受験生向けブログ VOICE 2021年度

【部活動】硬式野球部インタビュー

2022.02.21

外語大というと国際系やダンスサークルが有名かと思いますが、
隠れた実績のある部活があると聞き、インタビューに行ってきました!

その部活とは...硬式野球部!

現在は選手9名、マネージャー3名で週4回活動しています。場所はもちろん府中キャンパスのグラウンド。
年2回開催される大会に向けて、日々練習を重ねています。
その中で今回は監督兼選手である、国際社会学部中央アジア地域専攻モンゴル語(埼玉県立蕨高等学校出身)の徳田正太郎さんにお話を伺いました。

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硬式野球部監督兼選手 徳田正太郎さん


― 大会で受賞歴もあると伺いました

昨年11月に、所属する新東京大学連盟の3部リーグで優勝することができました。12年ぶりのことと聞いています。

― すごいですね!それだけ実力があるということは、部員の方は野球経験者が多いのですか?

自分自身は経験者です。他のメンバーも経験者のほうが多いですが、
小学生の時にやっていたくらいという人もいるので、幅広く所属していると思います。

― 部活と勉強の両立、大変ですか?

大変は大変ですが、週4回午前中の練習だけですし、授業を優先で活動しているので大丈夫だと思います。あとアルバイトもできていますよ。

― 硬式野球部は色々情報発信されてますよね。

野球って他のスポーツと比べてハードルが高く感じると思うんです。
それに外大に野球部があることを知らない方もいると思うので、少しでも親しみやすくなるといいな、と思ってやっています。

― どんなモチベーションで野球を続けてますか?

自分も1年生の夏から始めたんです。コロナが出てきた時期に入学したので、外出する機会が少なかったんですね。
ちょっと外に出て動きたくなったというのがきっかけです。
あとは学生が監督をできるというのも大きかったです。高校までだと先生が監督で、
自分の思う通りに活動ができなかった経験があるので、これは結構魅力だと思います。

― 監督を学生さんがやっているんですね!

うちの大学は代々2年生が監督をしています。自分の代は部員が少なかったこともあって、自分が監督になることはすんなり決まりました。
キャプテンと自分は性格も結構違うので、うまく補い合って、協力して活動している感じですね。

― 実際監督になってみてどうですか?

最初の頃は俺じゃなくてもいいんじゃ、と思ったこともありましたが、大会で優勝もできたしうまく回っていると思います。

― なるほど。ではその"いい感じに回す"ために工夫していることはありますか?

選手の経験値に差があるので、野球経験がない人に目線を向けて、そこを中心にチーム作りをしていくということです。
以前の自分の課題が、経験がない人の立場にうまく立てなかったということでした。そのせいで能力の差が開いてしまうと感じていたんです。
そこで経験がない人を中心に、活動を組み立てていこうと考えました。
部員にそれ伝えた後、経験者が他の人を教えるという流れもできて、いまは部内の雰囲気も良い感じになってきたと思います。

― 一選手の立場だったら、気が付けなかった視点ですね。

塾講師のアルバイトで教室運営にも携わっていますが、そこでもリーダーの立場になりました。
人によって仕事に向ける熱量の差みたいなものを感じるのですが、熱量の低い人に目を向けてやっていくことで変わっていくんじゃないかと思えたのは、この経験があるからだと思います。

― 高校時代の経験で生きていることはありますか?

高校3年間の部活動と受験勉強で、自信が持てるようになったのが大きいです。高校時代には野球で成果をだしても評価されなかったことがあって。
そのなかでも頑張って続けていたら、最後の大会にはレギュラーで出ることができました。
しかも例年初戦で敗退していたのが、初戦の先制点と決勝点をとれたし、4回戦まで進めたんです。頑張りとおして結果を出せたという経験は、本当に自信になりました。
受験勉強のほうは、高校時代野球しかしていなかったので、偏差値も40台しかなくて(笑)。
でも2次試験の対策をがんばったら、なんとか引っ掛かったんです。やったらできる、と思えるようになったのは大きいです。
これで自分というものは確立できたから、今は役職について、人との関わりあいとかを勉強しているところなのかな、と思います。

― 高校時代大変だったことは?

世界史ですね(笑)。暗記が本当に苦手で。英単語はしょうがないから頑張ったんですが、世界史は3年の10月くらいからようやく始めたんですが、終わるはずもなく...。
ただ世界史の2次試験は論述なので、研究しました。例えば過去このテーマが出ているから、ここ以外で流れだけつかんでおこうとか。
そして受験前最後の10日間、最後の悪あがきで世界史の漫画を読んでたんです。受験当日も外大の最寄駅あたりで読んでたんですが、それがたまたまテストに出たんですよ!
ただ、高校生の皆さんはこうならないように、早くから嫌なことには手を付けたほうがいいと思います(笑)

― 硬式野球部入ってよかったベスト3をお願いします!まずは3位から!

友人ができたことですね。ここの人たちは勉強を頑張ってきただけじゃなくて、目標をもって大学に入ってきているので、気が合うんです。

― そして2位!

多分就職に有利!(笑)運動部ってことはもちろんですが、外大の専攻語の学びは個性になると思います。

― 最後に、1位!

優勝した事ですね。これまで一度も優勝の経験がなかったので、自分が監督の間にそれを成しえたというのはやっぱり特別です。

― 今後の目標など

まずは部員が増えてほしいです(笑)!野球は9人でやるものなので、安定して活動できるようになりたいですね。
あとは2部リーグへ行きたいです。2部からは社会人になってからもプレーを続ける人も出てくるレベルになるので、もっと楽しくなると思います。
前回は3部リーグで優勝しましたが、2部リーグへの入替戦で負けてしまったので、そこを目指したいと思います。

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インタビュー中も、練習に励む部員の皆さんの元気のいい掛け声が響いていました。この努力が実って、2部リーグで活躍する日が来るのが楽しみです!


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受験に打ち勝つ!ノート作り

2021.12.17

Здравствуйте! こんにちは!

ロシア語専攻3年のぼーりゃです!
入試まであと少し、受験生の皆さんは最後の追い込みをしているのではないでしょうか。
今回のブログでは勉強関連ではなく、私が受験を乗り越えて感じた、
受験に打ち勝つための準備についてお話ししたいと思います。

勉強の合間に少しでもご覧いただければ幸いです。

私が一番受験に向けてやったことでよかったと感じているのは、「受験ノート」を作ったことです。
このノートは、受験当日に持っていけるような、自分のためだけのノートです。

私がこのノートに書いていたことはこちらです。

①自分の弱点リスト
②試験当日に準備するものリスト
③自分が心に残った言葉など

①弱点リスト

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これは、模試や過去問を解いた際に自分が苦手だと思った箇所をリストにまとめたものです。
共通試験と二次試験、さらに科目にわけておき、本番直前に一目見て復習ができるようにしておきます。
特に、科目が変わる間に見ておくと、頭がすぐに次の科目に切り替わってとてもよかったです。

②準備リスト

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ここには試験当日に持っておくべきものを全て書き出しておきます。
チェックボックスも入れておくと、より忘れ物がなくなると思います。
私はお昼ごはんを食べるとどうしても眠くなってしまったので、
お昼休憩にはカロリーメイトのゼリーを飲む、その後の短い休憩時間でチョコを食べると決めていました。

食べるものは前日までに買っておかなければならなかったので、
慌てることなく用意できるようにあらかじめリストを作っておいてよかったと感じます。

③心に残った言葉

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私は母親が書道の先生をしているということもあり、筆で字を書いてもらいました。
本で見た言葉や先生にかけてもらった言葉などを書いたことで、自分に自信がついたと思います!

