工藤 嘉名子 (KUDO Kanako)

氏名 / Name 工藤 嘉名子 (KUDO Kanako)
所属職名 / Affiliation 大学院国際日本学研究院/教授
Institute of Japan Studies/Professor
電子メール / Email
ウェブページ / Website
学位 /
Degree
  • 修士(教育学)(国際基督教大学) 1992年
研究分野(e-Rad分野) /
Research Field(s) (by e-Rad)
  • 日本語教育
    Japanese language education
研究キーワード /
Research Keywords
  • 日本語教育学
    Japanese Language Education

受賞 / Awards

  • 第17回日本語教育方法研究会優秀賞 (2024年03月)
  • 第13回日本語教育方法研究会優秀賞 (2019年03月)
  • 第1回日本語教育方法研究会優秀賞 (2013年03月)

主要研究業績 / Main Research Publications

論文 / Papers

  • 現職者のキャリア形成における日本語教育リカレントコースの意義と課題 ―修了生を対象とした追跡調査をもとに―, 東京外国語大学国際日本学研究, 4号, 138-155, 2024年
  • 学習者は事前学習課題としての文型動画視聴をどう受け止めたのか—初級日本語オンライン教材の開発に向けて—, 東京外国語大学国際日本学研究, 3巻, 111-121, 2023年
  • 初級日本語オンデマンドコースの開発と検証—スクーリングの有用性に着目して—, 東京外国語大学国際日本学研究, 3巻, 96-110, 2023年
  • フィールドワーク型タスクにおける効果的な情報収集・活用のし方—内容の充実した口頭発表を実現させるために—, 留学生日本語教育センター論集, 第45号, 155-172, 2019年
  • 異なるディスカッション課題における日本語学習者間のやりとりの比較—賛否両論型と問題解決型のディスカッションの場合—, 日本語・日本学研究, 8号, 51-65, 2018年
  • 問題解決型のディスカッションにおける学習者間やりとりと課題遂行の関係 ―問題のある提案内容に着目して―, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 44号, 1-17, 2018年
  • ドイツの交流協定校における日本語教育事情調査報告, アカデミック日本語能力到達基準の策定とその妥当性の検証—成果報告書(2017)—(課題番号26284070 平成26年度〜平成28年度 科学研究費補助金基盤研究(B)研究代表者:藤森弘子), 135-141, 2017年
  • 全学日本語プログラムにおける交換留学生のレベル配置の傾向について, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 42号, 197-210, 2016年
  • 中級教科書『出会い』におけるタスクの設計, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 41号, 201-215, 2015年
  • 日本人大学生の意見文における「譲歩」の論理性, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 40号, 35-51, 2014年
  • 1分スピーチに求められる「具体性」とは何か—問題解決型のスピーチの場合—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 40号, 1-14, 2014年
  • 超級学習者の意見文における「譲歩」の論理性, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 39号, 1-16, 2013年
  • 専門書読解授業における《図解活動》の試み—論理構造を読み解く力を養うために—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 27号, 63-72, 2011年
  • 教科書語彙リストのあり方について—新中級教材開発に向けた予備調査—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 36号, 101-111, 2010年
  • 初級1分スピーチの産出にみるモデル提示の作用, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 35号, 47-62, 2009年
  • 口頭表現レジュメの段階的指導の試み—超級レベルの留学生を対象とした実践例—, 日本語教育研究への展望—柏崎雅代教授退職記念論集—, 389-407, 2009年
  • 「基礎科学」の授業における漢字語彙習得の諸相, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 34号2008年
  • 「基礎科学」再考—授業アンケートおよびインタビュー調査の結果を参考に, 東京外国語大学留学生日本語教育センター論集, 34号2008年
  • 「基礎科学」における高頻度動詞の用法—初級日本語学習者のための基礎科学教材の開発に向けて—, 理工系留学生のための基礎科学教材の開発と利用に関する研究(『外国語学習における独習型読書支援システムの開発と利用に関する基礎的研究』(課題番号17500576 平成17年度〜平成19年度 科学研究費補助金基盤研究(C) 研究代表者:道脇綾子 研究成果報告書), 45-64, 2008年
  • 「基礎科学」における重要度の高い漢字および漢字語, 『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』, 33号, 27-42, 2007年
  • 「〜にむけて」「〜にむかって」「〜をめざして」の意味・用法, 『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』, 31号, 31-45, 2005年
  • 音声付き読解教材を利用した口頭発表指導—「目型」の発表から「耳型」の発表への転換—, 『小出記念日本語教育研究会論文集』, 11号, 7-22, 2003年
  • 「中間発表」を組み込んだ口頭発表指導−談話指導を中心に−, 外国語学習における独習型読書支援システムの開発と利用に関する基礎的研究(課題番号11480039 平成11年度〜平成14年度 科学研究費補助金基盤研究(B)(2) 研究代表者:鈴木庸子 研究成果報告書), 175-190, 2003年
  • 専門教育への橋渡しとしての日本語教育−「新書ライブラリー」における否定表現の分析より−, 『小出記念日本語教育研究論文集』, 2000年
  • Discourse practices and functions of teacher scaffoldings in a group discussion task, 『立命館教育科学プロジェクト研究シリーズXI 外国語教育におけるFD研究』, 117-127, 1999年
  • 日本語の読解における学習課題とストラテジーの関係に関する調査, 小出記念日本語教育研究会論文集, 2号, 81-103, 1993年
  • 日本語の読解における学習課題とストラテジーの関係, ICU夏期日本語教育論集, 9号, 136-144, 1992年

