高校生のための国際理解セミナーを開催しました。（社会連携活動）

日時　　2008年７月27日（日）10:00～17:00
会場　　東京外国語大学　府中キャンパス　研究講義棟　　
参加者　46名

　「東京外国語大学オープンアカデミー」の一環として標題のセミナーを実施しました。今回は、多文化コミュニティ教育支援室で活動する11名の学生たちが、「多文化共生」をテーマにワークショップの準備と当日の進行を行いました。
　遠くは新潟や大阪に至るまで、全国から高校生が集まりました。午前中はコミュニケーションの難しさや楽しさを知るゲーム形式のワークショップ。午後は映像やゲストのお話をもとに、在日韓国・朝鮮人と日本人が過去の歴史を乗り越えて「ともに生きる」こと、また、ニューカマーの子どもたちが抱えている問題についてディスカッションを行いました。
　参加した高校生からは、「深かった。気付かないだけで、身のまわりにはたくさんの異文化が存在していて、それに対して私たちは目をそらしていたり深く考えていなかったり、まさに想像力が欠けていたと思った」「異文化を理解しようとするならば、まず相手個人のことだけでなく、その人の背景にある、歴史などを知ることがスタートなんだと思いました。言葉が分かっただけで相手とわかり合えると思っていたけれども、それだけじゃだめで、もっと色んなことを知りたいと思いました」「学生スタッフの皆さんが計画したとは思えないほど充実していました。大学生のすごさを感じました」などの感想が寄せられました。

【なごやかな雰囲気で自己紹介】

日時: 2008年09月02日