終助詞‘ね’
解説:
終助詞の‘ね’には基本的に次の機能があると考えられます。
@
相手に「同意」を求める用法
例:「あっ、じゃ、撮りましょうね。」
A
相手に「確認」する用法
例:「ここ押せばいいですよねー。」
このように終助詞‘ね’は基本的に相手が知っていると思われることに対して使われます。
また、会話においては、次のように「ね」を相づち的につかう事例が数多く認められます。
写真撮影A ライン2から
宮武: |
誰かにとってもらっちゃいましょうか。 |
肖 : |
ですねー。 |
宮武: |
ふたりで、並んで=。 |
肖 : |
=そうですね。 |
肖 : |
ね。 |
このような「ね」の使用はお互いに興味や関心が共通していることを確認するという意味でポジティブ・ポライトネスとして機能していると考えられます。