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徹底比較ヨルダン&オマーン その2

2023.10.04 アラビア語,オマーン,ショートビジット,ヨルダン,派遣留学


どうも、顔の見えない女です。今回もヨルダンとオマーンの違いにお付き合い下さい。前回書けなかったこと、たくさん書かせて頂きます。

[王様の写真]
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ヨルダン: 最低でも当代と先代の王様の写真が飾ってある。大抵は当代、先代、次代の3枚がセットで飾られている。一部、王妃様や王女様も含んだ家族写真が飾られていた店があった。ヨルダン王室は王妃様や王女様も頻繁に公の場に姿を現す。ラーニア王妃は美人で有名。最近ではイーマーン王女やフセイン皇太子のご成婚が記憶に新しい。

オマーン: どこでも当代と先代のスルタンの写真が飾ってある。家族写真は見ない。王妃様や王女様の顔を知っている人は、日本人だと少ない。尚、数代前のスルタンは日本人との間に一女をけている。この話は日本でもかなり有名。

[ネットと通信]
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ヨルダン: LINEが使える。Instagramも主流。空港でSIMカードを買うか、短期滞在の場合レンタルWi-Fiも一般的。

オマーン: LINEは使えない。ワッツアップが主流で、連絡は何でもワッツアップかInstagram。空港やオンラインでSIMカードを買うか短期滞在の場合はレンタルWi-Fiも一般的。オンライン授業はGoogle Meet。

[英語]
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ヨルダン: 正直英語だけでも生活できる。アラビア語の全く話せない初心者の欧米人が、普通に英語だけでジュースを買っていた。外国人やアラビア語の苦手な人と見ると英語で話しかけてくる。

オマーン: 外国人の割合が高いためか、オマーン在住者でもアラビア語の話せない人も多い。カフェやレストランではオマーン人でさえ店員さんに英語で注文する。スーパーも業務連絡は英語。アラビア語が全くできなくても英語だけで生活可能。子供でも英語が話せる。

[人気観光地]
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ヨルダン: アンマンでは古代ローマ劇場やヨルダン博物館が人気。古代ローマ遺跡が至る所にある。商店街も人気。ほぼ定価販売。

オマーン: マスカットではモスクやショッピングモール、商店街などが人気。ほぼ定価販売。

[日本にないもの]
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ヨルダン: 生鮮食品が何でも量り売りや切り売り。肉、野菜、果物のみならずハムやチーズもものによっては量り売り。スーパーで死海の泥で作った美容パックや、死海の塩入り石鹸などが普通に買える。民族衣装がとても気軽に買える。1着5000円以内で買えるものもある。市場内にある個人経営の八百屋さんだと、「トマト一個下さい」「ぶどう一房下さい」など、「一つだけ」頼むと、お代を取らず無料でくれることがある。

オマーン: ローカルモールにはアバヤの専門店が何店舗も入っている他、スーパーの婦人服売り場にもアバヤがあった。何とヨルダンより安い。アバヤを買うとセットのヒジャブがついてくることも多い。アバヤ用の洗剤がある。アバヤは毎日着るものなので、洗濯機で洗えるものも多い。靴がとにかくキラキラ。

[肉料理]
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ヨルダン: みんな大好き。日本ではお祭りのドネルケバブとしてお馴染みシャワルマがとにかく美味しい。鶏肉載せご飯やマトン載せご飯を複数人で分け合って食べる。イエメン料理店では床座り半個室が人気で、家族でご飯を囲み賑やかに食べる。マトンは挽肉のケバブや柔らかく煮てご飯に載せて食べるのが定番。牛肉は意外と少なく、スーパーではほぼ輸入物。ハンバーガーなどファストフードが人気。ちなみに魚は高いし少ない。

オマーン: 魚料理も定番だけどお肉大好き。骨付き肉が普通。フライドチキンもローストチキンも煮たやつも骨付き。料理によってはマトンも骨付き。カレーやタンドリーチキンみたいな味が定番。豪快にかぶりつきましょう。食べ終わった骨は野良猫の餌としてあげる人が結構いる。 いかがでしたか? まだまだ書き足りませんが、今日はここまで。お付き合い頂きありがとうございました。

※ 写真はヨルダンのザクロジュース

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