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小雨降る中を

なぜかこのタイミングでIAEAが福島、郡山に来るというので、変なことを決めたり宣言したりしないようにと、本日12月15日(土)と明日16日(日)は郡山&東京・日比谷でさまざまなアクション、催しが行われている。当方このところ福島にはご無沙汰しているので郡山に支援にとも思ったが、明日の選挙を控えてやはり東京の街頭で声を挙げる方がよいと考え、日比谷のアクションに参加した。天気予報の通り雨模様、天気予報に反して気温も低く、デモにはあまり似つかわしくない。日比谷公会堂前の仮設ステージにたどりつき、そこには数々のブースが立ち並んでいるのだが、来場者は多く見積もっても50人もいない。まさか!いくら雨天とはいえ、こんなに盛り下がってしまったのかと衝撃を受けつつ、必死でステージ上のスピーチに拍手を送った。いつもの雨合羽だけでは雨がしたたり落ちてきてカゼをひきそうなので、完全防寒&雨合羽&傘の三段構えとした。それでもやや寒い。
小一時間聴いていたが(途中でデモ友Tさんを発見)、そろそろデモ行進の場所へ移動しようと裏手へ回ったら、なんと!そちらにはたくさんの人びとが集っており、締めのスピーチ(あの声はたぶん澤地さん)が終わるところだった。しまった!こちら野音へ来るべきだったのだ。参加者は1600人でしたなどとアナウンスが流れており、たくさんの人びとがデモに向けてぞろぞろ出てくる(デモにコミットしているO先生もいた)。
まあいいや、ちゃんと盛り上がっていたのだと気を取り直してデモの隊列へ。出発点付近で「怒りのドラム隊」のみなさんが雰囲気を盛り上げていたので、そのあたりに加わって行進した。そばにはベースや管楽器などを持った人々も集まってきて、これはこれはノリがよろしい。たいへん楽しく銀座、新橋あたりをぐるりと回って大行進、小雨降る中だったがやがて雨もあがり、ひさしぶりに東京を練り歩いて(その間大いに叫びもし)、気分爽快な午後となった。政党でもない集団が鳴り物入りで選挙前日の東京の街をにぎわしているのは、ちょっといい感じであった。警察のみなさまにはお疲れ様である。しかしそれが明日の選挙にどこまで意味をもつのか... 。数々の大手メディアが取材をしていたが、今晩のニュースにはまったく扱われていないようだ。ちっ

ところで、506付近で7月にやった企画からの論考集、近日発売ですー。西谷修編『<復帰>40年の沖縄と日本:自立の鉱脈を掘る』(せりか書房)、どうぞよろしくー。当方も拙稿寄せてますー。(この原稿〆切やゲラが拙著のそれと重なって、秋ごろ死にそうでしたの、おほほほ)

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2012年12月15日 22:54に投稿されたエントリーのページです。

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