品川 大輔 (SHINAGAWA Daisuke)

氏名 / Name 品川 大輔 (SHINAGAWA Daisuke)
所属職名 / Affiliation アジア・アフリカ言語文化研究所/准教授
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa/Associate Professor
電子メール / Email ds@aa.tufs.ac.jp
ウェブページ / Website
取得学位 /
Academic Credentials
  • 修士(文学)(名古屋大学) 2001年
  • 博士(文学)(名古屋大学) 2008年
専門分野(科研費分類) /
Research Field(s) (by KAKEN)
  • 言語学
    Linguistics
研究キーワード /
Research Keywords
  • 言語学,バントゥ諸語
    Linguistics, Bantu languages

自己紹介 / Biography

サハラ砂漠以南で広く話されるバントゥ諸語のうち,とくにキリマンジャロ山周辺で話される諸言語(キリマンジャロ・バントゥ諸語)を,その言語が話される現地に赴いて調査しています.キリマンジャロ周辺にはおよそ20ほどの言語/方言が話されていますが,言語学的な調査に基づく記述資料に乏しい言語を中心に調査を行ってきました.2014年のAA研言語研修で扱ったロンボ語も,そのようにして調査した言語のひとつです.調査を進めていくなかで目指してきたことは,1) キリマンジャロ周辺の各言語の文法そのものを明らかにすること,2) それをもとにして諸言語間の関係を検討し,それらが分岐していったプロセスに光を当てること,そして 3) キリマンジャロ・バントゥ諸語内部の言語特徴をそれ以外のバントゥ諸語にみられる現象に照らし合わせて分析すること,といった形で拡張しながら現在に至っています.個から一般へと拡がっているように見える私の関心は,しかし一方では,視野を広げるほどに際立って見えるひとつひとつの言語の独自性と,その集積体としての言語の(そして文化の)多様性のほうに,より深く根差しているように思います.

所属学会 / Affiliated Academic Societies

    • 日本アフリカ学会
      Japan Association for African Studies
    • 日本言語学会
      The Linguistic Society of Japan

主要研究業績 / Main Research Publications

論文 / Papers

著書 / Books

  • 『チャガ=ロンボ語(Bantu E623)基礎語彙集』, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語, 単行本(学術書), 共著, 2015年
    A Basic vocabulary of Chaga-Rombo (E623), Scholarly Book, Multiple Authorship , 2015
  • 『チャガ=ロンボ語(Bantu E623)文法スケッチ』, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語, 単行本(学術書), 単著, 2014年
    A grammatical sketch of Chaga-Rombo (E623), Scholarly Book, Single Author, 2014

総説・解説記事 / Review Papers

  • 「「姿勢のよい闊歩」はどこから来てどこへ行くのか―バントゥ諸語の語彙分布から探る―」, 『フィールドプラス』, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 総説・解説(その他), 単著, 2017年

