フツーに継続
先週金曜日(9月28日)晩は、故多木浩二さんをしのびつつ継承するシンポジウムで濃密な時間を過ごしていたため、官邸前に行くことができなかったが、昨晩(5日)はいつものように官邸前へ行ってみた。パリ帰りの院生H君も行くと言うので地下鉄駅で18時に待ち合わせてGO!ええ、いつものように抗議行動はフツーに継続して行われているのでした。昨晩はちょうど「怒りのドラム隊」がド派手なドラムで行進中なところに居合わせたので、これについていったところ、M科省前の「福島集団疎開裁判」すなわち福島の子どもを集団させよと言うことで裁判を行っている集団のスピーチ現場に辿りついた。代表の女性がドラムにあおられながら激しく絶叫し、M科省の扉のあたりにメディアが押し寄せ、何だか壮絶であった。それがひとしきり終わった後は、そのあたりに点在するスピーチ集団、音楽集団、「サイカドーハンタイ」を呟く人々などを横目でみながら国会議事堂正面あたりまで移動し、一分スピーチ(といってもたいていもっと長い)を聴いていた。コールもそれぞれで、「再処理反対」や「もんじゅもいらない」「大間つくるな」などのバリエーションも混じり、「自民もいらない」のあらあらネガティブキャンペーンも。2時間あの辺りを散歩して適度に叫び、喉は毎回枯れるのだが気分は爽快、もしやこれはある種の(つまり一週間新聞その他で腹立たしい記事ばかり読まねばならないことの)ストレス発散...。と考えるのは当方だけではないだろう。ネバーネバーネバーネバーギブアップ(と首相に言葉を返したのはイルコモンズさんだ)。抗議行動はまだまだ続く。