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これはちょっとすごい

目下、7月16日のシンポジウム「核と未来」の準備に鋭意邁進中である。今日はゲストのおひとりの広河隆一さんとお打ち合わせをした(萱野さんとは去る8日にお打ち合わせ済み。ユーチューブで様子を見られることについてはまた後ほど)。
さて、広河さんといえば3.11以前からチェルノブイリの事故後をずっと追い、写真や執筆、NGOなど各種の活動を通じてサポートをしてきた仕事が、先ごろウクライナからも認められた(有功勲章受章)ことが記憶に新しいが、3.11後はすぐに福島入りし、現在進行中のところまで全力で福島を支援中である。何度も現地に足を運び、放射線量をはかり、ご本人が編集長を務める写真雑誌DAYS JAPANで状況を伝え、資金援助を行い、本を書き、文字通り命を賭けて日々を闘っている。これはちょっとすごい。「人間の戦場」(これも広河さんのタームだ)、という視点のことを申し上げたところ、「そうです。敵はいないのではなく、IAEAだったり日本政府だったりを発信源とする、いいかげんな情報ですから、これと闘う武器(たとえば食品の放射線量測定器など)をもたなければ」と核心を突いたおこたえがかえってきた。16日当日は時間の許す限り、広河さんのお話を伺えるように準備を進めたいと思っている。 Ustream配信、ツイッター受付もあるので、全国のみなさんにぜひ聞いていただきたい!もちろん、外大@226教室におはこびいただけるかたには、15時をめざして(早めのご入場をお勧めしますが)いらしていただければ、それにこしたことはないです!この、またとない機会をぜひ!

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2011年7月12日 21:35に投稿されたエントリーのページです。

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