研究発表 / Presentations

  • Linguistic diversity and unity in Swahili contact varieties: a shared element not attested in "Swahili", SOAS, University of London and Beijing Foreign Studies University Joint Conference Diversity of Cultures and Languages in Asia and Africa, International conference, SOAS, Beijin Foreign Studies University, and London Confucius Institute, Oral Presentation(general), Senate House, SOAS, London, 2018
  • *-ag in Kilimanjaro Bantu: its diachronic path and implications to micro-typology, 第9回世界アフリカ言語学会議, 国際会議, 口頭(一般), Mohammed V University – Rabat, 2018年
  • Notes on the distribution of relative constructions in Sheng: with special reference to -enye RC, 第7回国際バントゥ諸語学会, 国際会議, 口頭(一般), The River Club, Mowbray, Cape Town , 2018年
  • Variation in Swahili: Micro-typology, Sociolinguistic Diversification and Language Contact, 第7回国際バントゥ諸語学会, 国際会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(公募), The River Club, Mowbray, Cape Town, 2018年
  • Toward a ‘state of the art’: Variation in Swahili, current approaches, trends and directions, 第7回国際バントゥ諸語学会, 国際会議, 口頭(一般), The River Club, Mowbray, Cape Town, 2018年
  • Typological variation of negative particles in Chaga, 第20回国際言語学者会議, 国際会議, 口頭(一般), Cape Town International Conference Center, 2018年
  • ウル語(Bantu E622D)の否定標示, 日本アフリカ学会第55回学術大会, 国内会議, 口頭(一般), 北海道大学, 2018年
  • Micro-typological observation on negation marking systems in Chaga, Morphosyntactic variation in Bantu: Typology, contact and change Workshop at SOAS, 国際会議, Leverhulme project "Morphosyntactic variation in Bantu: Typology, contact and change", 口頭(一般), SOAS, University of London, 2018年
  • On some typological characteristics and their group-internal variation in Kilimanjaro Bantu languages, Linguistics Departmental Seminar Series, SOAS, University of London, International conference, Public discourse, seminar, tutorial, course, lecture and others, 2017
  • ロンボ語(Bantu E623)の声調パターン試論, AA研共同利用・共同研究課題「アフリカ諸語における声調・アクセントの総合的研究」2017年度第1回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 2017年
    Tentative analysis on tone patterns in Rombo (Bantu E623), Internal meeting, Oral Presentation(general), 2017
  • スワヒリ語を基盤とする都市混合言語における新たな文法特徴の創出, 日本言語学会第154回学術大会, 国内会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(公募), 首都大学東京, 2017年
  • シェンの二つの流動性, 日本アフリカ学会第54回学術大会, 国内会議, 口頭(一般), 信州大学教育学部, 2017年
  • 「キリマンジャロのことば―チャガ諸語の共時的多様性と分岐のプロセス」, 京都大学タンザニアフィールドステーションセミナー(第18回), 国際会議, 口頭(一般), International School of Tanganyika, 2017年
  • 「アフリカ都市言語研究の動向と都市言語の諸相―シェン(Sheng)を事例に―」, 日本アフリカ学会関西支部主催2016年度第1回若手研究会「表現する主体としてのアフリカの人々―日常生活の言語・文学・音楽―」, 国内会議, 口頭(一般), 大阪大学(豊中キャンパス), 2017年
  • 「最新版Microvariationパラメター内容の紹介およびバントゥ諸語のマイクロバリエーション国際ワークショップ(3月3-5日開催予定)の事前打ち合わせ」, AA研共同利用・共同研究課題「バントゥ諸語のマイクロ・バリエーションの類型的研究(フェーズ1)」2016年度第2回研究会, 国際会議, 口頭(一般), 2016年
  • 「ダルエスサラーム大学Microvariationワークショップ報告」, AA研共同利用・共同研究課題「バントゥ諸語のマイクロ・バリエーションの類型的研究(フェーズ1)」2016年度第2回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 2016年
  • 「キリマンジャロ・バントゥ諸語記述研究の射程―マイクロバリエーション研究とその先」, AA研フォーラム, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2016年
  • 「マイクロバリエーションの事例研究:いくつかの具体例」, AA研共同利用・共同研究課題「バントゥ諸語のマイクロ・バリエーションの類型的研究(フェーズ1)」2016年度第1回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2016年
  • A tentative analysis on morphosyntactic microvariation in Kilimanajaro Bantu, 8th World Congress of African Linguistics, International conference, Oral Presentation(general), Kyoto University, 2015
  • チャガ語群における前倚辞ni= の言語間対照のための試論, アフリカ言語研究会(Aflang), 国内会議, 口頭(一般), 京都大学, 2015年
  • Vowel coalescence and morphological micro-variations in Kilimanjaro Bantu, International Workshop on Bantu Languages, International conference, Oral Presentation(general), SOAS, University of London, 2014
  • バントゥ諸語の動詞項構造とそれに影響を与える諸要因, 動詞項構造研究会, 国内会議, 口頭(一般), 名古屋大学, 2013年
  • チャガ諸語の移動動詞に由来するモダリティ・マーカー ―「確信性」解釈の不一致をめぐって―, AA研共同研究課題「アフリカ諸語のイベントの統合のパターンに関する研究」2012年度第2回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト, 2012年
  • Habitual ci- in Chaga-Uru, 42nd Colloquium on African Languages and Linguistics, International conference, Oral Presentation(general), Leiden University, 2012
  • Bidirectionality in the grammaticalization of 'come' and 'go' in Chaga, 7th World Congress of African Linguistics, International conference, Oral Presentation(general), University of Buea, 2012
  • チャガ諸語に関するいくつかの謎―キリマンジャロ横断フィールド調査から―, 名古屋言語研究会第100回記念大会, 国内会議, 口頭(招待・特別), 名古屋大学, 2012年
  • キリマンジャロ・バンツー諸語におけるTAマーカーの分布と対応―今後の(横断的)調査に向けてー, AA研共同研究課題「言語接触と系統継承:大湖地域から南部アフリカにかけて話されているバンツー諸語と隣接言語の記述研究」2009年度第2回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2009年
  • ルヮ語(Bantu, E61)における *-ag の対応形とTA体系内の位置づけ, 名古屋言語研究会第66回例会, 国内会議, 口頭(一般), 名古屋大学, 2009年
  • Historical split of *-ag in Rwa (E61), 3rd International Conference on Bantu Languages, International conference, Oral Presentation(general), Royal Museum for Central Africa, 2009
  • ケニアの多言語状況:「スワヒリ語」をめぐる言語政策,言語教育,言語使用, AA研共同研究課題「多言語状況の比較研究」2008年度第3回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2009年
  • バントゥー諸語における適用形動詞の類型と目的語対称性, 日本言語学会第137回大会, 国内会議, 口頭(一般), 金沢大学, 2008年
  • シェン(Bantu, G40E)の文法的混質性に関する記述言語学的スケッチ, Pop Africa, 国内会議, 口頭(一般), 国士館大学, 2008年
  • TA System in KiRwa (KiMeru, Bantu E.61): With a Special Focus on –ie (*-ide) Verb Forms, 第35回アフリカ諸語および言語学コロキアム, 国際会議, 口頭(一般), ライデン大学, 2005年
  • ルワ語(バンツー諸語)の動詞音調―音調列右方移動の問題を中心に―, 日本言語学会第126回大会, 国内会議, 口頭(一般), 青山学院大学, 2003年

