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2011年1月 アーカイブ

2011年1月 8日

今年もよろしくお願いいたします

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年末にウィルス性胃腸炎で寝込んでその後復活したのだが、このウィルスが今度は咽喉に来たのか、実は年始も体調がぐだぐだであった。とはいえ数日前から見切り発車で仕事初め。目下の仕事のメインは、たぶん3月6日(日)に行うこととなる映画上映&シンポジウム「アイスランドの天国と地獄」(西谷ボスによる命名だが、何というか…)の準備である。ある意味で、『ダーウィンの悪夢』のH.ザウパー監督を招聘して2005年に行った「グローバル化の奈落の夢」の続編というか姉妹編のような位置づけでもある。映画のテイストはだいぶ違うのだが―。
 そしてまた、我ながら信じがたいことに事前調査&打ち合わせのため2月にアイスランド短期出張を計画している。トーキョーの寒さにすら持ちこたえないヤツがマイナス20度に耐えられるのか?といわれそうだが、出張計画を思いついて以来、毎日「いや今日もそんなに寒くない(註:レイキャビクに比べれば)」と思っている。気持ちの持ちようですなー。しかし正直、その寒さは想像がつかない。

2011年1月14日

神戸大でも上映決定!

拙ブログでご紹介しているアイスランドDVDプロジェクト、すなわち上映&シンポジウム「アイスランドの天国と地獄」(監督にシンポジウムの名前を聞かれ、こたえるのを躊躇した;当事者の人にはあまりにダイレクトすぎる…)は細部を詰めて準備中、今年もイベント屋+旅行代理店のような仕事の日々が続いている。
 そんな折、神戸大学の土佐弘之先生が協力を申し出てくださり、東京外大での3月6日(日)上映&シンポジウムに続く3/8(火)午後14時から、神戸大学でも上映をしていただけることが確定した。きゃーん感激ですー。ありがとうございますー。これで関西のみなさまにもぐっと見ていただきやすくなりました!詳細が確定出来次第、またお知らせいたします。てかポスター&チラシにもしっかり記載しますー。

2011年1月19日

寝ても覚めても

よく調べてみるとレイキャビクはそこまで寒くはないらしく、せいぜい冬の北海道と同じぐらいだと知人が教えてもくれた。ほっ しかし冬の北海道、実はよくシラナーイ、ワカラナーイ。かつて一度研究打ち合わせで冬に小樽に行ったことがあったが、道で滑って転んだことしか覚えていなーい(ばか?)。ともあれフライトを予約し、ホテルも押さえた。ホテルはグンナル監督にきいて、お勧めホテルのサイトを調べて決めたのだが、なぜか「三日以上宿泊のお客様に無料で『冬のミステリーツアー』付き!オーロラが見られます!」のホテルに決めている…。我ながらアホを通り越して…。いや、でも昼間はちゃんと仕事しますし!オーロラ見えるのは夜だから!って問題は寒さだろうが!(とみずから突っ込んでみる)

こうして寝ても覚めてもアイスランドのことばかり考えているという、そんな先日、新宿を歩いていると、まーわが街トーキョーにはしばしばあることなのだが、巨大な広告が何枚も繰り返し目に飛び込んできた。えっ「オーロラプレ○ソ」?!男優さんと女優さんが探検隊みたいなフード付きコートを着て缶コーヒーを飲む背景にオーロラ… ついにアイスランドにおかされて目がおかしくなったかと一瞬みずからを疑ったが、冬の季節にイチオシの新商品らしい。あまりにタイムリーすぎる…

2011年1月31日

渡辺先生・追記

きゃおーん!熊本に戻られた渡辺先生からお葉書をいただいた。嬉しい、嬉しい。きっと飛行機で帰られるのにお邪魔に違いないと思いながら、ついお贈りしてしまった花束も、梨佐さんがご自宅にきれいに生けてくださったそうである。ああ、やはり梨佐さんは素晴らしい御長女である。結びでは熊本に遊びにいらっしゃいとも書いてくださっている。じーん。 人付き合いを断って執筆に励まれている方からいただくこの言葉は重い。はい、行きます、きっと!
ん、よく見ると中盤は原稿依頼である。渡辺先生が発起人となり、石牟礼道子さんや人間学研究会のみなさんが発行している雑誌『道標』に、えっエッセイ?。大喜びした後に何かがさーっ と引いていく感覚。そうだった、先のパーティーでも、あるいは石牟礼さん全集へのご尽力でも明らかにわかる、渡辺先生の人並み外れたもう一つの資質は、編集者のそれであったのだ。まずい…こりゃオオゴトである。 

2011年1月28日

渡辺京二先生おめでとうございます!

大学は目下、学年末に向けた学務、教務に各種入試などが立て込んでおり、当方は目下その間をぬって某雑誌向けの原稿を書く日々である。が、昨晩は熊本の渡辺京二先生(といつも呼ばせていただいているが、大学などで禄を食まずに歩んだ在野の知識人である)が『黒船前夜:ロシア・アイヌ・日本の三国志』(洋泉社、2010年)で大仏次郎賞を受賞されたお祝いがあり、なぜか招待状をいただいたので、日ごろ行くこともない帝国ホテル(!)なんぞをのぞいてきた。もとい、お祝いに行ってきた。
「孔雀の間」とかいう巨大な広間にて、名札を見ると、ああこの人がという人や、新聞などで顔の知られたあの人この人やらが集まっている。ひょええ、ワタシ超場違いな感じ…。いやよく見ると昨年お招きした宇沢先生やウチの大学の学長も…。ともあれ渡辺先生を見つけてお祝いを申し上げ、えいっ ツーショットをお願いしてしまおう!えいっ 

MrWatanabe.jpg

わがケータイで写メしてくださったのは、先生の御長女様でわが元同僚(元熊大)Y先生の奥様でいらっしゃる梨佐さんである。ありがとうございますー。この背後の華やかな雰囲気が伝わるでしょうか。「こりゃお父さんだな」と写メをみた渡辺先生がぽつり。いや、その…。
小一時間で場所を変え、F書店の主催するお祝いの会へ―。何十年ものお付き合いのお仲間が集まった会合でも、周囲がへべれけになっていく中、ときに煙草を片手に「みなさん、幸せになってください」と静かに語る渡辺先生はどこまでも素敵であった。へべれけ隊の方々は「そんであんたは何?学生?」って、そりゃないっすよ。

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