また、表紙には友人や家族、先生方に必勝メッセージを書いてもらいました。
試験当日にこれを見たことで、不安が和らいだ記憶があります。

私自身、試験当日前の模試まで、第一志望の外大はD判定しか出ませんでした。
しかし、二次試験ではこのノートに書いてあった弱点リストから問題が出たこと、
また試験前に完璧に準備できたことで心に余裕を持てたと思います。

受験にはもちろん勉強が一番必要ですが、その次に必要なのがメンタル面の強さだと感じています。
少しでも自分が本番当日に不安を感じないように、早めの準備が大切になってくるのではないでしょうか。

外大生一同、皆さんを応援しています。精一杯、自分の力をぶつけてください!

ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございました!

以上ぼーりゃよりお届けしました。

第6回TUFS Connect! 開催報告

2021.12.15

みなさん、こんにちは!

TUFSアンバサダーのゆう(国際社会学部中央アジア地域モンゴル語専攻3年)です。

あっという間に12月ですね。
2021年、私にとっては変化の1年でしたが、
皆さんにとってはどんな1年でしたか?

さて、今回のVOICESは、11月7日に開催された
「TUFS Connect!(たふこね!)」についてのご報告です♪

当日は、5人の高校生に参加していただき、
世界各国でハロウィンがどのように
お祝いされているのかを知るアクティビティを行いました。

アクティビティ内では留学のために
今秋世界中に飛び立った大学生たちが
送ってくれた沢山の写真や動画を
クイズやエピソードを交えながら
みんなでシェアしました☆

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実は今回のハロウィンイベントは、
アンバサダーではない外大生にも協力していただいて企画を完成させる、という
たふこね初の試みを行いました。
楽しんでいただけましたでしょうか?

気軽に海外に旅行に行くことが難しい今、
少しでも旅行気分を味わってもらえたり、
リフレッシュできる機会になっていたら幸いです。

ハロウィンという行事ひとつをとっても
初めて知ることばかりで、
世界の文化は奥深いなぁと思うと同時に、
旅行に行きたくなる一日でした(笑)
私にとっても新しいことを学べる良い機会でした。

そして、たふこねの最後には質問コーナーを行いました。
受験勉強や大学生活に関しての不安、
学部や地域、言語の学びの内容の違いなど
少しでも力になれていたらいいなぁと思います。

また、私たちアンバサダーは毎月、
個別相談会(オンライン開催)や
キャンパスツアー(現状はオフライン開催)等の
活動も行っているので、
時間が足りなかった方やもっと詳細が知りたい方は
是非こちらにも参加してみてくださいね!

次回のたふこねも現在、絶賛企画中です!
今回頂いたアンケートを元に、
皆さんにより楽しんでいただけるものにします。
外大に興味のある方から大学生と交流してみたいなという方まで、
皆さんに気軽にご参加していただけたら嬉しいです。

このような状況ですがTUFSアンバサダー全員で、
中学生・高校生の皆さんのお力になれるよう
これからも取り組んでまいりますので、
外語大に少しでも興味がある方は
TUFSアンバサダーの活動を利用してください。

最後になりますが、
本格的に寒くなってきましたね!
皆さん体調を崩されないよう、
ご自愛ください。

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以上、ゆうでした!

2021年外語祭!

2021.11.20

Buon giorno!(ボンジョルノ!)
言語文化学部イタリア語科1年のしおりです。

いよいよ今月19日(金)から23日(火)にかけて、第99回外語祭が開催されます。
今年度はオンラインとキャンパスのハイブリッド開催となりました。
昨今の状況により開催形態について試行錯誤を重ねることとなりましたが、
私自身準備を進めていくうちに、外語祭の実感がわいてきています。
実は私は高校生の時に外語祭に来たことが無いため、非常に楽しみです!

構内にも授業時間外に語科全員で集まったり、
サークル棟で熱心に練習していたりする外大生を見かけることが多くなりました。
今回はイタリア語専攻1年の催し物についてご紹介したいと思います。

① 物品販売・ワークショップ

毎年恒例の料理店が中止となった代わりに、有志の1年は物品販売・ワークショップ企画を実施することとなりました。
初の試みとなりますが、もしかしたら今年度が最初で最後かも...?
イタリア語専攻ではトリコロールパスタやニョッキ、マカロニなどを販売する予定です。
その場で食べて頂くことは出来ませんが、ご自宅の食事を彩る商品を厳選しましたので、ぜひお買い求めください!
イタリアに旅行した気分を味わって頂けると思います。

② 文化紹介動画

オンライン企画としてイタリア語専攻では文化紹介動画を作成しました。
語科全員が早口言葉・歌・寸劇のいずれかに参加した、盛りだくさんな動画となっています。
ぜひYouTubeでご覧頂きたいのですが、このブログを読んで下さった方に特別に内容をお伝えしようと思います!

早口言葉

文化紹介動画で早口言葉?と疑問にもたれた方がいらっしゃるかもしれません。
実は早口言葉は石井沙和先生の授業の冒頭に習っており、数名が発表するのが定番になっています。
巻き舌には苦労しますが、毎週新たな早口言葉を知るのは楽しいですし、そのレパートリーの多さに毎回驚かされます。
この動画ではイタリア語専攻4名とネイティブのアンドレア・フィオレッティ先生が2つの早口言葉に挑戦しました。
皆さんはつっかえずに言うことが出来るでしょうか。この機会にぜひ挑戦してみてくださいね。

 イタリアといえばオペラということで、ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「ナブッコ」から"Va,pensiero"を歌いました。
「行け、わが想いよ、金色の翼に乗って」はオペラ好きなら誰でも知る有名な曲ですが、
紀元前587年バビロニアとヘブライ人の敵対関係が舞台となっています。
戦いに敗れ捕虜となったヘブライ人が故郷を想って歌いあげたものです。
一見悲哀に満ちた曲だと思われるかもしれませんが、
苦境に立たされた彼らが自らを鼓舞するために歌った曲ですので、歌詞から力強さを感じます。
この動画ではバックコーラスとして使われており、女声4パートと男声のハーモニーを楽しんで頂けたら嬉しいです。

寸劇

まず寸劇をやるに至った経緯をご説明します。
春学期に先ほども登場したアンドレア・フィオレッティ先生の授業で、
ペアでイタリア語の寸劇を発表するという課題がありました。
まだイタリア語を習いたてでしたので、5分程の原稿を作るのにも苦労したのですが、
終始笑いの絶えない発表となりました。
因みにこの寸劇は記念として撮影され、いつか見返すかもしれないそうでひやひやしています。

あらすじは以下の通りです。
ある日、マリアはとんでもない光景を目撃してしまいます。彼氏が浮気しているかもしれないのです!!
怒ったマリアはすぐに親友のパオラに電話をかけて、何が起こったのか説明します。
翌日、2人は例のカフェに偵察に行こうとしますが、その時マリアの取った行動とは??結末やいかに!!
オリジナルの原稿を作るところから始まり、授業の合間を練って何テイクも撮りなおしてやっと完成しました。
先生方にも監修して頂き多くの方のご協力があってこそ、見応えのある寸劇となりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
覚えるのに苦労したカフェのシーンの長いセリフやエンドロールのNGシーンが注目ポイントです。
また、両言語の字幕を付けており、皆さんが実際に使えるフレーズが多く登場しますので、
この動画をきっかけとしてイタリア語に触れる機会となれば幸いです。(2年生の語劇とは一切関係ございません。)

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上の写真が寸劇のポスター(ロゴ)です。目印に探してくださいね!

いかがだったでしょうか。
文化紹介動画を通じてイタリアの知識を深めて頂けるのみならず、イタリア語科1年の和気あいあいとした雰囲気を感じて頂けるのではないでしょうか。
その他にも語劇や野外ステージ、ダンスフェスティバル等々多くの企画がありますので、お見逃しなく。
大学にいらっしゃる方はお会いできることを外大生一同楽しみにしております!!

オンラインイベント「TUFS Connect!」開催!