現地の調査・研究 / Field investigation / research

  • ケニア・ナイロビおよびタンザニア・キリマンジャロ州における言語調査, ケニア,タンザニア, 2018年
  • ロンドン大学SOASにおける共同研究, 連合王国, 2017年-2018年
  • タンザニア・キリマンジャロ州における言語調査, タンザニア・キリマンジャロ州, 2017年-2018年
    Linguistic Field work in Kilimanjaro region, Tanzania, Kilimajaro region, Tanzania, 2017-2018
  • タンザニア連合共和国キリマンジャロ州での言語調査およびケニアでの研究ネットワーク構築, タンザニア,ケニア, 2017年
  • タンザニア連合共和国キリマンジャロ州での言語調査(ウル語), タンザニア, 2016年
  • タンザニア連合共和国キリマンジャロ州での言語調査(ウル語)およびダルエスサラーム大学でのワークショップ参加 , タンザニア, 2016年

過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究費 /
Research Grants Awarded (in the last 10 years)

  • 科学研究費 基盤研究(C) 言語ドキュメンテーションに基づくバントゥ諸語のミクロな類型的多様性の探究(2016年度-2018年度)
    Scientific research fund Grant-in-Aid for Scientific Research(C) A typological approach to Bantu micro-variation: based on linguistic description and documentation(2016-2018)
  • 科学研究費 若手研究(B) キリマンジャロ・バンツー諸語における構造類型的な内的多様性の記述と分析(2013年度-2015年度)
    Scientific research fund Grant-in-Aid for Young Scientists(B) Description and Analysis on Morphosyntactic Typological Variety of Kilimanjaro Bantu (2013-2015)
  • 科学研究費 若手研究(B) 未記述のキリマンジャロ・バンツー諸語に関する横断的文法記述研究(2010年度-2012年度)
    Scientific research fund Grant-in-Aid for Young Scientists(B) Grammatical description on under-described languages across Kilimanjaro Bantu area(2010-2012)

Last updated on 2018/11/12

PAGE TOP