日時 2002年12月14日(土) 10:00〜17:00
場所 東京外国語大学府中キャンパス、研究講義棟
参加費 無料(当日入会可能)
第6回大会は無事終了しました。ご参加者の皆さん,どうもありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。
プログラム(予定)
午前の部 |
研究発表 108教室 |
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開会の辞 |
富盛 伸夫(外国語教育学会会長、東京外国語大学教授) |
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研究発表 |
司会 |
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1. |
機能シラバスにおけるユーザの視点から見た機能分類 結城 健太郎(東京外国語大学大学院博士前期課程) |
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2. |
初級日本語教材における会話スキットの課題、 及びTUFS-Dモジュールでの スキット作成計画と中間報告 松本 剛次(東京外国語大学院博士前期課程) |
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3. |
自律的英語音声学習におけるコンピュータ利用の可能性 長沼 君主(東京外国語大学院博士後期課程) |
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司会 |
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4. |
韓国の小学校英語教科書の分析 長谷川 淳一(桜美林大学短期大学部) |
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5. |
制度論としてのJETプログラム〜国際英語論の観点から〜 仲 潔(大阪大学大学院博士後期課程) |
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昼食 |
昼食は108教室でお願いします。 |
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午後の部 |
部屋 108教室 |
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研究発表 |
司会 |
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6. |
言語学習動機づけ研究における新しい枠組み:内発的/外発的動機づけの併存的および構成概念の妥当性について 本田 勝久(静岡大学/東京学芸大学大学院) |
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特別企画 |
(詳しい内容を見ることができます) 部屋 115教室 |
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副学長挨拶 |
在間 進(東京外国語大学副学長) |
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基調講演 |
伊藤 嘉一(東京学芸大学名誉教授、 外国語教育学会名誉会長) |
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シンポジウム |
報告者 川口 裕司(東京外国語大学教授、フランス語学) 和田 朋子(東京外国語大学大学院博士後期課程) 馬場 哲生(東京学芸大学教授 英語教育学) 根岸 雅史(東京外国語大学助教授、英語教育学) 田原 洋樹(立命館アジア太平洋大学言語教育センター 常勤講師、ベトナム語教育) 司会 黒澤 直俊(東京外国語大学助教授、ポルトガル語学) |
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休憩 |
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自由討論 |
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学会活動報告 |
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総会 |
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閉会の辞 |
富盛 伸夫(外国語教育学会会長、東京外国語大学教授) |
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懇親会 |
場所 大学会館 2Fホール |
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研究発表レジュメ
1.機能シラバスにおけるユーザの視点から見た機能分類
(10:10-10:35)
結城 健太郎(東京外国語大学大学院博士前期課程)
既存のCALL教材のモニター調査をもとに、ユーザ側の視点に立った機能シラバスにおける機能の分類を機能の性質・必要度・使用場面といった観点から分析し、利用者のニーズにあった教材開発の可能性を探る。
2.初級日本語教材における会話スキットの課題、及びTUFS-Dモジュールでのスキット作成計画
と中間報告 (10:35-11:00)
松本 剛次(東京外国語大学大学院博士前期課程)
本発表では、「自然さ」と「単純さ」の両立という会話スキットにおける課題をクリアーするための方法論とそれに基づいて行われているTUFS-Dモジュール作成の中間報告を行う。また言語使用実態調査の計画についても発表する。
3.自律的英語音声学習におけるコンピュータ利用の可能性
(11:00-11:25)
長沼 君主(東京外国語大学大学院博士後期課程)
e-learning環境における、自律的な英語音声学習を考えるにあたり、コンピュータを用いた学習が、どのような可能性をもっているのかを、既存の英語学習ソフトの分析を通して考察する。
4.韓国の小学校英語教科書の分析
(11:30-11:55)
長谷川 淳一(桜美林大学短期大学部)
今年度から日本でも、各小学校の裁量により国際理解教育の一環としての英語活動が導入されている。そこでの課題の一つが、学習材の開発である。本発表では、日本に先駆け小学校に英語教育を導入している韓国の小学校英語教科書を言語材料及び題材などの観点から分析した結果を踏まえ、日本の小学校英語活動における学習材を開発する上での留意点を述べる。
5.制度論としてのJETプログラム〜国際英語論の観点から〜
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仲 潔(大阪大学大学院博士後期課程)
国際英語の理念の反映は英語教育の今日的課題である。本研究では「英語帝国主義」の歴史的袋小路に陥らぬよう注意し、JETプログラムの制度上の問題点および利点を探り、国際英語の理念を反映へと導くことを目指す。
6.言語学習動機づけ研究における新しい枠組み:内発的/外発的動機づけの併存的および構成概念の妥当性について
(13:00-13:25)
本田 勝久(静岡大学/東京学芸大学大学院)
自己決定理論(Deci&Ryan,1985)の日本人英語学習者への拡張は戸についたところである。本稿はNoels,Pelletire,Clement&Vallerand(2000)の内発的/外発的動機づけ尺度の併存的妥当性を測るために、Clement&Kruidenier(1983)の学習志向性との関連を探り、さらに自己決定理論をなす構成概念との関係(Ryan&Connell,1989;Vallerand,1997)を明らかにするものである。
特別企画 外国語能力の評価法 (13:40〜16:30)
副学長挨拶 在間 進 (東京外国語大学副学長) (13:40-13:50)
基調講演 伊藤 嘉一 (東京学芸大学名誉教授、外国語教育学会名誉会長) (13:50-14:15)
シンポジウム(14:20-15:50)
最初に東京外国語大学の21世紀COEプロジェクトの中で開発されるTUFS言語モジュールの概略を解説し、そのモジュールを用いた外国語能力評価法が紹介される。その後、英語教育学および他の言語における言語能力評価法やテスト論についての現状報告が行われる。はたして外国語能力とは何なのか、その能力を測る客観的尺度はあるのか、多言語における言語能力評価法の開発は可能なのか、などの観点から自由討論が行われる。
報告者 (それぞれの方の持ち時間はあくまでも目安です)
川口 裕司(東京外国語大学教授、フランス語学)
TUFS言語モジュール
和田 朋子(東京外国語大学大学院博士後期課程、言語教育学)
TUFS言語モジュールにおける言語能力評価
コメント
馬場 哲生(東京学芸大学教授 英語教育学)
根岸 雅史(東京外国語大学助教授、英語教育学)
田原 洋樹(立命館アジア太平洋大学言語教育センター常勤講師、ベトナム語教育)
司会 黒澤 直俊(東京外国語大学助教授、ポルトガル語学)
自由討論(16:00-16:30)
16:30〜16:40 学会活動報告
16:40〜17:00 総会
閉会の辞
17:30〜19:30 懇親会
年会費 (一般 5000円、学生 3000円、賛助団体 10000円)
183-8534 府中市朝日町 3-11-1 東京外国語大学 外国語教育学会(川口裕司)
振込口座 郵便局 00120-6-33068
交通
武蔵境駅(中央線)より西武多摩川線で多摩駅まで10分弱
多摩駅からは徒歩3分です。飛田給駅(京王線)からは徒歩20分、バスもあります。
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