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2014年2月 アーカイブ

2014年2月 3日

研究会など

1月後半の週末&先週末は、いずれも土曜日が研究会だった。前者は京都からモンテスキューの専門家O先生をお呼びして、ご専門のところをがっちり聞こうという研究会。ほんとはチラシなどをアップして広く宣伝したかったのだが、とにかくいそがしすぎてタイミングを逸した。(企画のM元先生ごめんよー。)しかしそのM元先生のご人徳とご尽力で、それなりにじゅうぶんな人数があつまり、O先生の弁舌も爽やかに、大変充実した研究会となった。
2月1日はいつものワセダ若手の「げんしゃけん」。テーマがヘイトスピーチだったことからか(?)、久しぶりに、あるいは初めて参加してくださる方々も数名いらして、何とげんしゃけん始まって以来の大人数での開催と相成った。テキストは昨年末に出た岩波新書と、数名の論者による論考集だったが、主たるポイントは「法規制を行うほうがいいかどうか、やるとすればどのようにできるのか」であった。他方で「なぜこのような現象が起こってしまうのか」については、かつてのテキスト『ネットと愛国』を読み直して参加したメンバーも多かったようだ。展望を見出すのが難しいテーマだったが議論はたいへん充実し、若手のみなさんの関心の高さをうかがわせた。
そんなこんなで拙ブログに書かせていただいた「1月末に〆切3本」は現在2勝1敗状態。最後の一本は手前勝手に「ロスタイムに入った」という位置付けで、しつこく取り組んでいる。というかようやく取り組み始めることができた。はははは... 早くやらねばあああ

ジャパンタイムズのコラムは明日掲載。そのゲラPDFが今日の20時前にようやく来て、「もう時間がないのでプリントアウト版は直せません」とのこと。ネイティヴチェック後の最終稿をざーっとチェックすると、なっ!意味、取り違えてる!な箇所アリ。これはいくらなんでもいやだ!と思い、編集長に電話するもひたすら「もう間に合わない」「ウェブ版は直すから」の一点張り。あげくにそのネイティブの人も電話口に出てきたが、やはり同じ理屈を繰り返しつつ、「君の主張の大意に影響はない」とのたまう。な、なんですとー?!そりゃーそちらは毎日毎日刊行してらっしゃるから、いちいちオピニオン欄の一字一句にこだわっていられないのかもしれないが、こっちはノン・ネイティブがペンで闘っているのだっ!このタイミングで最終確認もなしの事後承諾。それはひどいでしょう。プリーズ!ギミーアブレイク(ジョーダンも休み休み言ってくれっ)

今日は晩に用事があったのでそのとき移動中であり、やむなく電車を降りてガンガンそういう話を続けていたら、電車の中から人々が見ていた。ええ、声がでかくなっていたんでしょうね、べらんめえ英語だったし、コワイですよね、こういうおばさん。すみません。お騒がせしました...
そんなわけで明日掲載です。見てくださる方は、できればウェブ版でみてくださいませ。プリントアウト版は来月のコラムのときに訂正出してもらいます。しくしくしく...

2014年2月12日

ビットコイン

先日は大学院(M)授業で、昨今しきりに話題になっているビットコインについて、おそらく日本における第一人者のS藤先生にお出ましいただき、ご講演いただいた。とてもわかりやすく、かつチャーミングなご説明をいただいて、これまで新聞などの説明を読んでもいまひとつわからなかったことが、ようやくしっくりとわかった気がした。院生諸氏も大満足で、その後少しお時間をいただいてお茶を飲みながらさらにいろいろお話しさせていただき、みんなでとても楽しい時を過ごすことができた。S藤先生、ほんとにありがとうございます!!
ちなみにS藤先生は『不思議の国のNEO:未来を変えたお金の話』(太郎次郎社エディタス、2009年)の著者サマである。これを併せて読むとより理解が深まる。というかS藤先生がそもそもビットコインの領域の御専門であったことがよーくわかるのであった。可愛いイラストもふんだんに使われて、素敵な本。大オススメですー。

neoSaito.jpg

2014年2月16日

裸虫の洗濯?

「雪の明日は裸虫の洗濯」という言葉があるが、14日大雪の翌日15日は雨のちどよーんと曇って、裸虫どころではなかった。しかし裸虫とは何なのか?「羽や毛のない虫」、あるいは「貧しくて衣服もない人間」が洗濯するとは?えーそれはともかく、本日16日日曜日は、ようやく晴れ間がのぞいた。個人的には、かねてより懸案だった3つ目の1月末〆切の原稿、内部記録誌で当方が編集担当のひとりであるため、ずるずると時間が過ぎて行ったが(いや、その間もがんばってはいたのだが)昨日ようやく何とか書き終わり、本日は次のジャパンタイムズの原稿もほぼ書き終わり、晴れ晴れ。わあああーい、超すっきりしたあああ!実はその間も「原稿のため」と称してDVDを観たりしてはいたのだが、目先の原稿がなくなれば、やはりここで映画館にGO!何を見ようかとウハウハしたが、迷った末、K先生お勧めで「はやく観ないと終わっちゃう」「スノーピアサー」に行ってきた。うーーーーん。大がかりな話であった。降り積もる雪に妙なリアリティがあったのはまーよしとして、うーーん、特に見て損ということはないが...。ひたすら長い戦闘シーンがなんというか...。
同じく戦闘シーンがあるとしても、先日「原稿のため」に(うそ。実は原稿には関係ない)ウン十年ぶりに見直したオリバー・ストーン監督の『サルバドル』のほうが、やはり強く印象に残る。当時、心に焼きついた音楽があらためて胸を打ち、当時はわからなかった細部(アメリカとラテンアメリカの関係やフォト・ジャーナリストのこと、反戦と愛国心のことなど)に、ああなるほどとうなずく。昨年2013年にアメリカ批判で世をにぎわせたストーン監督の片鱗を、すでにここに見ることができる。

映画の内容はともかくとして(感じ悪い駄作だとダメだが、今日のはそうではなかった)、映画館を出て街行く人々の中を歩く。その独特の解放感がいい。楽しげに行き交う若者たちやカップルをみると、ここにもそれぞれの生がある、と優しい気持ちになる。すがすがしい心地で帰宅してジャパンタイムズの原稿をしつこく直し、先ほどようやく送信。けっこう長くかかった。ちーん* いかん、明日は仕事だ!

2014年2月24日

ほぼ春休み?

拙ブログを読んでくださっているからだろうか、「ひどく忙しそうだけど大丈夫?」みたいなお声をちょいちょい、かけていただく。はい、おかげさまで授業も採点もゼミ行事も(拙ホームページも見てねーん)無事に終わり、まーそれでも入試やら入試やらはこれからなのだが、ほぼ春休みとなりました!わーーーーーーーーーーーい!夏からずーっと止まっていたものにようやくふたたび手を付けることができる。わーーい!(くどいな)今日は久しぶりにそっちの追加資料を入手したり読んだりして過ごした。いえい。この調子でがんばるぞっっと思いきや、ジャパンタイムズのゲラ来た。んがも 

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