2021.11.02

11月7日(日)14時から、オンライン(Zoom)で「TUFS Connect!(たふこね!)」を開催します。

TUFSアンバサダーと中高生の皆さんの交流を目的としたイベントで、
今回はハロウィン特集です。

現在世界各国に留学中の先輩方から届いた、
動画や写真でのハロウィーンリポートをみて、世界へハロウィンの旅にでましょう!
ハロウィンに関するクイズや、先輩方とのおしゃべりの時間もあるかも?
更に在学生に受験勉強や学校生活に関する質問をできる時間もあります。

大学ってどんなところかな?と思っている中高生の皆さん!
お茶を飲みんだり、おやつを食べながら、のんびり参加してみませんか?

お申込みはこちらから

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意外と知らなかった!? ハロウィンの起源に迫ります!

2021.10.27

Kwaheri(こんにちは)!!
国際社会学部アフリカ地域専攻2年のあすぴーです。

東京外国語大学では10月1日から秋学期が始まりました。
授業も徐々に本格的になり、夏休みが終わってしまった事実をひしひしと感じています...泣

ですが!10月末にはハロウィンがありますね!
日本ではすっかり年中行事の1つとして定着しつつあるイベントですが、そんなハロウィンの起源はご存知ですか?
今回はなんとなく知っているようで知らない、ハロウィンの歴史に迫ってみようと思います!

ハロウィンの起源・歴史

ハロウィンは、今のアイルランドあたりで生活をしていた
古代ケルト民族の伝統行事・サフィン祭というお祭りが起源と考えられています。
古代ケルト社会では、11月1日が新年の始まりと定められていて、
その前日に当たる10月31日はいわゆる大晦日だったのです。

ケルト民族の人々は大晦日にはご先祖様の魂が帰ってくると信じていましたが、
悪霊も一緒についてきてしまうと考えていました。
そこで仮装して悪霊に連れて行かれないようにしたり、怖がらせて追い払ったりする効果を期待していたそうです。
なんだか日本のお盆の習慣と似ているような似ていないような感じですね...。
その後、キリスト教圏までサフィン祭の習慣が伝わると、
徐々にこのような宗教的な考え方がなくなり、今のような季節のイベントとして親しまれるものになりました。

ちなみに私の専攻地域であるアフリカについては、
南アフリカ共和国など一部の国では仮装を楽しむ人々も多くいるようですが、
ハロウィンは日本ほど一般的なイベントではないようです。
ハロウィンという名前でなくても、アフリカにはそれぞれの民族ごとにご先祖様を弔う伝統的なお祭りがあるので、
それほど浸透しなかったのかもしれませんね。

ハロウィンといえば...

ここからはちょっとだけ、ハロウィンに関連するものをご紹介します!

・ジャック・オー・ランタン

ハロウィンといえばの代表的なアイテムはジャック・オー・ランタンですが、
これは直訳するとジャックのランタンという意味です。

ジャックというのは人の名前で、ある説話によると、
ジャックは大嘘つきの乱暴者で、ハロウィンの夜に出会った悪魔も騙してしまったために、
亡くなった後も地獄に行けず、はたまた生前に働いた数々の悪事のせいで天国にも行けず、
ランタン1つを手に彷徨っているということです。
この説話が伝わるアイルランドではランタンはカブをくり抜いたものと言われていますが、
ハロウィンの文化がアメリカに伝わったことをきっかけに、栽培が盛んだったかぼちゃで作られるようになったそうです。

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個人的に、カブのジャック・オー・ランタンはかぼちゃで作るより見た目が怖そうだなと思っています...。

・アップルボビング

こちらは水に浮かべたリンゴを口で取るという、伝統的なハロウィンのゲームです。

ハロウィンの時期がリンゴの収穫期と重なったことから始まったもので、
ハロウィン発祥の地であるアイルランドでは現在でも親しまれている遊びです。
口を使って1つのリンゴを取るのにかかる時間を競ったり、
制限時間内にいくつリンゴを取れるかを競ったりなど、色々な遊び方があるようですよ。
日本で普通に売られているりんごはサイズが大きいので、再現が難しそうですね。
姫りんごなどりんご飴に使われている小さい品種ならできるかもしれません。


ここまで、ハロウィンの歴史について少しだけご紹介しました!
意外と知らなかったお話もあったでしょうか。

受験勉強で忙しい時はイベントを楽しむ余裕がなかなかないかもしれませんが、
ハロウィンの日はお菓子をたくさん食べて気分転換してくださいね。

それではまたお会いしましょう!Kwaheri! (さようなら!)

合格体験記シリーズ 第2弾! 二次まで諦めず手にした逆転合格体験記!

2021.09.11

<基本情報>


学部・専攻語(地域):言語文化学部 西南ヨーロッパ地域専攻 イタリア語

受けた外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):前期

合格した外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):前期

他に受けた大学(試験種類も併せて):
合格→私立文系大学(一般・共通テスト利用・共通テスト併用)
不合格→私立文系大学(一般)

共通試験で受験した科目と点数:英語、国語、世界史、現代社会、数1A

外大の二次試験で受験した科目:英語、世界史

得意科目:英語

苦手科目:国語

高校について:東京の私立中高一貫校

部活(引退時期も併せて):茶道部(高2の3月)

現役or浪人:現役

<受験勉強のスケジュール(①以外は高3について)>

①~高3

高3までは受験を意識するよりも、普段の定期試験の勉強と復習を中心にし、勉強のサイクルを作ることを大切にしていました。
放課後に数分でも机に向かい、1日も勉強しない日を作らないようにすると、高3になってから長時間勉強がしやすいです。
また、英語は外部試験を利用する大学が増えたので、高1から対策を始めました。
受験回数が限られており、高3になって焦らないようにするため、そして普段の実力発揮の場として使っていました。

②~夏休み

春は休校の影響で例年より自習に時間が割けた反面、モチベーションを持続させることが大変でした。
5月の模試までに未収得の範囲をなくし、前回の模試から志望校判定を1つあげることを目標にし、主に基礎を中心に勉強していました。
また、ずっと自分の部屋で勉強するのではなく、リビングで同じく受験生の妹と勉強したり、立ちながら暗記物をしたりすると、集中力を持続させやすかったです。

③夏休み

夏休みは自由に使える時間が多い分、時間を有効活用できるよう、勉強計画や目標をたてることは欠かせません。
8月末の模試から逆算してスケジュールをたてました。
注意した点は教科配分です。基礎を固めようとすると苦手科目ばかり勉強しがちですが、
途中で得意科目をはさむことで、モチベーションアップにも繋がりますし、集中しやすくなります。
得意科目や範囲があると安心材料にもなります。
また、私は目標通りの勉強量をこなすことが出来なかったのですが、自分はどこが苦手なのか・つまづきやすいのかを明確にしたことは大きかったです。

④秋~共通試験前

秋から過去問に手をつけ始めましたが、各大学の過去問と共通テスト予想問題、センター試験の過去問を解く日を、月初めに決めました。
過去問は問題を解くのはもちろん、復習に予想以上に時間がかかるので、計画通りに進まないことが多かったです。
平日にやり残した分は休日に回せるよう、余裕をもった計画をたてることを意識していました。
1月に入ってからは共通テスト対策しかしませんでしたが、苦手な国語は毎日解いて感覚をにぶらせないようにするなど、各科目の勉強配分を考えました。
不安になりがちな直前期は苦手な教科ばかりをやるのではなく、得意な教科もはさむことで精神が安定すると思います。

⑤共通試験後~二次試験前

1月中は外大の対策をメインに、私大も2月上旬に受ける大学の過去問は解いていました。安全圏の大学であっても1年以上は解き、問題傾向を掴んでいました。
2月は私大受験が終わるまでは私大対策が中心であったものの、終わってからは外大の過去問を再度解きなおしてポイントを整理したり、基礎知識の復習をしたりしていました。
二次試験一週間前に、疲れと不安からか何もやる気が出ない日がありましたが、その日は気分転換の日と決め、机に向かいませんでした。
時間が限られているからこそ無理をせず、メリハリをつけた生活が大事だと思います。

