授業カリキュラム
COIL型授業では日本の3大学とアメリカのパートナー大学との間で、適宜授業を組み合わせつつ、COIL1~COIL4の4つのテーマに沿ったカリキュラムを構築していきます。
COIL型授業のテーマ
新しい日本文化理解と多元的歴史像
古いステレオタイプ的なオリエンタリズムから脱却し、近年注目されている「国際日本学」という観点から最新の日本文学、日本の映像文化、日本思想、サブカルチャーをめぐる分析や批評を学ぶ。
東アジアにおける人間の
安全保障とアメリカのプレゼンス日米安保や日米同盟の課題と問題点、東アジアの国際秩序の多極性、日中韓における歴史認識問題、人間の安全保障の可能性など、日米関係を重要な視点に、現代の東アジアの安全と平和を論じる。
日米間のイシューをめぐる
ジェンダー・スタディーズ最新のジェンダー・スタディーズの手法を用いて、文学・映像・サブカルチャーなどの素材を積極的にとりあげ、日米間にあるトピックをめぐる問題点をジェンダー論の観点から討議する。
ハザード・スタディーズ
(震災文学・災害と防災・原発)阪神淡路大震災や東日本大震災、原発災害など災害大国日本の経験を中心に、各種の自然災害の影響、震災文学論、災害ユートピア論、危機管理などを、ハザード・スタディーズという観点から統合して考察する。
プログラム
Postwar U.S.-Japan Relations
- 春名展生/東京外国語大学大学院国際日本学研究院
The Pacific War revisited: historical research and collective memories
- 春名展生/東京外国語大学大学院国際日本学研究院