多文化社会実践研究・全国フォーラム(第5回)
「ランチタイムセッション」発題者、「研究発表セッション」発表者が決まりました

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※タイトル等若干変更する場合があります。
※発表時間・会場等の詳細は、当日の抄録でご案内いたします。


◇ランチタイムセッション(11月26日【土】12:20-13:20)

1)多文化共生施策における行政と市民の協働
 菊池 哲佳(本センターフェロー/財団法人仙台国際交流協会職員)
 石川 秀樹(清瀬市議会議員)
 斉藤 由美子(横浜市職員)

2)「かれら」と「われわれ」について考える
 晏 晴(本センターフェロー)

3)東日本大震災と向き合う-学生の視点から-
 池田貴紀(TUFSTEAM-for-3.11代表/東京外国語大学外国語学部フィリピン語専攻3年)
 田村陽太(TUFSTEAM-for-3.11 連絡調整担当/東京外国語大学外国語学部マレーシア語専攻3年)
 和田梨紗子(外大東北復興支援隊 広報担当/東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻2年)
 柴田佳恵(TUFSTEAM-for-3.11 広報担当/外大東北復興支援隊 広報担当
          /東京外国語大学外国語学部タイ語専攻4年)
 吉村健吾(外大東北復興支援隊 代表/東京外国語大学外国語学部ポルトガル語専攻3年)
 ソン・キョンア(外大東北復興支援隊 隊員/東京外国語大学外国語学部日本語専攻4年)

4)東北復興ミッション―心のケア、人々とのふれあいプロジェクト―
 エリザベス・エスター・フィブラ・シマルマタ (東京外国語大学大学院博士前期課程2年)



◇研究発表セッション(11月27日【日】13:00-14:50)

(1)グループ発表・・・110分(ディスカッションを含む)

1) 地域日本語教育システムのコーディネーションへの示唆①
  ―さまざまな支援事業とコーディネーターの役割
趣旨 (PDF)
  ・中間支援組織におけるコーディネーターの役割と効果
   -地域日本語教室の基盤を強化する事業の企画立案過程にみる-
   奈良 雅美(本センターフェロー/社会福祉法人大阪ボランティア協会)

  ・「多文化共生施策」における協働の必要性-外国につながる子どもの支援の現場から-
   菊池 哲佳(本センターフェロー/財団法人仙台国際交流協会)

  ・外国人・ボランティアとしての視点を生かすコーディネーション
    -バイリンガル指導者養成のためのネットワークーづくりから-
   崔 英善 (本センターフェロー/外国人親たちの学習教室)

2) 地域日本語教育システムのコーディネーションへの示唆②
  ―地域日本語コーディネーターの専門性に焦点をあてて
趣旨(PDF)】
  ・「人が繋がり地域社会が繋がる」ためのコーディネート
   ―「自分事」として取り組む地域生活者と地域日本語コーディネーターとの関係性―
   江原 美恵子(本センターフェロー/早稲田大学日本語教育研究センター)

  ・地域と日本語教室との架け橋となるコーディネーターを目指して
   ―とよた日本語学習支援システムのプログラム・コーディネーターの役割―
   北村 祐人(本センターフェロー/名古屋大学とよた日本語学習支援システム)

  ・社会に発信し、社会とつながる地域日本語コーディネーター
   ―武蔵野市国際交流協会での事例を参考に― 
   宮崎 妙子(本センターフェロー/公益財団法人武蔵野市国際交流協会)

3)「移住者と貧困」をめぐる研究実践
  ―反貧困ロビー活動に向けた分析と実践報告
趣旨(PDF)】
  ・隠蔽された貧困をいかにして可視化するのか―日本のデータが示す現状 
   稲葉 奈々子 (茨城大学准教授)

  ・移住者と貧困をめぐるロビーイングとアドボカシー―社会運動論的分析
   樋口 直人(徳島大学准教授)

  ・フィリピン人シングルマザーによる外部への情報発信の試み
   ―ビデオワークショップからラジオ収録への道
   レニー・トレンティーノ(カラカサン)

4) ニューカマーの若者と日本人の意識変容―しんじゅくアートプロジェクトの実践を通して趣旨(PDF)
   長沼 周子 (しんじゅくアートプロジェクト)
   東 英児  (日本工学院八王子専門学校 放送・映画科 教員)
   小林 普子 (NPO法人 みんなのおうち)
   三浦 綾希子 (一橋大学大学院)

5) 多文化社会型「居場所づくり尺度」による地域日本語教室の分析と今後の活用趣旨(PDF)
   石塚 昌保 (四谷ゆいクリニック)
   阿部 裕 (明治学院大学心理学部 教授)
   山西 優二 (本学特任研究員/早稲田大学文学学術院大学院 教授)
   河北 祐子 (上智短期大学多文化コーディネーター)


(2)個人発表 ・・・30分(20分発表、10分質疑応答)*入れ替え制

1) ロシアと日本における「ろう文化」をめぐる温度差と手話通訳者の位置づけをめぐって
   白村 直也(本センターフェロー)

2) 人の移動の自由化とホスト社会としての課題
   ―児童相談所から見えてくる子どもと家庭の問題

   田中 良幸(日本子ども家庭総合研究所嘱託研究員/東京都杉並児童相談所社会福祉士)

3) タイ出身の子どもたちの自己実現意識を育むネットワーク形成に関する実践的研究
   矢嶋 ルツ・小林悦子(大阪市立豊崎中学校 日本語・適応指導担当教諭)

4) 多文化社会にむけた大学の地域貢献:市民団体の活動への協力の形を探る
   長坂 香織(山梨県立大学看護学部 准教授/やまなし国際保健支援ネットワーク事務局長 )

5) 福島原発問題と県内多国籍住民がおかれている現状と支援策について
   坂本 恵(福島大学行政政策学類 教授)

6) 村の多文化共生政策と韓国人妻の役割
   ―山形県S村のキムチ特産品化と高麗館を中心に

   柳 蓮淑(本センターフェロー/お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科研究院 研究員)

7) ニューカマー韓国人のライフヒストリー記録集作成プロジェクト
   ―日韓両国市民の対話をより前進させるための課題

   武田 里子(本センターフェロー)

8) 外国人生徒OB・OGのライフストーリー研究
   ―日本の学校生活をどのように意味づけ、現在の進路に至ったか

   猪熊 未奈子(お茶の水女子大学大学院)

9) ブラジル人学校の生き残り戦略-リーマンショックと震災を経て
   拝野 寿美子(神田外語大学国際言語文化学科非常勤講師)

10) 当事者の「声」にみる「共生」の意味づけ
   ―外国籍住民の意見交換会における「語り」に注目して

   徳井 厚子(信州大学教育学部准教授)

11) 在留外国人による多文化共生のための演劇ワークショップと、雇用の創出
   ―可児市の防災ワークショップを事例として

   田室 寿見子(本センターフェロー/可児市文化創造センター 「多文化共生プロジェクト」ディレクター)



※事前申込みは終了しました。参加希望の方は当日直接会場にお越しください。

日時: 2011年10月28日