<夏休みの一日のスケジュール>

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<各教科の勉強法>

①外国語(英語、その他)

 読解は塾の教材の長文を何度も復習していました。
授業当日(帰りの電車の中など)に全体を読み直し、数日後には白文を使って授業内容を思い出せるか意識していました。
回数は定めず、内容を他人に説明できるようになるまで復習していました。
長文は一文ごとの構造や単語も大事ですが、全体で筆者が何を言いたいのか(基本的に1つ)を大まかに掴むことが重要です。

 リスニングは特に苦手だったので、英検準一級やTEAPを定期的に受験し、その都度問題を解いたことが二次対策になりました。
秋以降はキムタツの東大英語リスニングを使っていました。
リスニングが苦手な人は、そもそも英文が聞き取れないのか、それとも問題が解けないのかを意識してみてください。
たとえ英文が聞き取れていても、問題の意図を読み違えると不正解となってしまいます。
慣れてきたら音声が流れる前に、内容を予測すると正答率が上がるはずです。

 要約と意見文は抵抗感を抱きがちですが、得点源になりますし、他の受験生と最も差をつけられる分野です。
上述の外部試験の過去問も使い(英検1級も使えます)、先生に添削を受け、指摘されたところは次回に改善出来るよう意識していました。
初めは時間を気にせずに減点されない英作文を書くことを心がけ、その後時間を計って解くのが良いと思います。

②社会科(世界史、日本史、その他)

 世界史はコツコツ勉強していたにも関わらず、高3の夏まで思った通りに結果が出ませんでした。
その理由は単語暗記に集中しすぎて流れを疎かにしていたからだと思います。
しかし、論述対策として教科書を読み込むと、点数が安定していきました。
初めは参考書を使っていても、最後には教科書に立ち返るのを強く勧めます。
教科書に細かい知識を書き込むことで、勉強の成果が目に見え自信がつきますし、難関私大対策にもなります。
また、論述は秋から対策を始め、学校の先生に添削をお願いしていました。
インプットが十分でないからといって論述を書くのを恐れないでください。論述を書きながら流れをおさえていきましょう!

③共通試験対策

 共通テスト初年度のため、各社の予想問題集とセンター試験の過去問を並行して解いていました。
模試も復習として活用していました。難易度の高い問題は少ないですが、問題形式が独特なので、試験慣れすることが特に大事だと思います。
また、共通テストは2日間行われる長時間のテストで、集中力の持続が難しいです。
時間割はあらかじめ決まっているので、休み時間の間にすること(例えば参考書の特定の分野を見直す・リフレッシュのため音楽を聞く・英語の音声を聞くなど)を決め、
昼食の量も調整するなど、自分が最大限実力を発揮できる環境を整えることも効果的です。

<当日について>

①試験前にしていたことを教えてください(勉強面、精神面)

 電車の中では一番思い入れのある過去問の長文を読み返し、ボロボロにした世界史の教科書を持参して、自分はこれだけ努力をしてきたと気持ちを落ち着かせていました。
また、母にもらった手紙が励みとなりました。
全てを見返す時間はないので、あらかじめ当日見返す範囲を決めておくと、焦らないと思います。

②試験中に意識していたことがあれば教えてください

 今年度は内容や時間配分が予測出来なかったので、変更内容に焦らない、むしろ、その方が当たり前だと言い聞かせていました。
試験開始後に冊子にざっと目を通し、時間配分を決めてから解き、全てを完璧に解こうとするのではなく、自信のある問題を落とさないという気持ちで望みました。
途中で焦ったら一旦深呼吸をすると落ち着きます!

③宿泊についてアドバイスがある方は教えてください

 実家から外大に向かったので特にありません。

④その他、当日についてアドバイスがあれば教えてください

 電車が遅延しても焦らないように、余裕をもって家を出ることが大事です。
また、外大の受験者は女子が多いので女子トイレは混みがちです。参考書を持って列に並ぶと時間を効率よく使えます。
特に廊下は冷えるので、温度調節の出来る服装をすると良いでしょう。

<受験生に向けたメッセージ>

 私は共通テストで予想通りの結果が出ず、絶望感に陥り、外大を受験するかさえも悩みました。
しかし、外大が第一志望校なのと、二次試験で逆転の見込みがあったので、自分の意志を貫き通し、結果的に合格を手にしました。
合格発表で自分の受験番号を見つけたときの感動は今でも忘れられません。
もちろん外大に合格出来る学力を身につけることも大事ですが、思うようにいかなくても努力を続け、意志を曲げないことの大切さを実感しました。
また、辛い時は家族や先生に相談し、友達と過ごす時間を大切にしてください。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校に行く機会が減ってしまったからこそ、友達との関わりが気分転換となっていました。
この合格体験記を読んで下さった皆さんが、未来の後輩となることを心より願っています。

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カナダのスタンレーパークにあるトーテムポールです。想像以上に迫力があり印象に残っています。
ぜひ皆さんもカナダを訪れた時は、足を運んでみてください!!

合格体験記シリーズ 第1弾!学校推薦型選抜と前期試験

2021.07.20

こんにちは!国際社会学部ロシア地域専攻3年のあいこです。

暑い日が続き、いよいよ夏が来ると感じるようになりましたね!
さて、今回から数回にわたって「合格体験記シリーズ」と称して外大生に大学受験の経験を皆さんにご紹介しようと思います。これから大学受験を迎える皆さんの参考になれば幸いです。

(記載されている内容(勉強方法など)個人の意見ですので、ご了承ください。)

記念すべき第1回は私の部活の後輩である、言語文化学部ドイツ語専攻1年のあやこさんです!

<基本情報>


学部・専攻語(地域):ドイツ語

受けた外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):学校推薦型選抜、前期

合格した外大受験の試験種類(前期、後期、公募推薦):前期

他に受けた大学(試験種類も併せて):
合格→私立大学外国語学部英語学科TEAP利用入試、私立大学外国語学部英語学科、ドイツ語学科、一般選抜、私立大学国際日本学部一般3教科、私立大学文学部一般選抜
不合格→

共通試験で受験した科目と点数:国語(167)、英語(R97)、(L 84)、数学1A(60)、化学基礎(42)、生物基礎(47)、日本史B(97)

外大の二次試験で受験した科目:英語、日本史

得意科目:英語

苦手科目:数学

高校について:千葉県の私立中高一貫

部活(引退時期も併せて):高3の6月(実質的に高2の2月末)

現役or浪人:現役

<受験勉強のスケジュール(①以外は高3について)>

①~高3

定期考査の勉強をしっかりして、宿題はやる。中2?高2まで数学の補習で個別指導塾に通う。高3の新学期に外大を第一志望にして、共通テストで受ける科目も決めました。

②~夏休み

高3の春休みに映像授業特化型の大手塾の無償講座を受け、6月から外大その他国際系学部に特化した塾に入塾。

③夏休み

塾で外大形式の英語、江戸時代の総復習。コロナの影響で夏休みが短くなり、がっつり自習というよりは学校の夏期講習や塾の授業を受け、あまり普段と変わりませんでした。

④秋~共通試験前

10月から学校推薦型選抜の勉強を始めました。
推薦型は11/4が書類提出締め切りで、面接と小論文の試験が12/5でした。
まず書類は1000字の志望理由書と2000字の活動報告書です。
あと成績書類やTEAP、英検資格の証明書が厳封の状態で必要なので早めに準備しておきましょう。
志望理由書は、将来の夢→そのために外大で学びたい、みたいに書くのが定型です。
私は塾で先生に見てもらいながら書き、最後には校閲をしてもらいました。
活動報告書では、主に自身のカナダ、アメリカ短期留学経験に絞って書きました。
また、ドイツ人の子をホームステイで受け入れた経験を書き、ドイツ語に興味を持ったきっかけの一つとしました。
面接はこれをもとに行われるので、面接で言いたいことと一貫した内容にしましょう。
あと恐らく書類提出をすると大体面接・小論文に進めるので
一次の結果が出る前から小論文と面接の練習を始める必要があります。
小論文は数年分の過去問があったので、1回書いて添削、2回目とやりました。
書類や小論文は一人の先生に見てもらうのがいいのですが、面接はたくさんの先生に見てもらうと、
色々な角度から質問されるので、対応力を上げることができます。
外大では最初に志望理由の要約を話すので、その練習もしました。
推薦オススメの人→1将来の明確な目標がある。
         2どうしても外大で〇〇語がやりたい。
         3留学歴や受賞歴がある。
         4小論文や面接が得意。
推薦オススメしない人→1将来の夢や目標がまだない。
           2外大なら何語でもいい。
           3前期の勉強に専念したい。
面接で聞かれたこと→1志望理由書の要約
          2これからの高校での英語の授業のあり方
          3どうしてドイツ語なのか
          4ドイツ語の通訳になりたいと言っているが、ドイツ人と日本人間では英語で十分→ドイツ語でしかできない状況は具体的にどういう場面か

