国際異端派経済学会(訳すとなんだかものものしい)が7月に行う今年の大会に出していたプロポーザルが通ったというお知らせが来た。このたびの金融危機が経済学の危機であることも踏まえたテーマ設定なので、最近考えていることを一度英語でまとめておこうと思い、出しておいたものだ。わーい!で、麗しのGWはペーパー書きにいそしむことになる。
5月末には、ドイツ社会政策学会の経済学説史部門の会合に招かれている。といっても、旅費は自前でコメントと議論をしに行くだけなのだが、この学会はすでに百年以上の伝統のあるもので、呼ばれるだけでもありがたい(さすがにいつまでもドイツオンリーというわけにゆかず、外国人を積極的に招いているのだろうか)。ほんとうは昨年度の招待に応じる予定だったのだが、インフルエンザ騒ぎでキャンセルしてしまったので、今度こそはと思っている。そういえばこの間、拙著を仕上げるために学会ツーリズム・アニマル(=つまり学会をきっかけにあちこち旅するというヤツ)的性質を控えていたのだが、実はいわゆる学業を修了して以来、こうやって武者修行(?)をさせてもらってきた。久しぶりの遠出に血が騒ぐ~。