ちょっと遅れてしまったが、2日(木)はひさしぶりにワセダの研究会、「現代社会問題研究会=通称現社研」に行ってきた。ちょうど課題図書が森孝一、同志社大学一神教学際研究センター編『EUとイスラムの伝統宗教は共存できるか』(明石書店、2006年)であったため、近似したテーマの外大院生のSさんにも声をかけてみたところ、参加してくれて、豪華な会合となった。一般的なタイトルと裏腹に、内容はムハンマドの風刺画の経緯と、これをめぐる各国の対応というきわめて具体的な構成の本である。そこで、ヨーロッパのポピュリズムがテーマだったはずだが、なぜこの本に?という問いとともに、典型的な対立軸としてのイスラムという要素が、移民の「統合」にとってどこまで一般化できる問題なのかなどが議論となった。また初めて参加したがアフターセッションは、近くの「New School」にて若手パワー炸裂!不思議な店名(…居酒屋大学、みたいなものなのか?)だが、けっこう凝ったお食事やお酒が並べてあって、おいしーい!!ぱおーん!議論は研究会の続きだけでなく、恋バナ関連も盛り上がり、なぜか指輪をはずしている既婚者の姿も見られた(えっ?)。