私が不合格だった理由は動機不足と準備不足だと思います。
自分の夢や目標、学びたいことに対して熱量があり、そのことについて具体的に細かく考えることができることが大切だと思います。
私はドイツが大好き!でもなく、本当に通訳になりたい!というわけでもなく、
外大にただ入りたい!というのが一番だったので、志望理由が薄っぺらくなったのかなと思います。
また2番と4番の質問で受け答えが上手くできず、
具体的な場面や自身の経験から答えられるようにするとよかったと思いました。
また面接対策でドイツの環境問題対策の本を読んで、選択科目でない世界史について多少勉強しましたが、
そういった教養を問う質問は一切なかったので、とにかく自分の志望理由の裏づけをしっかりした方が良いと思います。
また10月から対策を始めたのが遅かったです。
少なくとも夏休みから考え、先生に相談して書類や小論文対策を始めるのがいいと思います。
11月中に外大2008?2011+共通テスト勉強、12月から共通テスト問題集と模試のみ

⑤共通試験後~二次試験前


共通試験後はもう入試が終わったような気分になり1週間くらい真面目に勉強しませんでした。
気持ちのリセットという面では少し休むのもいいと思いますが、
1週間くらい経ってすごく焦って後悔したので2、3日で十分と思います。
1日平均7時間計って勉強しました。
他の人より短い方だと思いますが、毎日9時間寝ることで、
眠くならずに効率よく集中して勉強できました。
過去問解く→解説読む→内容的にわからないものは調べる、
教科書や資料集で確認、付箋を貼る、書き込みをする→数日後に全体をざっと見直し
この時期は常に次の日程の私大の赤本をやり続けました。
よって外大対策はほぼ塾の授業と慶応が終わってからの10日間でした。

私大TEAP利用(2015?2020)同私大一般選抜(2?3年分+サンプル問題)、私大一般選抜(2018?2020)、私大一般選抜(2011?2020)、外大(2008?2020)

<入試直前2ヶ月くらいの一日のスケジュール>

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<各教科の勉強法>

①外国語(英語、その他)


授業(カッティングエッジ)+予習と復習、復習では本文を音読、
アップグレード最後の一周を春休みに終わらせて、その後忘れたものをその都度を復習、
単語は鉄壁(寝る前毎日十分とか)+出る順パスたん準一級(高3の秋に推薦のために準一級取得)、
塾の授業は外大前期入試の第一問形式記述式を主に演習、速読、
パラグラフリーディング、読み飛ばしの仕方

②社会科(世界史、日本史、その他)


定期考査で毎回クラス一位を目指して、なるべく完璧に範囲を覚え切ろうとしていました。
空白にオレンジペンで書いて赤シート+授業のメモ。
実際、昭和初期から平成までは、授業が終わるのが共通テスト直前なので、総復習はできませんでした。
江戸時代は授業が全てオンラインだったので全く頭に入っていなくて、夏休みに総復習、その後も時間をかけて復習しました。
10月頃からセンターの過去問をやって、間違えたところを教科書やノートで復習しました。
共通テスト問題集は12月頃やり始め、直前までやってました。
歴史はセンターと共通テストで大きく違うので、模試や問題集で共通テスト形式に慣れるのが一番だと思います。
センターはそこまでやり込まなくても。外大二次や併願校に記述があったので、共通テスト後に記述を先生に提出して添削してもらいました。
外大の日本史は簡単な語句でも漢字で書かなくてはいけないので、
助か介か、三か造か、人名などちゃんと漢字で書けるようにしておくといいと思います。

③共通試験対策


国語は形式に慣れ、時間内に終わらせることが目標だったので
BenesseのLearn-S問題集を夏休みから秋にやり、最後の一問は直前にとっておきました。
現代文は授業、問題集、模試で形式や傾向に慣れるのがいいと思います。
古典は315を丸々覚えれば大体カバーできます。
漢文はらくらくマスターで覚えましたが、構文は本文中に出てきた途端気づけなくなるので、
授業や模試の演習形式とバランスよくやるのがいいと思います。
私は直前に漢文が全然できない!と焦り、センターの漢文だけを1日に6年分くらいやって慣れました。
国語全体のセンターの過去問はほぼやっていませんが、
このように苦手なところだけ集中的にたくさんできるので、便利でした。

<当日について>

①試験前にしていたことを教えてください(勉強面、精神面)


時間配分と名前、携帯の電源切ったか、シャー芯が入っているか。
私は私大の小論文で名前と番号を書き忘れました。
最後の科目で気が緩んだのと、受験した中でその大学だけ唯一、
試験前に名前を書く時間が設定されてなかったことが原因だと思います。
またコロナの影響で英語の試験時間が150分から90分に短縮されましたが、
どこが削られたのか発表がなかったため、色々な想定をしておきました。
外大では直前に名前を書く時間があったので、そこで解答用紙を隅々まで眺め、配分を考えました。
試験前や試験中はうまくいかなかったら、、、など不安な気持ちになりますが、
現実的に、時間配分や名前に気をつけてちゃんと最後まで書き終わることに集中することが大切だと思います。

②試験中に意識していたことがあれば教えてください


目の前の問題に集中して、時間に気をつけました。
わからないところは問題のページの角を折って、後回しにしました。
間違った解答欄に書いていないかもきをつけました。
記述は下書きして書き直すと時間が足りないので、
頭の中で整理したものを直に書き、多少短くても、不自然でもそのままにしました。
字数は削るより増やす方が楽なので、
最初から簡潔な解答を目指して足りないところを補う方がいいと思います。

③その他、当日についてアドバイスがあれば教えてください

共通テストの受験票を忘れないように。

<受験生に向けたメッセージ>

昨年はコロナで高校が休校し、休校が明けても学校でも家でも勉強して、
あまり人とも喋らず、毎日退屈で勉強が嫌になる時もありました。
でも第一志望に合格した今、何をしても楽しいです!
好きな勉強をして、友達と学食に行ったりプレゼンをしたり、
一人で大学を散歩したり、全部楽しくて嬉しいことばかりです。
受験生の皆さんも、つらい時、やる気の出ない時が多々あると思いますが、
第一志望の合格は今の頑張りにかかっています。
後悔のないように、どうかやる気を絞り出して最後まで勉強し続けてください。

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研究講義棟の裏の森です。
ここを散歩すると、私は外大の中を歩く外大生なんだな、
と実感して幸せな気持ちになります。
他にも図書館やカフェテリアといった素敵な場所がたくさんあります。

実は受験生にも関係あり?!外大生のゼミ選択について

2021.06.30

Hu jambo! (こんにちは!) 国際社会学部2年アフリカ地域専攻のあすぴーです。

春学期も残すところあと2週間くらいとなり、毎日課題に追われているところですが(泣)、
実はこの間まで、国際社会学部の2年生にとってとても大切なイベントがありました。

