2019年度を最後にコロナ禍で2年間実施できなかった日独タンデム合宿を今年の9月に実施する予定で準備を始めました。
日時:2022年9月12日(月)~9月17日(土)
場所:国立中央青少年交流の家(静岡県御殿場市)https://fujinosato.niye.go.jp/
参加予定教員:クリストフ・ヘンドリックス,エヴァ・ビリック,山中信之(エアランゲン大学), 成田節
この合宿は,エアランゲン大学の日本学専攻学生と東京外国語大学のドイツ語専攻学生で5泊6日の合宿を行い,互いに言語と文化を学び合い,教え合うというものです。夏学期集中の授業として実施するので,外語大生は単位が取得できます。原則としてドイツ語専攻の2年生以上を対象とします。
プログラム(仮)はこちらをご覧ください。
タンデム練習では東京外大のドイツ語専攻学生(TUFS)とエアランゲン大学の日本学専攻学生(FAU)のペアで,あらかじめ決めておいたテーマについて話し合い,それを元にそれぞれが学習言語で作文をし,互いに添削し合って仕上げ,最後に音読の練習をします。以下の説明で,Dはドイツ語,Jは日本語,D/Jは両言語を使うことを表します。以下の流れで1セットが約3時間(授業2コマ分)。
(1) タンデムD:TUFSがドイツ語でFAUのパートナーにインタビューをし,テーマについての情報・意見を聞きだしメモを取る。
(2) タンデムJ:FAUが日本語でTUFSのパートナーにインタビューをし,テーマについての情報・意見を聞きだしメモを取る。
(3) 作文:インタビューのメモを元に,TUFSはドイツ語で,FAUは日本語で作文をする。
(4) 添削:パートナーと作文を交換し,互いの作文を添削する。
(5) 添削の検討と音読D/J:お互いの作文についてパートナーと一緒に検討し,仕上げたら音読の練習をする。
2011年から2019年まで毎年9月に実施していました。現時点ではエアランゲン大学側に約30名の参加希望者がいるとのことです。合宿の時期にエアランゲン大学の学生が入国できるかは現時点ではわかりませんが,入国制限が緩和されることを期待して,準備を進めておくことにしました。6月半ばをめどに実施可否の判断をする予定です。
実施の見通しがたったら正式に申込をしてもらおうと思いますが,まずは現時点での参加希望者のおおよその数を把握しておきたいと思います。合宿の参加費は約13,000円と格安です。
参加を希望する人は5月27日(金)までにこのフォームに学年・氏名・メールアドレスを記入して送信してください。
質問・相談は成田までメールでどうぞ。
成田 節