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愛国歌
補助記号の説明
대한민국 애국가
                 안익태 作曲
동해물과 백두산이 마르고 닳도록
하느님이 보우하사 우리 나라 만세
《후렴》 무궁화 삼천리 화려강산
대한사람 대한으로 길이 보전하세

남산
위에 저 소나무 철갑을 두른
바람 서리 불변함은 우리 기상일’세
《후렴》

가을
하늘 공활한데 높고 구름없이
밝은 달은 우리 가슴 일편단심일’세
《후렴》

이 기상과 이 맘으로 충성을 다하여
괴로우나 즐거우나 나라 사랑하세
《후렴》

조선민주주의인민공화국 애국가
                      박세영
作詞,김원균 作曲
아침은 빛나라 이 강산 은금의 자원도 가득한
삼천리 아름다운 내 조국 반만년 오랜 력사에
《후렴》 찬란한 문화로 자라난 슬기론 인민의 이 영광
몸과 맘 다 바쳐 이 조선 길이 받드세
《후렴》

백두산 기상을 다 안’고 근로의 정신을 깃들어
진리로 뭉쳐진 억센 뜻 온 세계 앞서 나가리
《후렴》 솟는 힘 노도도 내밀어 인민의 뜻으로 선 나라
한없이 부강하는 이 조선 길이 빛내세
《후렴》

 語 義 
동해〈東海〉(北:조선동해〈朝鮮東海〉)  日本海。朝鮮半島の東にあるためこう言う。
마르다  (変)乾く。
닳다  すり減る。
마르고 닳도록  朝鮮語では「A 用言a 用言b」という構文が可能で「AがaしてBがbする」となる。
I-도록  …するほどに。
하느님  神様(하늘 「天」 + - …様)。 → 分析
보우〈保佑〉  護持。保ち助けること。
II-  《書》…なさって。II-셔(--の第Ⅲ語基形)の古めかしい形。
만세〈万歳〉  永い年月。万歳(ばんせい)。
후렴〈後斂〉  (歌の)くり返し。
삼천리〈三千里〉  三百里。朝鮮の1里は400m。朝鮮半島の長さを表し,朝鮮半島を指す語。
화려강산〈華麗江山〉  麗しい山河
길이  永く,とわに。길다の副詞形。
보전〈保全〉  保全。保つこと。
II-  (等称勧誘形)…しよう。
소나무  松の木( 「松」 + 나무 「木」)。→ 分析
철갑〈鐵甲〉  鉄甲。
두르다 《III둘러-  (르変)巡らす。
連体形  …するよう,…するごとく。
기상〈気相〉  気。
II-  (指定詞にのみつく。等称形)…である。
공활하다〈空豁――〉  広い。
일편단심〈一片丹心〉  ただひたすらの心。
  心。마음の縮約形。
충성〈忠誠〉
다하다  尽くす
II-  …しようが,…しようとも。
은금〈銀金〉(南:금은〈金銀〉)  金銀。
자원〈資源〉
가득하다  いっぱいだ。
반만년〈半萬年〉  五千年。一万年の半分の意。朝鮮の歴史の長さを表す語。
력사(南:역사)〈歴史〉
찬란하다〈燦爛――〉  燦爛としている。
자라나다  育つ。
슬기론 《III슬기로워-(北:슬기로와-)  (ㅂ変)賢い(連体形)。슬기로운の縮約形。
바치다  ささげる。
받들다  あがめる。たてまつる。
깃들다  宿る。
뭉치다  まとまる。1つになる。
억세다  固い。
  意気,志。
  《冠》全ての。
앞서다  先立つ。
II-  《書》…せん。意志・推量を表す語尾。古めかしい文体で用いる。
노도〈怒涛〉
한없이〈限――〉  限りなく
부강하다〈富強――〉  富んで強い。
내다  輝かす。 cf. 나다 「輝く」
 分 析 
하느님소나무
語幹末に終声ㄹを持つもの(主に体言)にで始まる接尾辞・語尾などがつくとき,語末のが脱落する現象が見られる。この現象は普遍的ではなく,一部の単語にのみ見られる。古い時期の発音変化の名残であろう。
  • 「息子」 + - 「…様」 → 「おぼっちゃん」, 「娘」 + - 「お嬢さん」
  • 「針」 + - 「仕草」 → 「針仕事」
  • - 「知る」 + -다시피(北:-다싶이) 「…するごとく」 → 다시피《書》 「ご存知のとおり」
 日本語訳 
    大韓民国 愛国歌
                    安益泰 作曲

日本海の水が干上がり,白頭山がすり減るほどに
神様が護持してくださり,わが国いく代に
《くりかえし》 むくげ,三千里,麗しき山河
大韓の人,大韓として,とわに保たん

南山にかの松の木,鉄甲をまとったごとく
風霜の不変なるはわれらが気なり
《くりかえし》

秋空広いが高くて雲なく
明るき月はわれらが胸中の一筋なるなり
《くりかえし》

この気とこの心で忠誠を尽くし
苦しくとも楽しくとも国を愛せん
《くりかえし》


    朝鮮民主主義人民共和国 愛国歌
                    朴世永 作詞,金元均 作曲

朝は輝けこの山河,金銀の資源も豊かで
三千里うるわしわが祖国,五千年の永き歴史に
《くりかえし》 燦爛たる文化で育った賢き人民のこの栄光
体と心みな捧げてこの朝鮮,とわに奉らん
《くりかえし》

白頭山の気をみないだき,勤労の精神は宿り
真理で1つになった固き心,全世界に先立ち進まん
《くりかえし》 湧き立つ力,怒涛も押し出し,人民の意で建った国
限りなく豊かで強い朝鮮,とわに輝かさん
《くりかえし》

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