書籍等出版物 / Books and Other Publications

  • 日本で学ぶ留学生のための中級日本語教科書 出会い【別冊:文型・表現練習編】, ひつじ書房, 教科書・概説・概論, 共著, 2016年
  • 日本で学ぶ留学生のための中級日本語教科書 出会い【本冊:テーマ学習・タスク活動編】, ひつじ書房, 教科書・概説・概論, 共著, 2015年
  • 複合助詞がこれでわかる, ひつじ書房, 学術書, 編集, 2007年
  • 文科系留学生・日本人学生のための一般教養書 国境を越えて[本文編]改訂版, 新曜社, 教科書・概説・概論, 分担執筆, 2007年
  • 文科系留学生・日本人学生のための一般教養書 国境を越えて[本文編], 新曜社, 教科書・概説・概論, 共著, 2001年
  • 文科系留学生・日本人学生のための一般教養書 国境を越えて[文型・表現練習編], 新曜社, 教科書・概説・概論, 編集, 2001年

講演・口頭発表等 / Presentations

  • オンデマンド教材を併用したブレンド型初級文法授業, 第62回日本語教育方法研究会, 国内会議, 日本語教育方法研究会, ポスター発表, 愛知大学, 2024年
  • オンデマンド型日本語準備講座の意義—日本語ゼロビギナーへのインタビューをもとに—, 第61回日本語教育方法研究会, 国際会議, 口頭発表(一般), 2023年
  • 学習者は事前学習課題としての文型動画視聴をどう受け止めたのか—初級日本語オンライン教材の開発に向けて—, 第59回日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 2022年
  • 多様なフィールドへの理解を促す日本語教員養成の試み—企業を想定した日本語研修を考える—, 第58回日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 2022年
  • 業務を円滑に進める上で必要な「確認」とはどのようなものか—会議場面における「確認します」に着目して—, より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて—職場をフィールドとしたコミュニケーション研究—, 国際会議, 口頭発表(一般), 2020年-2021年
  • AJ Can-doリストの概要と技能・レベル別サンプルの紹介, 令和元年度日本語教育・教材開発・実践教育研修共同利用拠点事業研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 2020年
  • ブレーンストーミング型の話し合いにおける「書く」という行為の問題点, 第52日本語教育方法研究会, 国内会議, 日本語教育方法研究会, 口頭発表(一般), 杏林大学, 2019年
  • 話し合い活動の問題点とその解決に向けた取り組み, 中級教科書『出会い』教育実践報告会, 国内会議, 東京外国語大学留学生日本語教育センター「日本語教育・教材開発・実践教育研修共同利用拠点」, 口頭発表(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2018年
  • 人的・物的リソースを活用した大学間連携ネットワークの形成ー教育関係共同利用拠点のさらなる活用に向けてー, 2018年度日本語教育学会春季大会, 国内会議, 日本語教育学会, シンポジウム・ワークショップ パネル(公募), 東京外国語大学, 2018年
  • 「自己点検」を組み込んだ問題解決型ディスカッションの試み―具体的かつ説得力のある提案を促進するために―, 日本語教育方法研究会, 国内会議, 日本語教育方法研究会, ポスター発表, 名古屋大学, 2018年
  • 異なるディスカッション課題における学習者間のやりとりの比較—テーマ学習の深化という観点から—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 宮城教育大学, 2017年
  • 教育実践を記述する—JLPTUFSアカデミック日本語Can-doリスト〈聴解〉を事例として—, 平成28年度名古屋大学国際言語センター国際シンポジウム「日本語教育実践の課題と成果の可視化に向けた記述枠組み—, 国内会議, 口頭発表(招待・特別), 名古屋大学国際言語センター, 2017年
  • アカデミックな日本語力養成を目指した聴解Can-doリストの開発, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 日本学生支援機構東京日本語教育センター, 2016年
  • テーマとタスクを融合させた中級教科書の開発—開発のプロセスと教科書の概要について—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 学習院大学, 2015年
  • 意見文における効果的な「譲歩」とそうでない「譲歩」, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 立命館アジア太平洋大学, 2013年
  • 1分スピーチに求められる「具体性」とは何か—問題解決型のスピーチの場合—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京大学, 2013年
  • アカデミックな日本語力養成を目的とした中級教材開発—基礎研究からテーマ選定までのプロセス—, 2012年日本語教育国際研究大会, 国際会議, ポスター発表, 名古屋大学, 2012年
  • 「アカデミック・タスク」と下位タスク、言語スキルとの関係, 2011年度日本語教育学会秋季大会, 国内会議, 口頭発表(一般), 米子コンベンションセンター, 2011年
  • 学部教養科目で求められる「知的活動」に関する調査—アカデミックな日本語力養成のための教材開発に向けて—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 京都外国語大学, 2011年
