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アンシェヌマンが苦手な日本人

アンシェヌマンとは、
並んでいる別個の単語の間で、
前の単語の末尾の子音と、
後ろの単語の初頭の母音が
1つの音節に属するようになる
現象です。

フランス語の、
l'arc-en-ciel(虹)は、ラルカンシエルであって、
ラルク・アン・シエルではない。

フランス語の、
bel ami(美しい友)は、ベラミであって、
ベル・アミではない。

朝鮮語でもよく見られる現象です。

キム・ヨナは、英綴りでは、すでに
アンシェヌマンを起こしたKim Yu-Naと
書いているようですが、
漢字「金?兒」をそれぞれローマ字化すると、
Gim Yeon A (Kim Yun A)となります。

中国語諸方言の間では、マイナーですが、
台湾の?南語にはアンシェヌマンがあり、
明仔再(bin-a-chai)はビナーチャイと読み、
明日という意味です。

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2009年12月 1日 20:46に投稿されたエントリーのページです。

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