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映画「his」を語る宮沢氷魚・アイヌ語工学

今、radikoのタイムフリーで「宮沢氷魚」で検索すると、
映画「his」

https://www.phantom-film.com/his-movie/

のことを語ってる番組が出てくるよ。

http://bit.ly/3aJffH4 <-- radikoのタイムフリー画面。
2バイト文字が入っているので短縮しました。

前世紀の、「ラ・カージュ・オ・フォル」とかの
「オネエをどう演じるかが難しかった」っていう
話でもなく、

Priscilla, the Queen of the Desertみたいな、
「女装ばんざーい!」でもなく、

「同級生」みたいに、非業の死を遂げるのでもなく、

BLみたいに、フィクションとしてお耽美するのでもなく、

もっと現実味のあるゲイたち(それもちょっと近未来型)の
葛藤しながら生きる生き様を描いているようである。

(まだ観てないですけど!<笑>)

ラジオ番組に出る、宮沢氷魚は、LGBTに偏見を持たない
育ち方をしてきたネイティブなアライに思えるけれども、
大人に近づくに連れて、LGBTはこの社会では
多くの生きづらさを感じざるを得ないということを
自分の周りの友人たちの中に、目の当たりにしてきた。

また、番組で待ち受ける側のパーソナリティーも、
番組の構成上なのかもしれないけれど、
(アライになる過程を全く見せず)
アライであることがハナから当然になっているのが、
ンン十年前には想像だにできなかった情景だなあと
感慨深いです。

早く観に行かなキャッ!

--

NHKラジオ第1の「NHKジャーナル」の
1/21の放送分に、

https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0045_01

「アイヌ語消滅の危機に立ち向かうポーランド人」

っていう報告があります。

ポーランド人の准教授と大学院生が、
「言語工学」の技術を使って、
アイヌ語を残そうとしています。

(我々文系の言語学徒にも、別方向から
 やるべきことはありますが。)

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2020年1月26日 20:34に投稿されたエントリーのページです。

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