ゼミ選択と言って、3年生から卒業まで所属することになる研究室を決めるものです!
受験生の皆さんにとっては、ゼミ選択なんてずーーーーっと先のことに感じられるかもしれませんが、
実は、ゼミは受験生の皆さんにとっても、とても大切だったりします。

今回のブログでは私のゼミ選択を月ごとに振り返りながら、
受験生の皆さんにもきっと役に立つことをお伝えしようと思います。

① 4月「え!? もう始まるの!?」

見出しにも書いたように、ゼミ選択の一連の流れがスタートするのは、授業が始まったなんと2日後!
春休みでボケまくってしまった頭でなんとか授業についていこうとしていた時に、
ゼミのことも考える必要があり、その時のことはあまり覚えていないくらい大変でした。(笑)

一番始めは国際社会学部の2年生全体に向けた説明会があり、そこでゼミ決定までのスケジュールが発表されます。
そして2週間後からは、国際社会学部にある3つのコース(地域研究コース、現代世界論コース、国際関係コース)から、
それぞれのコース説明会が始まります。

国際社会学部の学生にとっては、ゼミを選ぶ=コースを選ぶことなので、このコース説明会もとても大切なものです。
さらに、1週間かけて行われるコース説明会と並行してゼミの意向調査があります!
ここが4月最後の1週間でしたが、入学した時とは自分の興味関心がなんとなく変わりつつあったので、
必死にゼミ案内にかじりついてやりたい研究ができそうなゼミを探していました。

② 5月 「とにかくスケジュール管理!!」

GWが明けると、ゼミ選択も佳境に入ってきます。5月に始まるのは個別のゼミ説明会です。
2年生を募集する全てのゼミの教授がそれぞれ説明会を開いてくれるので、
学生は興味のあるゼミの説明会に参加する必要があります。

説明会は開始時間やオンラインor対面などの実施形態がゼミごとに異なるので、
とにかく公開された日程をよく読んで、スケジュール管理が命です!

私はゼミだけでなく、コースもまだ迷っていたので、
手帳が赤ペンで真っ赤になるくらいたくさんの説明会に出席していました。
本当に、大学生になってから1番スケジュール管理能力が試された時だったなと、個人的に感じています...。

③ 6月 「どれだけ迷っても最後は1つ」

6月はゼミ選択の集大成とも言える時期です。

個別のゼミ説明会が終わると、だいたい1週間くらい間があって、第1次ゼミ希望届を出す段階になります。
多くの学生はここで希望を出したゼミに所属することになるので、私は毎日寝不足になるくらい悩んでいました(笑)。
友達の中には、入学から決めていたゼミがある人や興味がずっとブレていない人もいて、
すんなり第1希望を決められる人も少なくなかったですが、私のように興味の幅が広くてすごく悩んだ学生もいたのではないかと思います。


どんなに迷っていても1回目に希望を出せるゼミは1つだけなので、5月に発表された意向調査の結果も参考にしながら希望ゼミを決めていくことになります。
ここから先は学生によって予定が変わってきます。

第1希望のゼミに通った人は6月中旬くらいに所属が決定して終わりですが、
定員よりも多くの応募があったゼミの学生は、面接や課題提出による選抜があります。

多くはないですが、毎年一定数のゼミで選抜が行われるそうです。選抜に落ちてしまった場合は第2次ゼミ希望届を提出します。
このような一連のゼミ選択の行程が終わるのはだいたい6月下旬から7月にかけてだそうです。


ここまで、私のゼミ選択の流れをお伝えしてきました!
「一体これのどこが受験生に関係あるんだ...。」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、お気づきになりましたでしょうか?

実は外大生の中には入学した時から決めていたゼミがある人がいるのです!
大学に通っていないうちからなんでゼミなんて知ってるの?と疑問に感じた方へ、
実はゼミ案内は受験生のうちから見ることができます!
外大HPの在学生向けのページからアクセス可能ですが、こちらからも飛べます


実は今回私がゼミ選択についてブログを書こうと思ったのも、受験生の皆さんとの交流がきっかけでした。

TUFSアンバサダーが行っている在学生相談会にきてくださる受験生の皆さんの中には、
言語文化学部と国際社会学部とどちらを受験すればいいか迷っているという相談をしてくださる方が多くいます。
確かに学部だけのおおまかな説明だけではわかりづらいですよね...。

そんな時に役立つのがゼミ案内なのです。

ゼミ案内ではそれぞれの学部で研究できることが、
さらに細かく説明されているので、より具体的にイメージを掴むことができます。
自分の関心があるテーマを研究されている教授がいる学部を選べば、
学部選択で失敗してしまうこともなくなるのではないでしょうか。

私がたくさん迷って悩んで国際社会学部の受験を決めたように、受験する学部選択に悩んでいる皆さんへ、
悩みを解消するためにゼミという視点から考えてみるという方法があることも知っていただけたら嬉しいです!
それでもまだモヤモヤするなぁという方は、ぜひTUFSアンバサダーの在学生相談会で直接お悩みを相談してみてくださいね!


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ゼミ選択に関係する写真がなかったので、私が初めて大学に行った昨年秋の写真を載せておきます(笑)


ここまで、あすぴーがお伝えしました!Kwaheri~!(さようなら!)

外大生の時間割ってどんな感じなの?

2021.05.14

!Hola! (こんにちは!)
国際社会学部イベリア地域スペイン語専攻のさくらです。

ステイホームのゴールデンウィーク、皆さんはどのように工夫して過ごされましたか?
私は2週間後に迫るスペイン語の試験に向けて勉強したり、好きな映画を見たりして、充実した1週間を過ごすことができました!

さて、今回は前回に引き続き、外大生の日常生活を深掘りしていこうと思います。
時間割は?カバンの中身はどんな感じ?このような疑問にお答えします!

①外大生の時間割


まずは、1年生の平均的な時間割を紹介しようと思います。
赤...言語科目
青...基礎リテラシー(外大について知るための必修科目)
黄...地域基礎
緑...学部科目
灰...世界教養プログラム

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これは、アフリカ地域専攻Sさんの1年生春の時間割です。
アフリカ地域専攻の方は、必修言語科目で英語やスワヒリ語を勉強するようですね!
Sさんは、他には教養外国語でフランス語も勉強していたそうです。
このように外大の1,2年生は、言語科目の予習復習に追われることが多いです...。

Sさんは他に世界教養プログラムを多く履修していたことが分かります。
この世界教養プログラムでは、マスメディアやグローバルビジネス、さらには医学やプログラミングまで、幅広い分野を勉強することができます!
卒業までの必修単位数が決められているので、興味がある授業を計画的に履修することをおススメします!

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こちらはスペイン語専攻のTさんの1年生春の時間割です。
スペイン語専攻は、1限がとにかく多いことで有名です...(笑)
週4回も早起きしなければいけないのはなかなか大変ですね。
(外大生の一日のスケジュールについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、是非見てください!)

Tさんは、専攻地域の基礎知識を学ぶ「地域基礎」や、緑色の学部科目を多く履修していたことが分かります。
Tさんは国際社会学部なので、その導入になる科目を1年生のうちに勉強していたそうです。
(ちなみに「ミクロ経済学入門」は国際関係コース、「地域研究の最先端」は地域社会研究コース、
「原初的叛乱者たちの系譜2019」は現代世界論コースで開講している授業です。各コースについて詳しく知りたい方はこちらから!)

