2024年2月16日(金)-25日(日) 映画上映「ペマ・ツェテン監督追悼 チベット映画特集」
ペマ・ツェテン監督追悼 チベット映画特集上映(東京フィルメックス ペマ・ツェテン監督 特別追悼特集)
● 日時:2024年2月16日(金)-29日(木)
● 場所:ヒューマントラストシネマ有楽町
2023年5月8日に急逝したペマ・ツェテン監督を追悼し、チベット映画の特集上映を実施します。
ペマ・ツェテン監督はチベット本土における映画監督の第一世代として20年間にわたって精力的に活動し、チベット本土に映画界を築くという極めて重要な役割を果たしました。すぐれた小説家としても知られ、日本でも『ティメー・クンデンを探して』(星泉・大川謙作訳、勉誠出版)および『風船 ペマ・ツェテン作品集』(大川謙作訳、春陽堂書店)の2冊が刊行されています。日本でチベットの文学や映画の紹介活動が2010年代に急速に進んだ陰には、ペマ・ツェテン監督の存在がありました。ペマ・ツェテン監督とゆかりのある東京フィルメックスとともに、監督のこれまでの活動に敬意と感謝を込めて、この特集上映を企画しました。多くの方にご覧いただければ幸いです。
2024年2月16日から29日までの2週間に、ヒューマントラストシネマ有楽町にて、ペマ・ツェテン監督の長編劇映画「静かなるマニ石」「ティメー・クンデンを探して」「オールド・ドッグ」「タルロ」「羊飼いと風船」および短編劇映画「草原」および、東京国際映画祭で上映されたジグメ・ティンレー監督の長編劇映画「一人と四人」、大阪アジアン映画祭で上映されたドゥッカル・ツェラン監督の長編劇映画「君のための歌」を上映します。
映画上映について詳しくはこちらをご覧ください。https://tokyofilmex-pematseden.mystrikingly.com
特典として、作品を1回ご覧になるごとに、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で制作した冊子『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA』のバックナンバー(全8冊)を1冊差し上げます。冊子の内容についてはこちら(https://sernya.aa-ken.jp)をご覧下さい。
共催:東京フィルメックス(TOKYO FILMeX)、東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
協賛:東京テアトル、アテネ・フランセ文化センター