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2009年12月 アーカイブ

2009年12月 3日

師走のはしり

ここのところ、なぜか卒業生の何人かから連絡があって、ぼちぼち会ったり、メールで返信したりしている。卒業生はなぜこの時期に、ゼミのことを思い出すのだろう?どー考えても卒論、修論の追い込みの時期である。年末年始のすぐあとに設定されている締切は、正月やめますか、それとも卒業(修了)やめますか、みたいで実にむごい。しかし、卒業生にとっては、意外とこの追い込みが懐かしい思い出になっているのかもしれない!さて、今年もこれからが佳境である。 

ところで当方の仕事も、「最終」だったはずのゲラと索引のチェックが11月の末に帰ってきて、奇妙なデジャヴュ(ちょうどひと月前にも上旬が締め切りで…)を感じつつ、夜には何かに追われる夢など見つつ、チョー不得意な細かい作業を、朝な夕なに続けていたが、ついに今日の昼前にすべて返送した!イエーイ!しかしこれを「校了」と呼べるのだろうか?コワくてまだ、手放しでは喜べない。

2009年12月 7日

12月の企画

先週の土曜日(5日)は人様の熱いイベント2つにお邪魔した。もっとも一つ目は、旧国際協力講座のボスが指導した博士学生さんの博士号請求論文最終審査であり、「イベント」といっていいのかどうかわからないが。しかしアフリカの現代作家を扱った地道な研究に秘められた熱い思いが、審査員をもうならせる様はなかなかのものであった。出版されたらぜひ読んでみたい研究である。
時間が重複していたので終わりまで聞けずに二つ目のイベントへ。こちらはウチのゼミのゼミ幹が主催するイベントで、かなり売れ筋の若手論客,、萱野稔人さんと鈴木謙介さんのお二人がゲスト、TBSのラジオでの宣伝効果もあったのか、集会室をうめつくした若者が真剣に聞き入っていた。いまどきの若者たちがとても素直に直球な問いを投げかけ、ゲストのお二人がちょっと先輩の立場から一生懸命こたえている。いやー若者!がんばれー。なんだか今後のわが授業の参考にもなったりした。

で、続いてわれらが12月イベントのご案内である。暮れも押し迫った日曜日に;という意味ではめっちゃアンタイムリーであるが、結構おもしろい会合になる予定!忘年会も兼ねてどうだっ

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ということで、いらっしゃる方はナカヤマまでご一報お願いいたしますー。

2009年12月21日

『フォトネシア』合評会

12月が駆け足で過ぎていく。昨日は科研の研究会で仲里効さんの『フォトネシア』の合評会@本郷サテライトであった。この時期の日曜日開催のため、かなり不安に思っていたのだが、予想以上に聴きにきてくださる方が多く、ありがたかった。著者仲里さん、コメンテーターの倉石信乃さん(新聞に同書の書評も書いている)のお話しはいずれもすばらしく、後半の討論でも核心をついた質問やコメントで、議論が大いに深まった、宝物のような時間であった。いずれ、人びとのお目に触れる何らかの形で記録が残せたらと考えている。

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