MOCHIZUKI Hajime Labolatory
Computational Linguistics
Institute of Global Studies, Tokyo University of Foreign Studies

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自己紹介


担当授業

2024年度
ことばとコンピュータ入門(1),Web系プログラミング入門, ことばとコンピュータ(1),ことばとコンピュータ(2),計算言語学演習,計算言語学卒業論文演習, (院)Pythonによる自然言語処理プログラミング(基礎編), Pythonによる自然言語処理プログラミング(応用編)


研究内容/関心


専門

計算言語学,自然言語処理,知的情報検索,情報の可視化,語学学習支援

語感の認知とコミュニケーションに与える影響に関する研究
「語感」(ある「言葉」が人に与えるイメージやニュアンス)が情報伝達 (コミュニケーション)に及ぼす修辞的影響を計算機によって計算する語感の 認知モデルの構築を目指す. 人間がある「言葉」をどのようなイメージで 使っているか,個人差はどの ような場面でコミュニケーションに影響を与えるか, などを探るとともに, 画像や音声などを含めたマルチメディアソースを 言葉により検索する感性検索への応用も視野に入れる.

語彙的結束性を用いた自然言語処理に関する研究
語彙的結束性は,テキストのつながりを明示する言語学的な情報の1つであり, 文脈情報の取得や,テキスト構造を知る手がかりとしてこれまで利用されてきた. だが,語彙的結束性の情報単独ではなく,他の情報との組み合わせによって, より詳細なテキスト構造の決定や,テキスト中の照応/省略の解消などの意味, 文脈解析の実現が期待できる.そこで,語彙的結束性の情報と構文解析結果や, 別の表層的な情報を組み合わせた自然言語処理技術の構築を目指す.

知的情報検索に関する研究
利用者の検索要求に対する検索意図の解析,検索対象となる テキストの構造解析など,自然言語処理の技術を検索に応用し,より知的な 情報検索システムの構築 を目指す.

テキスト情報の可視化に関する研究
人間が必要な情報を効率的に入手するために,テキスト情報を「わかりやすく」 提示する技術が求められている.テキストの要約とともに,内容の図式化や アニメーション化のような,テキスト情報を直観的にわかりやすく可視化する技術を探究する.

略歴

1999年3月:
 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 博士後期課程修了, 博士(情報科学)
1999年4月-2002年3月:
 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科,   自然言語処理学講座, 助手
2002年4月-2007年3月
 東京外国語大学, 外国語学部, 講師
2007年4月-2008年3月
 同准教授
2008年4月-
 東京外国語大学, 総合国際学研究院, 准教授