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先ほどの2つの時間割からは打って変わって、この時間割はだいぶ空白が多いですね。
これはスペイン語専攻Tさんの3年生春の時間割です。
教職科目を取らず、卒業単位ギリギリで卒業する場合、計画的に単位を取得していけば、3年生にはここまで授業を減らすことができます!
空いた時間を使ってボランティア活動やインターンシップを始めたり、卒論テーマの研究を深めたりして時間を使う人も多いです。
ちなみに4年生は就活や卒論などで忙しくなるので、Tさんは週2コマ程度しか取らない計算のようです。(笑)


②外大生のカバンの中身


続いて外大生のカバンの中身を紹介しようと思います。
外大生は比較的大きめのカバンを通学に利用している人が多いように思います。

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一年生の時の持ち物を再現してみました。
大きめのリュックにパソコン、電子辞書、プリントをまとめるファイル、教科書3冊、ノート3冊等が入っています。
なかなか重かったので、足腰は鍛えられたと思います(笑)

その理由として、「パソコン、辞書が必須」、「言語の勉強には紙のノートが便利」ということが挙げられると思います。
まず、オンライン授業と対面授業が併用になった今、大学でオンライン授業を受けることが多々あるため、

自分のパソコンを持っていくことは今まで以上に大切になっています。また、講義科目のノートはパソコンで取る人も多いです。

そして、「外大生はいつでも辞書を持ち歩いている」といっても過言ではないくらい、辞書は欠かせないアイテムとなっています。
私は高校生の時から使っている電子辞書にスペイン語の辞書を入れたり、
スマートフォンのアプリで辞書を購入したりして紙の辞書は持ち運んでいませんが、言語によってはかなり大変なようです。
「紙の辞書が毎授業必須で、普段はロッカーに入れているけど課題をやるために持ち帰らなきゃいけない!」という声を聞いたことがあります...。語科によって様々のようですね。

最後にもう一つ、言語の授業はやはり紙(ノートやテキスト、プリント)にメモを取るのがやりやすいということがあります。
慣れてきたらパソコンでももちろんいいですが、初めて学ぶ言語はまず文字から覚える必要があるため、紙のノートを用意して、書いて覚えることをおススメします!

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一年生の時のスペイン語の文法ノートです。
動詞の活用は書いて唱えながら覚えていました。


いかがだったでしょうか。この記事を読んで、少しでも外大生の生態(?)を知っていただければ幸いです!
他の大学と時間割を比べてみても面白いかもしれませんね。他の興味のある大学についても是非調べてみてください!

ではまた会いましょう。!Hasta luego!(また後で!)

TUFSアンバサダーの活動紹介<たふこね!班編>

2021.05.07

大家好?!(こんにちは?!)
TUFSアンバサダー、言語文化学部中国語専攻3年のやきちゃんです!


みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
「外に出てなにかしよう!」というわけにはなかなかいかないですが、せっかくの連休なので有意義に過ごしたいですね?


さて、前回の「TUFSアンバサダーの活動紹介<ブログ班編>」に続きまして、
今回は<たふこね!班編>をお送りしたいと思います!
参加を迷っている中高生の皆さんはもちろん、在学生の方にも楽しんでもらえるよう、
今日はたふこね!の裏側を全部見せちゃいますよ?!
(その前に、ブログ班のブログはこちら)

たふこね!班は現在7人で活動しており、

TUFSアンバサダーの仕事の1つである「TUFS Connect! たふこね!」(以下たふこね!) というイベントの
企画・運営・広報を担当しています。


たふこね!とは、中学3年生?高校2年生(中等教育学校3?5年生)を対象にし、
在学生が主体となって外大の魅力を伝えるイベントです。

具体的には、外大に入って学べること・外大でしか学べないことなどを、
中学生や高校生にも分かりやすいコンテンツにして提供しています!

それでは、そのたふこね!がどのようにできているのか、一緒に見てみましょう!

発案

まず、たふこね!を動かすにあたり最初に決めなければならないのは
「開催時期・規模・開催形態」であり、これは週に一度の定例会を通して決めています。

以前は対面でのみ行っていましたが、昨年度からはオンラインでも開催しています!
オンライン開催のお陰で、全国各地の皆さんに会えるようになりました?

企画会議

たふこね!の大枠が決まったら、すぐに企画会議に移ります。
今までやったことのある企画としては、「嘘つき自己紹介」「Cat & Chocolateゲーム(SDGsを学ぶ)」
「ロシア語でクリスマスカードを書いてみよう!」「世界の貧困について考えよう Paper Bag Game!」などがあります。

企画を考える際に意識していることは、「学びの気軽さ」の調整です!
「大学で勉強できること」が企画の大前提ですが、簡略化しすぎてその意図が伝わらなければ意味がないですし、
難しすぎて楽しさが伝わらなければそれも企画としては失敗となります。
ここをブラッシュアップしていくのがたふこね!班の楽しみの1つだと思います!

広報

広報活動は企画会議と並行して行います。
たふこね!を宣伝するポスターや申し込みページは、全て私たちが作っています!
特にポスターは季節や企画に合わせて変えているので、
注目して見ていただければと思います!

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↑これが歴代ポスターです!↑

リハーサル

企画が決まると当日の流れが見えてくるので、それに沿って事前リハーサルを行います。
ここではたふこね!班だけでなく、他のアンバサダー・高大連携支援室の皆さんにも参加してもらうことで、
より本番に近い形をとっています。
ここで見つかった修正点はすぐ改善して、当日思わぬ事態が起こらないようにしています!


当日

リハーサルも終わり、ついにたふこね!当日です!
たふこね!は、司会、スライド操作、機材担当(録画・チャット対応)なども
アンバサダーで分担して進行しています。
たくさん準備してきた企画なので、参加者の皆さんが楽しんでくれるのを見るととっても嬉しいです♪

反省会

さて、今回のたふこね!も無事終了・・・。
しかし、たふこね!班の活動は終わりません!


たふこね!では毎回参加者の皆さんにアンケートをお願いしています。
そこで頂いた感想やご意見、そして参加したアンバサダー・高大連携支援室の方からの
フィードバックを持ち寄り、反省会を行います。

次回のたふこね!をより良いものにするための、とても大切な会議になります!
そしてこの会議が終わりひと段落すると、次のたふこね!に向けて動き出す、

というようにたふこね!班の活動は続いていきます。

さて、いかがだったでしょうか?
イベントのほとんどを自分たちで作っているため考えることは沢山ありますが、
細かく会議を進め分担を明確にしているので、
意外とサークル・バイト・授業との両立も難しくないですよ?


そして実はたふこね!班、現在鋭意準備中です・・・!

現在準備を進めているのは5/16(日)に開催予定のオンラインたふこね!となります!
今回のコンテンツも楽しいものになると思うので、興味のある方は応募していただけると嬉しいです?
応募はこちらから!

それではみなさん、再?~!(さようなら?!)

外大生って普段どんな生活してるの?一日のスケジュール大公開!

2021.04.30

!Hola! (こんにちは!)
TUFSアンバサダーイベリア地域スペイン語専攻3年のさくらです。

新学期が始まって1か月が経とうとしていますが、皆さんは新生活に慣れてきましたか?
私は春休みほとんどスペイン語に触れていなかったので、久しぶりの授業でついていくのに必死です...汗

さて、本日は外大生の普段の一日についてご紹介します。
平日・休日のスケジュールは?何をして過ごしているの?
このような疑問に、TUFSアンバサダーのメンバー3名がお答えします!

①平日のスケジュールは?

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Tさんは1限のある日は5時半に起きなくてはならないそうです。
外大生の朝は早く、1限は8時半に始まります。
他の大学だと9時からのことが多いので、少し羨ましいです。
その分授業が終わるのは比較的早めの17時半です!
このような時間割なので、学校から遠い場所に住んでいる人は朝に強くなると思います!(もちろん人によりますが...笑)

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Oさんは5限の授業が終わった後、部活に行くことが多いそうです。
競技ダンス部に所属しているOさんは、いつも忙しそうですが踊っている姿はキラキラしていて本当にかっこいいです!
詳細はこちらの記事へ!

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Sさんは授業後にバイトに行っているようですね。
外大生は飲食店や塾でバイトをしている人が多い印象です。
バイトについてまとめた記事もあるので、是非こちらからご覧ください

②休日のスケジュールは?

