多文化社会コーディネーター養成講座 共通必修科目を終了しました。(社会連携活動)

※多文化社会コーディネーター養成講座の概要については、こちらをご覧ください。

日程   2009年8月21日(金)~25日(火)【5日間】
会場   東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 3階大会議室
受講者 30名

多文化社会における課題を解決するには、多様な人々・機関・組織の協働が必要です。その推進役となる「コーディネーター」を育成するために、本センターでは、文部科学省の「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の委託を受け、「多文化社会コーディネーター養成講座」を2007年より開発・実施しています。2期目となる講座の「共通必修科目」を8月に開講しました。

共通必修科目は、①「多文化社会の問題を包括的に理解する」、②「課題の再設定」を目標とし、科目は「言語と文化」「多言語・多文化社会論」「多言語・多文化社会実践論」「ワークショップ」の4つのジャンルから構成されています。

5日間の日程を終えて、受講者からは、
「知識、出会い、語り知る共通の悩み 個々の参加者の経験や知識の一端を知ることができたし、その理念の強い人にも出会えた。悩みも共有した。個々の事例から自分の現場を客観視(外がわから見ること)ができたように思う。」 
「5日間を振り返って、ふりかえりを行なう行為がとても重要なことと思われた。言葉を出して相手にふりかえりを行なったときは、自分自身の課題が、それを知らない人にどの様にわかりやすく伝えることができるのか、どのように共感を持てるようになるのか、そのようなわざを身につけることは、コーディネーターとしてとても重要なことだと思えた。」
などの感想が寄せられました。

講座は今後、専門別に3コース(政策コース、学校教育コース、市民活動コース)に分かれ、「専門別科目(秋期)で課題解決のためのアクションプランを作成し、また、各個人の実践現場における「個別実践研究」を経て、「専門別科目(冬期)」でその成果を発表し修了となります。

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【各分野の講師からコーディネーションの視点を学ぶ】

日時: 2009年08月30日