  • eラーニング教材JPANGを用いた統合型学習—中級レベルにおける効果的な学習モデルの提案—, 2011年日本語教育国際研究大会, 国際会議, 口頭発表(一般), 天津外国語大学, 2011年
  • 知的言語活動を可能にする「アカデミック・タスク」の定義, 第13回専門日本語教育学会研究討論会, 国内会議, 口頭発表(一般), 東北大学, 2011年
  • JPLANG中級口頭表現教材〈試作版〉の紹介—授業とeラーニングとの関連づけ—, 教育GP「グローバル戦略としての日本語eラーニング」シンポジウム「日本語のレベルに応じたeラーニングJPLANGの活用」, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京外国語大学, 2011年
  • タスク・シラバスに基づく口頭表現指導—中級レベルを中心に—, 筑波大学留学生センター日本語教育研修会, 国内会議, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 筑波大学留学生センター, 2011年
  • 口頭表現指導における実践とJLCスタンダーズ—初級・中級レベルの評価法を中心に—, 教育GP「世界的基準となるJLCスタンダーズの構築」シンポジウム「JLC日本語スタンダーズの今後の展望」, 国内会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2010年
  • 専門書読解における図解活動の試みについて, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 東京農工大学, 2010年
  • アカデミック・プレゼンテーション能力を養うために—コンテント・ベース教材を用いた段階的指導法—, 教育GP「世界的基準となるJLCスタンダーズの構築」シンポジウム「大学におけるアカデミック・ジャパニーズの現状と課題」, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2010年
  • eラーニング教材JPLANGの新規コンテンツ紹介—1分スピーチ及び基礎科学—, 教育GP「グローバル戦略としての日本語eラーニング」シンポジウム「eラーニングとコーパス」, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2010年
  • 内容に深見のある口頭表現能力を養うために—上・超級クラスの実践から見えてきたこと—, コンテント・ベース教育研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 武蔵野大学, 2010年
  • 初級からのスピーチ指導—まとまりのある話ができるために—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 神奈川大学, 2009年
  • 東京外国語大学の「JLC 日本語スタンダーズ」に基づいた口頭表現指導, 日本語教育学世界大会2008, 国際会議, 韓国日本学連合会、韓国日本語教育研究会、日本語教育学会他, 口頭発表(一般), 釜山外国語大学校(韓国), 2008年
  • 日本語初級レベルの理科系留学生を対象とした基礎科学教材の開発, 日本語教育方法研究会, 国内会議,  , ポスター発表,  東京国際大学, 2008年
  • JLC日本語スタンダーズの実践報告—話す—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター研究会「JLC日本語スタンダーズの実践」, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2007年
  • 日本語スタンダーズを考える—聞く—, 東京外国語大学留学生日本語教育センターシンポジウム「日本語スタンダーズを考える」, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2005年
  • 口頭発表の準備段階における「中間発表」の意義—談話指導の側面から—, 日本語教育方法研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 群馬大学, 2002年
  • 音声付き読解教材を利用した口頭発表指導の一例, 第11回小出記念日本語教育研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京女子大学, 2002年
  • 学部留学生の口頭発表にみる「話し方」の規範—言語社会化の視点から—, 第10回小出記念日本語教育研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京女子大学, 2001年
  • 学部留学生のブックレポートにみる言語社会化, 立命館大学国際言語文化研究所プロジェクトBⅡ研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 立命館大学, 2000年
  • 社会科学系学術日本語中上級教材開発のための基礎的調査—語彙・テーマの選定にあたって—, 1999年度日本語教育学会秋季大会, 国内会議, ポスター発表, 岡山大学, 1999年
  • 専門教育への橋渡しとしての日本語教育を考える—「新書ライブラリー」における否定表現の分析より—, 第8回小出記念日本語教育研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 東京女子大学, 1999年
  • 読書支援システム「新書ライブラリー」における高頻度名詞の分析, 日本語教育方法研究会, 国内会議, ポスター発表, 同志社女子大学, 1998年
  • 日本語の読解における学習課題とストラテジーの関係に関する調査, 第2回小出記念日本語教育研究会, 国内会議, 口頭発表(一般), 国際基督教大学, 1993年

Last updated on 2024/4/17

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