Друзья! Коллеги! В эти дни мы - все японцы. Я горжусь тем, что знаю и люблю народ, который с таким мужеством встречает беду.
Мы с Вами в мыслях и молитвах.
Как говорят русские, дай Бог, чтоб пронесло.
Александр Генис
Нью-Йорк
友人の皆さん! 同僚の皆さん! この数日来、私たちはみな日本人になっています。これほど勇敢に厄災に立ちむかう国民のことを知っているということ、愛しているということを私は誇りに思います。
私たちはあなた方とともに考え祈ります。
ロシアの言いまわしにあるとおり、どうか乗り切れますよう祈っています。
アレクサンドル・ゲニス(評論家)
ニューヨーク
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アレクサンドル・ゲニス(1953年生れ)はニューヨーク在住の文芸評論家である。
じつにシャープで機知に富んでいて、日本にも何度か来たことのある日本通。
2010年2月22日(月)東京外国語大学で開催した国際ワークショップ『ポスト・スターリン時代の文化的想像力』では、「Третья волна российской эмиграции: примерка свободы(亡命ロシアの『第3の波』――自由の仮縫い」と題する基調報告をしていただいた。
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このポスターには、私の大好きな画家 Олег Целков(オレーグ・ツェルコフ)の「ゴルゴダ」という作品をご本人の承諾を得て使わせていただいた。
そして、このときのゲニスの報告は、つい先日発行されたばかりの東京外国語大学ロシア語研究室の紀要『スラヴ文化研究』第9号に全文ロシア語で掲載されている。
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ちなみに、私もこの号に、2010年7月29日ストックホルムのICCEES(国際中欧東欧研究協議会)世界大会で発表した報告「Пильняк и Япония(ピリニャークと日本)」ならびに、ボリス・ピリニャークが日本を舞台に書いた短編「Рассказ о том, как создаются рассказы(物語がどのように作られるかという物語)」の日本語訳を載せていただいた。