「コミュニティ通訳コース」2011年度専門別科目が終了しました (社会連携)

 本学オープンアカデミーで開講している「多言語・多文化社会専門人材養成講座」のうち、「コミュニティ通訳コース」の専門別科目が10月8日から3日間、府中キャンパスにて行われました。

 初日はオリエンテーションののち、仙台国際交流協会職員の須藤伸子さんを講師にお迎えし、「災害時の多言語情報とコミュニティ通訳・翻訳の必要性について」お話しを伺いました。平時とは異なる状況下での支援活動の難しさや、それに備えるための日頃の活動の重要さを、たくさんの現地の写真を交えてご紹介いただきました。

P1000500.JPGのサムネイル画像 その後、司法、医療、行政、教育の4分野の専門家からコミュニティ通訳に必要とされる基礎知識を学ぶ一方、通訳論、マナー、通訳技法の基礎については演習でより実践的に学びました。数々のトレーニング方法の紹介やノートの取り方などに加えて、日ごろの話し方のくせを受講者同士で指摘しあうなどの内容に、「和気あいあいとした雰囲気でありながら、通訳者としての姿勢を問い直すきっかけとなった」との感想が寄せられました。

 
 最終日の到達度チェック(筆記試験)の後、全課程を修了した参加者15名全員の方に、本学社会連携事業室長武田千香から修了証が授与されました。修了者のうち希望者を「コミュニティ通訳コース修了者」として登録し、今後弁護士会等公的機関からの依頼に対して紹介していきます。

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日時: 2011年10月18日