どうも、顔の見えない女です。どの国のガイドブックにも絶対に載っている観光名所が博物館や美術館な訳ですが、その国の歴史を直接知れるのが博物館、特に歴史系の博物館であります。そこで今回は歴史系の博物館に絞って、見どころなど紹介できればと思います。ぜひ最後までお付き合い下さい。

[行き先]
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ヨルダン:　ヨルダン博物館(アンマン市街地中心部)
オマーン:　Oman Across Ages Museum(ニズワ)

[立地]
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ヨルダン博物館:　ヨルダン大学からバスで一直線
Oman Across Ages Museum:　車移動で少し場所は悪い

[入り口、料金所]
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ヨルダン博物館:　かなりわかりにくい。営業していないようにも見えるが、警備員さんに言えば入れてくれる。料金所は外。手荷物検査を通って記帳してから料金を支払う。記帳の際にアラビア語で名前を書くと、手荷物検査の係員さんが感動していた。

Oman Across Ages Museum:　かなりわかりやすい。そして入りやすい。こちらも手荷物検査を通るが記帳はしない。

[館内の明るさ]
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ヨルダン博物館:　展示室内は基本明るいが、目玉の展示物がある展示室は暗い室内で展示物にのみスポットライトを当てる展示方法を取っている。バーチャルやモニターは1階にはない。時間帯によっては人がかなり少なく、話し声すらしない。静かに見たい人は３人以下で、賑やかに見たい人や怖がりな人は１０人以上で行くのがおすすめ。

Oman Across Ages Museum:　展示室内は基本暗いがバーチャルやモニターも多用している。人は多く賑やか。５人以上で賑やかに見るのがおすすめ。

[導入展示]
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ヨルダン博物館:　ペトラ遺跡出土品、絵文字体験、音楽の今昔、水や環境など
Oman Across Ages Museum:　新生代の象の祖先の化石、人類登場以前の化石など

[目玉の展示品]
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ヨルダン博物館:　アイン・ガザルから出土した、世界最古レベルの人型(人の姿を模った人工物)、死海文書の入っていた壺

Oman Across Ages Museum:　先代スルタン愛用の車、歴代スルタンの軌跡コーナー、古代の船の復元品、イスラム史コーナー

[遊べるエリア]
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ヨルダン博物館:　1階に古代文字で自分の名前を印刷できるタイプライター、2階に「昔の手術を体験してみよう」とのゲームがある。他にも体験ゲームあり。

Oman Across Ages Museum:　バーチャル記念撮影ブース、昔の漁体験ゲーム、大砲撃ち体験など。古代文字で名前を表示できるタッチパネルはあるが、印刷はできないし文字の種類もヨルダン博物館より少ない。

[要注意展示]
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ヨルダン博物館:　旧石器時代の本物の人骨(但し頭だけは研究の関係でレプリカ。本物の頭は大学かどこかの研究施設にあるらしい)が何の予告もなく普通に展示してある。きちんと埋葬された人らしく、隣にはご丁寧に埋葬風景の想像図が展示されている。見比べることが可能。ちなみに男性らしい。同じく何の予告もなく、粘土製の頭蓋骨や棺桶として使われた土器(中身の骨が見える状態、レプリカか実物かは不明)が普通に展示してある。しかも人目につきやすい位置にあるのでどうしても目に入ってしまう。回避不可。棺桶や出土品の死装束あり。こちらも回避不可。

Oman Across Ages Museum: 　埋葬風景展示が2ヶ所あるが、いずれもすぐには目に入らない床下展示や囲いの中なので、苦手な人は回避可能。説明パネルは人目につきやすい壁に貼ってある為、パネルを読んで回避することも可能。また、少なくとも一ヶ所目、旧石器時代の埋葬風景展示は、展示用のレプリカであり本物ではないらしい。ただし二ヶ所目の埋葬風景展示は、本物かレプリカかは不明。古代の墓の復元品は中が見られる。棺桶あり。

[展示範囲]
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ヨルダン博物館:　旧石器時代から死海文書(つまり聖書)の時代まで、1階は人類の考古学及び古代史専門

Oman Across Ages Museum:　人類以前から現代史まで

[一番重点を置いている展示エリア]
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ヨルダン博物館:　古代ローマ以前の考古学
Oman Across Ages Museum:　現王朝の歴代スルタンとその軌跡

[物販、飲食]
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ヨルダン博物館:　ない。博物館の外にある商店街で調達。
Oman Across Ages Museum: 　物販はあるが高い。飲食はカフェがあり、ジュースやケーキなどが頂ける。ケーキは種類豊富。外に商店街などはないので館内で。

[私の感想]
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ヨルダン博物館:　静かな館内で来場者の少ない中一人で隅々まで見てしまった為か、怖かった。本物の人骨は初めて、しかもいきなりだった為、祟られてしまうのではないかと戦々恐々していた。余程ショックだったのか、1週間も夢に出てきた。

Oman Across Ages Museum:　遠足の一環として音声やバーチャルありの館内を大人数でガイド付きで見た上、一部飛ばした展示もあるのでトラウマにはなっておらず夢にも出てきていない。埋葬風景展示は全て回避。


いかがでしたか？　アラブは古代文明が栄えた場所なので考古学や古代史が好きな人には特におすすめです。古代といえば古代エジプトばかり目が行ってしまいますが、アラビア半島や大陸の古代文明もまた違った魅力があって乙なもの。古代エジプトファンの皆さんにも是非味わって頂きたいものです。まだまだ書きたいことはたくさんありますが、今日はここまで。お付き合い頂きありがとうございました！　

※写真はヨルダン博物館の外観