンタイムズの原稿もほぼ書き終わり、晴れ晴れ。わあああーい、超すっきりしたあああ!実はその間も「原稿のため」と称してDVDを観たりしてはいたのだが、目先の原稿がなくなれば、やはりここで映画館にGO!何を見ようかとウハウハしたが、迷った末、K先生お勧めで「はやく観ないと終わっちゃう」「スノーピアサー」に行ってきた。うーーーーん。大がかりな話であった。降り積もる雪に妙なリアリティがあったのはまーよしとして、うーーん、特に見て損ということはないが...。ひたすら長い戦闘シーンがなんというか...。
同じく戦闘シーンがあるとしても、先日「原稿のため」に(うそ。実は原稿には関係ない)ウン十年ぶりに見直したオリバー・ストーン監督の『サルバドル』のほうが、やはり強く印象に残る。当時、心に焼きついた音楽があらためて胸を打ち、当時はわからなかった細部(アメリカとラテンアメリカの関係やフォト・ジャーナリストのこと、反戦と愛国心のことなど)に、ああなるほどとうなずく。昨年2013年にアメリカ批判で世をにぎわせたストーン監督の片鱗を、すでにここに見ることができる。

映画の内容はともかくとして(感じ悪い駄作だとダメだが、今日のはそうではなかった)、映画館を出て街行く人々の中を歩く。その独特の解放感がいい。楽しげに行き交う若者たちやカップルをみると、ここにもそれぞれの生がある、と優しい気持ちになる。すがすがしい心地で帰宅してジャパンタイムズの原稿をしつこく直し、先ほどようやく送信。けっこう長くかかった。ちーん* いかん、明日は仕事だ!

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2014年2月16日 23:48に投稿されたエントリーのページです。

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