「コミュニティ通訳コース」2012年度専門別科目が終了しました (社会連携)


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 本学オープンアカデミーで開講している「多言語・多文化社会専門人材養成講座」のうち、「コミュニティ通訳コース」の専門別科目が9月21日から3日間、府中キャンパスにて行われました。

 オリエンテーションで、3日間のプログラムや修了後の活動の機会などについて説明が行われた後、さっそくプロの通訳者である講師が、通訳について、コミュニティ通訳について、自らの経験に基づいた講義を行いました。

 その後、司法、医療、行政、教育の4分野の専門家が、コミュニティ通訳に必要とされる基礎知識の講義を行う一方、通訳のマナー、通訳技法の基礎など、より実践的な内容の演習を行いました。

 また今年度は、本コースの修了者が行っている「コミュニティ通訳活動」について自身の経験を受講者と共有したり、本センターが東日本大震災で行った「多言語翻訳情報提供」の内容を、制限時間内で翻訳してみる等、新しい試みも盛り込まれた3日間となりました。


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 最終日の到達度チェック(筆記試験)の後、全課程を修了した参加者18名全員の方に、本学社会連携事業室長武田千香から修了証が授与されました。受講者からは「内容の濃い、充実した講座だった」「ここからがスタートだと思う。もっともっと勉強したくなった」などの感想が寄せられました。

 修了者のうち希望者を「コミュニティ通訳コース修了者」として登録し、今後弁護士会等公的機関からの依頼に対して紹介していきます。



 

日時: 2012年09月24日