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Tさんはまとまった時間の取れる休日にバイトをしているようです。
バイト後はYouTubeを見たり、本を読んだりしてリラックスしているそうです。

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Oさんは休日の多くを課題に充てているようですね。
「人生の夏休み」なんて言われる大学生ですが、学期中はなんだかんだでとても忙しいです...。
もちろん自分が好きな勉強ができるという意味では、とても有意義な時間なのかなとも思います。
平日は授業や部活で忙しいので、休日に溜まった課題を片づけるという外大生は結構多いように感じます。

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Sさんは休日の早い時間にバイトを入れて、帰宅後は就寝前まで頑張って課題を終わらせているそうです。


1年生の時は特に、専攻言語などの必修科目の課題が大変なことが多いです。
それに加えて外大には「アクティブラーニング」(通称「AL」)という課題もあります。
授業数が他の大学より少ない分、その内容を補うために課されるものとなっています。
例年春学期は5~6月、秋学期は11~12月くらいに、外大生はこの「AL」に苦しめられます...。
大変ですが、自ら調べてまとめるレポート形式のものが多いため、非常に自分の力になります。
ですので、締め切りギリギリまで溜め込むのではなく、時間に余裕があるうちに取りかかるのが吉です(笑)


いかがだったでしょうか。
外大生の一日は案外忙しいと感じた方もいらっしゃると思います。
ですが、自分が興味を持っていることを勉強できる環境は本当に恵まれているなと思います。

どの大学に入ろうかまだ迷っている方は、是非大学のパンフレットなどを確認して、どのような勉強ができるのかを確認してみてください。

それではまたお会いしましょう。!Hasta luego!

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府中キャンパスの中にある円形広場の写真です。空がきれいすぎて、思わず撮ってしまいました!

TUFSアンバサダーの活動紹介<ブログ班編>

2021.04.21

Привет!(こんにちは)国際社会学部ロシア地域専攻3年のあいこです!


いよいよ新学期が始まりましたね!
外大も12日から授業が始まり、私も授業・部活・バイトと忙しい日々を送っています(笑)
さて今日は私達TUFSアンバサダーの活動の内、私の所属するブログ班の活動紹介をしたいと思います。
私達の活動を少しでも多く知って頂ければ幸いです!

TUFSアンバサダーとは?


まずTUFSアンバサダー(東京外国語大学学生広報大使)について簡単に説明したいと思います!

私達は、ブログやSNS、イベント(たふこね、オープンキャンパスetc)などを通じて皆さんに外大の魅力をお伝えする活動を行っています。
現在23名の学生がTUFSアンバサダーとして活動しています。
通常は、ブログ班や説明会班などいくつかの班に分かれて活動していますが、
学生相談など班の垣根を超えた活動も行っています!

ブログ班

ブログ班は現在4人の外大生が所属しています。
実は4人とも国際社会学部なのですが専攻地域はロシア、イベリア、アフリカと様々です!


<活動>
ブログ班は受験生向けのサイト「受験生ナビ Hello!TUFS」の「VOICES」にて
ブログを執筆・掲載することが主な活動です。
ブログの内容は多岐にわたります。以下は今まで掲載してきたブログのテーマです。


(ブログのテーマ)
・部活・サークル紹介
・留学について
・受験生応援(世界の受験生、息抜きの方法、二次試験前の過ごし方など)
・外大生の日常(オンライン授業、アルバイト、インターン、他大学連携授業など)
・世界の料理、習慣、記念日


テーマはブログ班で話し合って決めています。
「自分が高校生だった時にどのような情報が欲しかったか?」を常に考えながら記事を書くようにしています!
例えば私の場合は、高校生の時は「大学生のリアルが知りたい」と思っていたので、
部活やアルバイトや旅行など学生生活に焦点を当てた記事が多いと思います。

またVOICESではブログ班のメンバーだけではな
他のTUFSアンバサダーのメンバーやサークルなどの他団体の記事が掲載されることもあります。

いかがだったでしょうか?
4人それぞれが自身の経験を元に記事を書いているので、受験体験や学生生活も多種多様なのが伺えると思います。
どの記事も外大生の個性が溢れていて面白いのでぜひ読んで頂ければと思います。
私達の記事が、中学生・高校生の皆さんの外大に興味をもつきっかけの1つになれば幸いです!


これからも私達ブログ班は皆さんに外大・外大生について、
様々な情報をVOICESでお届けしていきますのでよろしくお願いします!

それではДо свидания!(さようなら)

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外大の多磨駅側の入り口「たふもにゅ」と呼ばれるモニュメントが印象的!

他の大学の授業が履修できる!4大学連合について

2021.04.07

Здравствуйте!しおりです。

最近暖かい日が続いていますね!
外出を自粛し家の中で過ごすことが多い日々だったので、
そろそろ運動不足解消がてらお散歩習慣をつけたいな~なんて思っています。


さて、みなさんの中には「東京外国語大学は言語しかやってない大学だ!」
という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
「外国語大学」という名前からか語学の専門学校だと勘違いされることがたまにあります......。

80種以上の言語を勉強することが出来るのは事実なのですが、
実際は言語だけをやっているわけではありません。
経営学から法学、言語学までいろいろつまみ食い的に履修している私がいい例です。
こんなに何でもかんでも勉強できる環境、実はそんなにないのでは...?と個人的には思っています。
半面、文系の学部しかない大学ですので、理系の方との関わりはどうしても少なくなりがちです。
理系的な素養にも触れていたい!!
今日はそんな方にうってつけの制度をご紹介したいと思います。


東京外国語大学は四大学連合の一員です。
四大学連合とは、東京外国語大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、一橋大学の4大学が、
それぞれが得意とする分野で連携して複合領域の研究教育を促進するための協定です。
この四大学連合の複合領域コースというものに申し込むと、
東京医科歯科大学、東京工業大学、一橋大学大学のいくつかの授業を履修することが出来ます。
国際社会に関する勉強をしたいという思いはありつつ、
文系的なところに偏りすぎたくはないと思っていた私にとって、
この制度の存在は外大に進学を決めた決め手の一つでした。
詳しくは四大学連合憲章のサイトをチェックしていただくと良いかと思います。

(四大学連合憲章のウェブサイトはこちらから!

この制度のメリットは、外大では履修できない科目を勉強できること、
そして他の大学の人と交流することが出来るということだと思います。
わたしは制度を利用して、東京工業大学と東京医科歯科大学の授業を履修させていただいただきました。
いくつか授業を受けたのですが、特に印象深かったのは東京工業大学の「国際開発共創論」という授業です。
NGO、NPOや企業などの国際的な開発の現場でご活躍されている方々に、
現場の状況に関して講義をしていただき、それをもとに開発の課題についてプレゼンテーションを行うという授業です。
課題解決の方法論として、テクノロジー的な側面が多く出てくるなど、
外大の授業では扱わない側面で開発支援について考えることが出来ました。
プレゼンテーションを準備する過程で専門分野が異なる人と話すことで異なる切り口を知ることが出来ましたし、
知識的にも幅が広がったと感じています。
外大の授業と並行してこなすのは楽ではありませんでしたが、取ってよかったです。
今後も継続してこの制度を利用し続けていこうと思っています。


非常に有意義な制度だと思うのですが、実際にこの制度を利用している人は少ないように思います。
外大の授業だけでもそこそこ課題量が多く、部活にバイトに忙しい人が多いので、
興味はありつつも手が回らない...という方が多いのかもしれません。
それでもやってみたら意外と何とかなるものです。案ずるより産むがやすし!
興味がある人にはぜひこの制度を利用していただけたらいいなと思います。
もし学生相談会でお会いできるようでしたら、自分の経験についてさらに詳しくお答えできると思います。
ぜひ学生相談会をご利用ください!お待ちしております!


東京外国語大学は、言語だけの大学ではありません。
アンテナをしっかり張っていれば、いろんなことができる環境です。
様々なことにチャレンジできるこの環境の魅力が伝わればよいなと思います。

それではまた!Пока!

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