オープンアカデミー2011年度「多言語・多文化社会専門人材養成講座」が始まりました (社会連携)

 本学オープンアカデミーでは多言語・多文化化によって起こるさまざまな課題に、多様な人々・組織・機関との連携協働で対応していける人材を養成すべく「多言語・多文化社会専門人材養成講座」を行っており、本センターが企画・運営を担っています。

 2つのコース「多文化社会コーディネーターコース」と「コミュニティ通訳コース」合同で行われる「共通必修科目」が8月26日から4日間、府中キャンパスアゴラ・グローバルにて行われました。

 今年度は、特に東日本大震災における外国人住民への対応や多言語通訳・翻訳活動のあり方についても議論していきますが、被災地である仙台を始め、北は山形から南は宮崎まで、全国各地で日々現場の諸問題に取り組んでいる実践者23名が参加、多言語・多文化社会に関する知識理解や課題の把握を目的とした講義、ワークショップに取り組みました。

 この後参加者はそれぞれのコースに分かれた「専門別科目」(多文化社会コーディネーターコースは9月と2月に、コミュニティ通訳コースは10月に実施)へと進み、より実践的な内容を学んでいきます。

 開講初日、緊張の面持ちで集まった23名の受講者も、講義やワークショップを通じてすっかりと打ち解け、最終日には互いの連絡先を交換するなどネットワークを広げていく様子が会場のあちらこちらで見受けられました。

【参考】2011年度オープンアカデミー多言語・多文化社会専門人材養成講座パンフレット(PDF)



(多言語・多文化社会論1《多文化社会と国際理解教育》の様子)

日時: 2011年09月20日