2008年度 ヨーロッパ文学Ⅰ(講義)
(欧米第一地域文化論)


授業題目名:ドイツ現代文学1

開講時間

前期木曜・4限

授業の目標

戦後ドイツの政治史、社会史、大きな思想的流れをおさえながら、文学がそれにどのように呼応し、対抗し、また組み込まれていったかを概観する。テーマ的・内容的な側面とともに、特に語りのあり方に着目したい。レクチャーとともに、とりわけ代表的なテクストをとりあげて読んでいくが、これらの作品に触れることそのもの、また、ドイツ語を読むことそのものも重要な目標の一つである。

授業概要

前期は、第二次世界大戦後から70年代までを扱う予定。初めに戦後ドイツの歴史的概観と文学の大きな流れについてのレクチャーを行い、その後、個々の作品を読んでいく。受講者が担当箇所について発表を行う。

授業計画

初めに数回、戦後ドイツの歴史的概観と文学の大きな流れについてのレクチャーを行う。そのあと一緒に読んでいく作品(多くは抜粋)としてはたとえば以下のテクストを予定している。適宜、映画などにも言及する。

成績評価の方法

出席、授業への積極的参加、発表、レポートにより判断する。ただし、然るべき理由の申し出なく出席が極端に少ない場合、評価の対象外となる。

テキスト・教材・参考書等

全体的な概観のための参考書としては、

その他、取り上げるテクストは授業中に配布する。

受講上の注意

ドイツ語のテクストを読む。ドイツ語既習者であることが極めて望ましい。


レポートについて