映像編集を通してフィールドワークを学ぼうーーペルー編2024
2023.12.04 update
映像編集を通してフィールドワークを学ぼうーーペルー編2024
○概要
フィールドワークは、フィールドで物事を経験することと、そこで感じたり思ったりしたことについてよく考え、文字や映像に表すことからなります。このワークショップでは、コーディネーターがペルーでの文化人類学的フィールドワークで撮影した映像を見ることをフィールドでの経験とみなし、その映像を編集することによって、フィールドの経験について思考し表現する方法について学んでいきます。フィールドワークに基づく映像を編集してみることで、フィールドワークから思考する「かのような」体験をしてみませんか? 映像編集は、日々映像に親しみ、そこから何かを考えることに慣れている現代の私たちにとって難しいことではありません。映像を編集したことがない人も、フィールドワークをしたことがない人も、ぜひ遊びにきてください。今回のワークショップでは、青森県を拠点に「光と風と水と土」、「ハナコとカミサマ」といった映像民族誌を制作してきたイリナ・グリゴレさんをゲスト講師に迎えます。
○本ワークショップの特徴
①自分が撮影した映像ではなく、他人が撮った映像(今回は藤田がペルー・リマで撮影したもの)を編集します。ここでは、映像を撮るというフィールドワークの現場での過程を体験するのではなく、映像を編集することを通してフィールドから考える方法について学んでいくことを目的としています。
②多くのドキュメンタリー映像とは異なり、時系列や出来事の順番で映像を並べる編集を行いません。むしろ、フィールドの映像素材をそれがもたらす感覚や印象、テーマによって分類したり、繋いだりすることに基づいて、ひとつながりの映像を生み出すことを目指します。そうした映像に対する直感をもとに思考を働かせることで、フィールドから考え、それを伝える感覚をつかむことができます。
○作品例
長谷川莉帆(編集)、藤田周(撮影)『自然と人の力学』https://youtu.be/EEe7f2GNt6E?si=YxwaCY-M39uGDO98
飯盛真緒(編集)、藤田周(撮影)『座空間』https://youtu.be/PrwPBvz372w?si=qX-DMnAS2IiG-QGf
*上の二作品は前回のワークショップの参加者であった長谷川さん、飯森さんが編集した映像です(いずれも学部生)。
津田啓仁(撮影、編集)『大きな回転体』 https://youtu.be/q1j6_rNCbMU
○イベント詳細
コーディネーター:藤田周(東京外国語大学 TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo))
ゲスト講師:イリナ・グリゴレ(弘前大学 客員研究員)
日時:2024年2月4日(日)10:00~18:30
開催場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 コモンズラボ(405)
参加資格:フィールドワークに興味がある方(大学1年生以上)
参加定員:8人(応募多数の場合は先着順といたします)
参加費:無料
必要なもの:ノートパソコン(性能はYoutubeなどが見られるものであれば十分です。また、映像編集には無料のアプリClipchampを使います。)
お問い合わせ先:fujitashu[at]aa.tufs.ac.jp ([at]を@に変えてください。)
○イベント詳細
コーディネーター:藤田周(東京外国語大学 TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo))
ゲスト講師:イリナ・グリゴレ(弘前大学 客員研究員)
日時:2024年2月4日(日)10:00~18:30
開催場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 コモンズラボ(405)
参加資格:フィールドワークに興味がある方(大学1年生以上)
参加定員:8人(応募多数の場合は先着順といたします)
参加費:無料
必要なもの:ノートパソコン(性能はYoutubeなどが見られるものであれば十分です。また、映像編集には無料のアプリClipchampを使います。)
お問い合わせ先:fujitashu[at]aa.tufs.ac.jp ([at]を@に変えてください。)
参加ご希望の方は、こちらから事前のご登録をお願いします。