第4回「高校生のための国際理解(グローバル)セミナー」を実施しました。(社会連携活動)

日程:2009年7月266日(日)
会場:東京外国語大学 府中キャンパス 留学生日本語教育センター
参加者:28名

 本学オープンアカデミー(市民公開講座)の一環として、第4回の「高校生のための国際理解(グローバル)セミナ―」が実施されました。このセミナーは、100代の若者に、世界のさまざまな課題について考えるきっかけを提供し、文化や国際問題に対する感性とコミュニケーション能力を高めてもらうことをねらいとして、当センターが企画、運営をしています。
 今回は、「文化とアイデンティティ」「ともに生きる」をテーマとして、プログラムの作成から当日の運営までの全てを、本学の学生が行いました。全国各地から28名の高校生が参加し、異文化と出会ったときの気持ちを疑似体験するワークショップや、外国にルーツを持つ子ども達のドキュメンタリー映像の視聴、それらをふり返りながらのグループ討論などを通して、大学生とともに「多文化社会」について考え、語りました。
 参加した高校生からは、「こんなに真剣に『共生』なんて真面目なテーマについて自分の考えを述べたことなんて今までなかったので、自分自身にも新たな発見がありました」「ほかの人の意見や考え方を聞いて、『そういう考え方もあるのか』と自分自身の視野が広がりました」「大学に入ったらこんな勉強もできるんだ!と思い、大学生活への希望が膨らみました。」などの感想が聞かれました。
 次回の国際理解セミナーは12月に実施の予定です。

日時: 2009年09月04日