http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps100111a.htm
かわいそうな人でも
こんなに頑張っている。
障碍が無い幸せなわたしたちは、
もっとがんばらなきゃ!
という上から目線。
反吐が出ます。
オカマタレントをもてはやす目線と
基本は同じ。
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まあ、斉藤さんは、それを「売り」に
してるわけですけど。
オカマタレントと同様に。
ろう者の本来の母語は、日本語ではなく、
日本手話。
日本手話でろう者が話すのをわかりたいのなら、
学習するか、あるいは、通訳を付ければよい。
弱者側、少数者側が、いつも
強者側、多数者側に歩み寄らなきゃならないのは
「世の道理」ではあるけれど、
歪んでいます。
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「多数決イコール民主主義」みたいな
考え方もありますけど。
それは、多数派の暴力にも繋がるわけで、
やっぱり多数派には、歩み寄りなり
気配りをする余裕を持っていただきたい。
ところで、village sign languagesというのが
世界各地で報告されています。
村など小さなコミュニティーの一定数の
構成員がろう者だと、そこに住む聴者も
皆手話の使い手となるという。
一定数というのは、そんなに大きな割合で
なくてよくて、2~3%でいいらしいです。
マサチューセッツ州のマーサズビニヤード島の
過去の例とか、インドネシアのKata Kolok、
アフリカのAdamorobe手話などが知られています。
国としては、2~3%なんていう大きな数に
ならないので、そんな状況にはならないんですけど。