現代チベットの女性作家、ツェリン・ヤンキーによる長編小説『花と夢』は、農村の困窮や性差別などの犠牲となりながら都市へと吸い寄せられ、セックスワーカーとして働くことになった4人の女性たちの人生を、慈愛に満ちた筆致で描く作品です。チベットで異例のヒットとなり、老若男女を問わず多くの人に愛された本作品は今年、日本でも刊行されて多くの反響を呼びました。

本書を日本語訳した星泉と、チベット研究の第一人者である今枝由郎氏が、『花と夢』の翻訳をめぐる対話を実施します。また、チベットの弦楽器ダムニェン奏者のドゥクシャム・ツェラン氏の演奏にあわせた朗読を行います。

日時

2024年12月3日（火） 18:00-20:00

場所

神保町ブックセンター（千代田区神田神保町2-3-1 岩波書店アネックス1F ）

プログラム

17:30　開場
18:00　ごあいさつ・趣旨説明
18:05　講演「ツェリン・ヤンキー『花と夢』を読んで」（今枝由郎）
18:20　対談「翻訳をめぐる対話」（今枝由郎×星泉）
19:10　休憩
19:20　朗読とダムニェン演奏（星泉×ドゥクシャム・ツェラン）
19:40　質疑応答
19:55　閉会の辞
20:00　終了（予定）

• 使用言語：日本語
• 参加費：無料
• 事前登録が必要です。（定員に達し次第，締め切らせていただきます。）
• 詳しくはこちらをご覧ください。

共催　TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)，春秋社